【第184話】念願の!福岡マラソン2023(2)

先週末(11/18~)…めちゃくちゃ寒かったですね!月初の夏日が嘘のような寒さ到来。
北九州でもみぞれが降ったり。。。何より風も強くて強くて強くて…寒くて走るときは泣きそうになりました(涙)
(ランナーではない人からすると、そんな中走ったんかい!と突っ込まれそうですがw)
今朝も朝ラン時は気温1桁で…だんだんお布団から出にくい季節になってきたなぁ(-_-)

さて、ここからは前回からの福岡マラソンレポの続きを書いていきます!

福岡マラソン当日の朝。
会場へ到着すると、曇っていて、雨が時々ぱらついて、風が強くて。
もう、苦手すぎるコンディションだ…。
でも、こんなコンディションが得意な人はいないはずだし、ここまで来たんだから!!!
ようやくご縁に恵まれ走れるようになった念願の福岡マラソン。笑顔で走るって決めたんでしょう!と自分に言い聞かせる。

フルマラソンって何度走っても、やはり独特の緊張感ってありませんか?
加えて、ここ数年は大会自体に参加する回数もグッと減ったので、本当にイチイチ緊張しちゃうし、忘れ物もしがち。
この日もホッカイロやカッパ(ビニールポンチョ)を用意はしてたのに、自宅から持って出るのを忘れてしまって。
お友達ランナーさんがホッカイロを分けてくれたのでかなり助かりました。

スタート30分前でスタートブロック封鎖となるため、寒空の下での待ち時間は寒くて『とりあえずスタートしたい、早くスタートしたい、さむいさむいさむい』しか頭にありませんでした(笑)

8時20分。待ちに待ったスタート!

この日は
☆笑顔で応援にこたえる。
☆体調を考慮して、無理はしない。
☆でも先につながるレースにしたい。ということで、キロ4で30キロまでは頑張る。そこから残り12キロはキロ5まで落ちたとしてもサブスリーでゴール。

が目標でした(^^)/

ここ数年自分自身の大会参加数が減ったので、楽しむというより、少ないチャンスの中で結果を出さなきゃ!と思いすぎていました。
その結果、心も身体も顔もガチガチで走ることが多かったので…とにかく楽しく走りたい!笑顔笑顔!にこにこRUNをこころがけました♡

コースはこんな感じです
コース概要
(大会HPより)
福岡の中心地・天神のど真ん中をスタートし、都会の街並みや沢山の応援があるコース前半。
九州大学のアップダウンの折り返しで中盤を迎え、そこからは海や山で自然を感じ後半へ。
糸島がフィニッシュ地点です。

都会から自然へ~と、走りながら見える景色はどんどん変わっていくし、沿道の応援もとても多くて、飽きることなく走り続けられました。これでお天気が良かったらサイコーだったのになー…と何度思ったことか。
そして、一番辛かったのは…ずっと北西へ進むのに北西からの強い向かい風。
ありがたいことに、キロ4くらいのペースで行く集団があったのでご一緒させていただき、安定して予定通りのペースが刻めました。


30キロ過ぎたあたりで、その集団の前の方にいたランナーさんが『もうそろそろ向かい風は終わりだと思いますよ~』という感じの事を言われたのでちょっと一安心。
そして、大好きな?得意の?登坂のタイミングでうっかり集団の前に出ちゃった(-_-)
うーん、どうしようと思ったけど、とりあえず引くのも嫌だしこのまま行くかー!という展開に。

正直、まだ向かい風もふいてて…あと10キロもつのかなーと不安に思っていました。
走っている様子
そんな心境でしたが、知ってる方々から沢山応援して頂き、たどり着いた42キロ地点。
昨年の青島太平洋マラソンでは42キロ過ぎてから抜かれてしまい4位になってしまったという苦い思い出があるので、ドキドキしながら後ろを振り返ってみました。

近くに女性ランナーが見あたらず『わぁ…やった!優勝できた!』と思った瞬間、頭にもいろんなことがうかんできて、涙もあふれてきて…まだゴールしていないのに泣いてしまって息が苦しかったです(苦笑)

私だけじゃなくて、みんな大なり小なり色んな思いを抱えてマラソンを走っていることはわかってるんです。
それでもここ数年『なんで私ばっかりこうなるの。。。』と、へこんでみたり、いじけてみたり、走るのやめようかなと思ったり。
その繰り返しでした。

それでも応援してくれる、支えてくれる人たちのおかげで走ることをやめずに続けてこれました。
本当に走っててよかった~と思いながらゴール!!!
泣
糸島市長よりタオルをかけて労っていただいているのに
泣
ゴール地点にいた知り合いの方を見つけても
泣
泣いてる顔しかない(笑)

こんな感じでスタートしてゴールした、福岡マラソン2023でした。