マイナスイオンに癒されたい！九州の滝6選
佐賀
熊本
大分
宮崎
更新日：2018年03月22日
夏の旅行で訪れたい九州各地のひんやり滝スポットをセレクト。マイナスイオンたっぷりの天然クーラーで、夏の暑さを吹き飛ばしましょう。「日本の滝百選」に選ばれた名瀑を含む、6か所を紹介します。
清涼なしぶきが舞う名瀑は、アジサイの名所としてもおなじみ：見帰りの滝／佐賀県
「日本の滝百選」にも選ばれた佐賀県有数の名瀑は、滝壺のすぐ近くまで行くことができ、滝のマイナスイオンをたっぷりと浴びることができます。周辺には伊岐佐川にかかる「あじさい橋」や「もみじ橋」といった遊歩道があり、渓流を眺めながら散策するのもおすすめです。また、アジサイの名所としても有名で、毎年6月には約4万株が咲き誇ります。
渓流沿いの遊歩道は片道約15分の散策コース。「ほたる橋」周辺では水遊びも楽しめます。また、「ほたる橋」の名の通り、初夏になるとホタルが見られるスポットです。
表と裏で違う表情を見せる、日本有数の「裏見の滝」：鍋ヶ滝／熊本県
まるでカーテンのように広がる滝を裏側から見学できる「裏見の滝」として人気の観光スポット。幅約20m、落差約10mと、落差よりも川幅が広いため優しい印象で、新緑の頃が特に美しいといわれています。例年、GW期間中には滝を裏側からライトアップするイベントを開催。表・裏、昼・夜と様々な楽しみ方ができる名瀑です。
以前は知る人ぞ知るスポットでしたが、某飲料のCMに登場したことから一躍有名に。滝までの歩道が整備されているので、家族連れでも安心です。
いろんな角度から観賞できる“東洋のナイアガラ”：原尻の滝／大分県
のどかな田園地帯に突如として現れる幅120m、高さ20mの滝で、「日本の滝百選」にも選ばれています。整備された遊歩道や滝見橋をはじめ、ほぼ360度から観賞できる珍しい滝ですが、暑い時季は滝壺から間近に見るのがおすすめ。豪快な水しぶきがミスト状に降り注ぎ、“涼感"満点です。横に広く伸びる形が似ていることから「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。
遊歩道からは側面を、吊り橋からは全景を、滝上の崖からは滝壺を見下ろす景色が見られ、さらに下に降りて滝の近くまで接近することもできます。周囲を巡ってお気に入りの角度を見つけてください。
滝で楽しむウォータースライダーが子供に大人気：龍門の滝／大分県
落差20m、幅40mの豪快な2段落としの滝です。中段から続く筑紫溶岩の緩やかな傾斜はツルツルの肌触りで、まさに天然のウォータースライダー。毎年夏になると若者や子供達で賑わい、風物詩となっています。お尻に敷くマットはレンタルOK。近くには、ぬめりのある“美人湯"をかけ流す温泉やキャンプ場もあり、1日たっぷり楽しめます。
滝滑りはスタート地点で難易度が変わります。女性や子供は、滝中央のポイントからスタートするのがおすすめ。マットは滝の近くにある茶屋でレンタルしましょう。
渓谷を手漕ぎボートで進み、「真名井の滝」に最接近：高千穂峡／宮崎県
国の名勝にも指定されている渓谷で、阿蘇の火山活動で噴出した溶岩が冷え固まり、五ヶ瀬川の流れに侵食された断崖がそそり立っています。渓谷には「日本の滝百選」に認定された落差約17mの「真名井（まない）の滝」があり、渓谷内を手漕ぎボートで進めば、下から滝を見上げる絶景が楽しめます。例年夏場に滝の夜間ライトアップを行い、その美しさは「日本夜景遺産」にも選ばれています。
渓谷は深いところでは水面まで100mに及ぶところも。天岩戸（あまのいわと）伝説など、神話が数多く残る高千穂は、全国的にも有名なパワースポットとして知られています。
3つの滝を一度に見られる贅沢な名瀑：関之尾滝／宮崎県
幅40ｍ、高さ18ｍに及び、「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑です。自然が作り出した大滝に加え、明治時代に人工的に作られた男滝、女滝で構成されているのが特徴で、3本の滝が、それぞれ滝壺めがけて落下していく光景は雄大のひとこと。滝上流には世界有数の甌穴（おうけつ＝小石や水流で川床の岩盤が削られたもの）があり、国の天然記念物に指定されています。
ビュースポットはいくつかありますが、大滝正面の展望台から見るのが定番です。例年、夏休み期間中はライトアップが施され、幻想的な雰囲気が楽しめます。
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