【第166話】久しぶりの大会参加!JAL向津具(むかつく)ダブルマラソン

みなさん、こんにちは!
雨がシトシト降り続けて、まさに梅雨らしい天気だな・・・なんて文章からブログを書き始めようと思っていたのに
まったく梅雨らしくない天気が続いてますね(-_-)
少し遅く梅雨入りしたと思ったら、いきなり梅雨の中休みになって。
たしかに今週、少し雨の日もありましたが絶対的に雨量が少ないですよね・・・
来週1週間の週間天気予報をみても、晴れや曇りマークだらけで・・・このままでは水不足となるのではないかということが心配です(+_+)

さて、6/12ですが、山口県長門市3年ぶりに開催された『JAL向津具(むかつく)ダブルマラソン』に出場しました!
大会HPはこちら→https://www.mukatsuku-w-marathon.com/

こちらの大会は
☆ダブルフルマラソンの部(84・39キロ)
☆シングルフルマラソンの部(42・195キロ)
☆棚田ウォークの部(約30キロ)
の3種目があります。

私はシングルフルマラソンの部に参加(^^♪

コース図はこちら☟
(大会HPより)
全体的にアップダウンの多いコースで、ダブルフルマラソンの部のコース部である向津具半島(むかつくはんとう)の地名通り「むかつく----(‘Д’)」と思わず声の出るような激坂が何カ所かあります(笑)

でも、ゲキサカじゃないんです。

素敵な名所がたくさんあるんです!
(大会HPより)
シングルの部を走ると最初に現れるのが、『立石観音』。
夫婦岩としての大きさや景観ともに日本有数で、頂上には島原の乱後に伝来したと伝えられる、金箔をほどこした木造の観音菩薩立像が安置されているそうです。今年はスタート時点から雨がぱらついたり、風が強く吹いたりで、私が通過したタイミングでは海も結構荒れてる感じでしたが、その荒海の中に立っている姿はとても迫力がありました。

その次は、毎回楽しみな・・・123基の鳥居が100メートル以上にわたって並ぶ『元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)』。昭和30年に地域の網元であった岡村斉(おかむらひとし)さんの枕元に現れた白狐のお告げにより建立されたらしいです。
悪天候のため、青い海!青い空!赤い123基の鳥居!の景色をみることはできませんでしたが、曇り空でもしっかりと赤い鳥居がならんでるのは確認できました☆

元乃隅神社の横を通過し、たくさんパワーをもらったあとから始まるのが前半の激坂ゾーン。
このゾーン、本当にやばいんです(笑)
のぼってものぼっても、ずっとのぼりが続く。しかもめちゃくちゃ急な坂。
神社でいただいたパワーも、あっという間に使い切ってしまうくらいw

登り切った先にあるのが、『千畳敷(せんじょうじき)』。
こちらには大きなエイドもあります。
日本海に面した向津具半島の付け根部頂上にある草原で、高さはなんと東京タワーと同じ333m。
天気がよければ目の前に青く広い空、眼下に日本海が広がる絶景!がみられるはずですが、この日はすんごいガスってて(涙)コースもわからないくらい一面真っ白。ボランティアの方が一部付き添って走ってくださるくらいでした。

ほかには、1999年に農水省が発表した「日本の棚田百選」に選ばれた『東後畑棚田』。
棚田は通常山間部にあることが多いのですが、こちらの棚田は半島部分の丘陵地が海岸近くまであるため、眼下に日本海を望むことができます。そのため、夕日が沈むころ、棚田の先の日本海に、イカ釣り漁船の漁火が無数に輝く光景がとても美しく、毎年多くのカメラマンたちが訪れる場所でもあるそうです。

シングルの部では通らないため私は実際にみたことがないのですが、『俵島』という名所もあります。
向津具半島の突端にある小島で、国の名勝および天然記念物に指定されています。周囲900m・高さ30mあり、全島玄武岩から成っています。米俵を縦に積み重ねたように見えることから俵島とよばれているそうです。

きついだけでなく、こんなにたくさんの自然豊かで美しい名所を走れるマラソンなんてなかなかないんじゃないかと!!!
走ってる時はきつい!!!って気持ちしかなくとも、走った後は『来年もエントリーしようかな?』って思うこと間違いなしです( ´艸`)

大会紹介の次は私の大会レポ☟

今回は練習会で一緒に走っているメンバーと参加しました。

4時過ぎに待ち合わせして、車で受付会場へ~!

