城下町「唐津」でのんびり街歩き
佐賀
更新日:2019年09月11日
日本三大松原である「虹の松原」と砂浜、「宝当神社」のある高島、「唐津城」が作り出す絵のような風景。唐津はとにかく魅力が満載。伝説のダイバー、ジャック・マイヨールが愛した唐津の海は彼の原点だとか。
「鏡山」からの絶景
虹ノ松原の背後に立つ「鏡山」の展望テラスからの眺めは一度は味わいたいものですね。
松のトンネルを抜け
虹の松原を抜く202号線をドライブ。
松のトンネルの中を走っている感じで、窓を開けるとほのかに松の香が飛び込んできます。
「からつバーガー」
その虹の松原の中の沿道にある「からつバーガー」はもう定番のお立ち寄りになっているようですね。
昔からずっとこのスタイル。ぱりふわのバンズ、ペッパーの効いたパティ、変わらぬ味でついつい寄ってしまいます。
「唐津城」
松原を抜けると唐津城が見えてきます。
唐津城の藤の花
ここは藤の花が有名。5月には房の長い藤の花と甘い香りに包まれます。
「宝当神社」
唐津湾に浮かぶ高島の「宝当神社」へは、唐津城近くの船着き場から、フェリーや海上タクシーで渡ることができます。
現地には宝くじの販売所もあります。
唐津城の城下町
さて、唐津城から城内と呼ばれる地区を歩き、旧高取邸へ。
このあたりは武士が住んでいた地区で、家並みはそれを感じさせます。
旧高取邸
ここは杵島炭鉱の経営者、高取伊好の邸宅。
和とアールヌーボーを基調とした和洋折衷の邸宅は、建具や調度品、何よりも邸宅内にある能舞台が素晴らしく、とても見ごたえがあります。
是非訪れてみてください。
旧高取邸の能舞台
屋敷内にこのような立派な能舞台があるところはそうはないと思います。ここで能楽を見てみたいものですね。
行きつけのパン屋さん「Neuf」さん
町歩きの途中、行きつけのNeufさんに立ち寄り。
かわいいパンがおいてあります。
「唐津神社」へ
唐津は割とコンパクトな城下町で、そのまま街歩きの歩を進め「唐津神社」へ。
有名な「唐津くんち」は、ここ唐津神社の秋季例大祭です。
唐津くんち
唐津は11月2~4日に開催される「唐津くんち」を抜きには語れません。
和紙と漆でつくられた豪華な曳山が狭い城下町をドリフト気味に駆け抜ける様は見ごたえがあります。また場面に合せテンポが変わる3種類のお囃子もこの祭りの
大きな特徴です。個人的には2日の宵山がおススメ。
お祭り開催期間以外は「曳山展示場」で曳山の展示を見ることができます。
商店街散策
町歩きは商人の町に入ってきます。
呉服町や魚屋町などの地名が残っていて、ちょっとレトロ感の漂う雰囲気。
鰻の「竹屋」さん、「川島豆腐」さん、魚ロッケの「ふじ川蒲鉾」さんなど狭い路地を巡りながら立ち寄ってはいかがでしょうか?
魚ロッケのふじ川蒲鉾店
佐賀県唐津市中町1859-1
ランチで一休み
お昼はルーナ (Caffe Luna)さんで名物の「焼パキスタン」をいただく。
ナポリタンにカレー、チーズがアレンジされていて中々濃厚。
ここは唐津焼の器で料理が出てくるのもいいですね。
ルーナ (Caffe Luna)
佐賀県唐津市京町1768-4
旧唐津銀行
旧唐津銀行は東京駅や日銀本店を設計した辰野金吾監修の建物。
荘厳な作りや内部の装飾など、現代の建物にはない風情がいっぱい。
窓口や大金庫も残っていて一見の価値があります。
車を降りて唐津の町をゆっくり歩いて巡るのも風情があって、いいものです。
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