全国にその名が知られる佐世保バーガーは、手作りで作り置きをしないことが鉄則になっています。
佐世保米軍基地にほど近い場所に店舗を構える「ハンバーガーショップ　ヒカリ」は、昭和26年に日系アメリカ人からハンバーガーの作り方を習い、その味を70年近く伝え続けているハンバーガー専門店です。平成25年には佐世保駅近くの複合施設「五番街」に2号店もオープンしています。

一番人気はチーズ・ベーコン・エッグが入ったスペシャルバーガー。ジャンボサイズにはチキンのパティが使われ、普通サイズはビーフになっています。味の決め手は甘めの特性マヨネーズ！イートインもできますが、テイクアウトがメインに。場合によっては3時間待ちの行列ができるほどの人気ぶりで、週末は売り切れになることも。

佐世保に来たら、もう一つのご当地名物「レモンステーキ」も食べておきたいところ。レモンステーキは、「時代屋」の初代オーナーが50年ほど前に考案したもので、夏場にさっぱりとした肉料理を味わいたいというお客さんの要望から、薄切り肉に醤油ベースの甘口レモンソースをかけ、熱々の鉄板で提供する今のレモンステーキが誕生しました。分厚いステーキというよりも日本人向けに薄切りにした柔らかい肉は、子どもからお年寄りまで食べやすく、甘めのソースがさらに食欲をそそります。　

レモンステーキでも、通常の2倍もする約200gの肉がいただけるスペシャルレモンステーキがおすすめ。セットと、スープ・サラダ・ライスがついて税込2200円! お肉を食べた後は鉄板にライスを入れて残ったレモンソースを絡めて食べてみてくださいね！

別名「玉屋のサンドイッチ」とも呼ばれるラビアンローズのサンドイッチは、地元民が愛してやまないソウルフード。玉屋デパート１Fにあり50年以上も販売され続けています。平日は200~300個、週末には500~600個も売れるほどの人気ぶりです。

サンドイッチの中身はレタス・キュウリ・トマト・ハム・玉子と甘めのオリジナルマヨネーズ。1箱二人前ですが、一人でもペロリと食べてしまいます。1箱税込700円。スムージーなどのフルーツジュースもあり、女性に人気のお店です。現在はテイクアウトのみ。佐世保玉屋の絶品サンドイッチ、ぜひ一度お試しあれ。

カレーとシュークリームのお店として地元で親しまれている「レストラン蜂の家」。直径15センチほどもあるジャンボシュークリームは一日600個も売れる大人気の商品になっています。

ジャンボシュークリームだけでもインパクト大なのですが、その10倍もあるという「軍艦シュークリームを紹介しましょう。総重量約2kg、6000kcalの巨大スイーツ。1個がジャンボの8 ~10人分(税込4400円)あるので、誕生日などのお祝い事やパーティーに大人気。シューの中にはカスタードクリームと6種類のフルーツがたっぷり入っており、特製のスカッチソース（焦がしキャラメルソース）も10倍の10個付いてきます。この軍艦シュークリームは予約制なので、来店の2日前までにお電話を！くれぐれも一人で挑戦しないように…

佐世保グルメを堪能した後は、佐世保土産に九十九島せんぺいを。1951年に誕生した九十九島せんぺいは、九十九島の美しい島々をピーナッツで表現した銘菓です。六角形になったのは、長寿など縁起のよい海亀の甲羅にヒントを得て採用したのだとか。食感もパリッ！サクッ！と心地よく、食べ出したら止まりません。

佐世保市街地にある九十九島せんぺい本舗直営店では、バラ売りも販売されています。1枚から買えるので食べ歩き用にピッタリ。また、8枚～最大48枚のお土産用のセットのほかに、「ありがとう」や「感謝」などメッセージが入ったもの、季節のデザインのものまでバラエティに富んでいます。