スマホアプリだと1時間半くらいで到着となってたけど、運転してくださる方がネットやナビで検索したら2時間半くらい?かかる?という情報もあったため、余裕をもっての行動となりましたが‥‥
結局、スマホアプリに軍配が上がり(笑)、途中トイレに寄ったりしたのですが5時40分ごろには受付会場着。

受付を済ませて(参加賞はTシャツorタオル選べました)
コンビニへ行き
スタート地点へ移動。
ウエアにゼッケン付けたり補給食の確認をしたり。
昨年11月に出場した下関海響マラソン以来の大会。
大会が久しぶりとなると、準備の段階から、何かしら手間取りますよねw
しかも、今回の大会はめちゃくちゃきついコース。
激坂コースとわかっていたので申し込みした段階では4月くらいから朝ランのコースで坂があるところを走るようにしよう!と思っていたのに、3月・4月・5月・・・結局、ランニングを日常的にやることで精一杯で、坂対策どころじゃんなくて。

緊張するー
不安―
わー((+_+))
と、そんな感じでスタートラインに立ちました。
スタート前に練習仲間と一枚。
センター陣取ってすみませんw
8時半スタート。
とりあえず、GO!!!
最初から風が強かったし、雨がぱらついたりでしたが、逆に暑くなり過ぎなかったのは良かったのかも。

のぼってはくだりを繰り返しながら、『立石観音』『元乃隅神社』の横を通過。
そこから、『千畳敷』へつながる激坂ゾーン。

今回は川内優輝選手がダブルの部に出走されていたため一緒にいらしてた奥様の川内侑子さんと、ボランティアの方がたくさん応援してくださいました。でも、応援にこたえる余裕なんてなくて。
走ってるか歩いてるかわからないスピードでしか登れないけど、どうにか気合いで『走ってる風』に上り続けました。

過去に二度出場してるのでわかっていたのに、まったく坂対策の練習をせずに臨んだのでふくらはぎやハムストリングがとれるかと思うくらい、痛かった。本当に痛かった。苦しいし、痛いし、進まないしw

でもやっぱりこういう時に、大会だと、ほかに頑張ってるランナーがいて、応援してくれる沿道の方・ボランティアの方がいて…だからこそ、耐えて走り続けられるんですよね。たぶん、一人で練習してたら歩いちゃうと思う(‘Д’)
大会っていいなーって思う瞬間!!!

坂を上り切ったところにある『千畳敷』は一面、ガスってて真っ白で、本当に景色もなんもなくて残念でしたが、エイドのボランティアの皆さんがゼッケンをみて『ちかちゃん、頑張れー!!!!』とたくさん応援してくれたのが嬉しかったです(^^♪

個人的にはこの千畳敷まで頑張ったら、後半の登り坂はあまり気にならないので、この地点まで走り切れてちょっとホッとしました。
ここから始まる下り坂。
坂を走って下るのがとにかく苦手で、ブレーキかけまくりで、走りました。
イノシシみたいに下りたいのにできないのが悔しいけど、脚力が落ちてるので仕方ないかーと思いながら、こけないように気を付けながら足をすすめました。
途中、田んぼの道を走るところは、今年もやっぱり風が強くて、坂でダメージを受けた脚にはかなり堪えました。
そのあとから27キロ地点くらい始まる、33キロあたりまでの上り坂をクリアしたら、あとはひたすら下るだけなのでランナーさんと声を掛け合いながら、応援に元気をもらいながら走りました!!
3時間3分1秒のコースベストで無事にゴール♡
3時間2分台でゴールしたい!って思ったけど足らなかった。。。後半給水コップとるのを3連荘で失敗→その次のエイドで立ち止まって2杯飲むのロスがこういう時に悔やまれますよねw

ゴール後、パンフレットについていた焼き鳥やとりなべの引換券を使って
練習仲間とおいしくいただきました(^^♪
ほかにはアンケートを書いていただいたアイスクリームなど・・・
色々おもてなしもありましたよー☆

まだまだコロナの影響もある中、様々な工夫や対策をしながら大会を開催してくださりありがとうございました!

久しぶりにランナーの知り合いともリアルで会えて楽しかったです。

激坂に足をやられてしまい、1週間以上辛い筋肉痛との付き合いとなりましたが、今の自分に足りない部分や夏の間の練習の課題が明確になったので梅雨の雨にも夏の暑さにも負けぬよう、ランニングに取り組んでいきたいなと思います。