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芸術・紅葉の秋、パノラマ風景を独り占め!田主丸/久留米ぶらり旅

『楽しく生まる』で『たぬしまる(田主丸)』
 皆さん、福岡県の中部に位置する田主丸をご存知ですか?!
 田主丸の風景で印象的なのは、東西に屏風のように連なる美しい耳納連山と雄大な筑後川と
 四季折々の美しい田園風景。ブドウ園の数日本一のフルーツ畑があちこちに広がり、
 11月中旬にかけては柿なども安く、美味しくいただけます。
 ぜひとも今年の紅葉シーズンに観光、食、温泉を堪能してみてはいかがでしょうか。

本佛寺

正式名は、鎮西身延山本佛寺(ほんぶつじ)。
本佛寺は、仏教への弾圧が激しかった明治維新の後、日蓮宗の再建に生涯を尽くしたとされる
高僧 新居日薩(あらいにっさつ)によって創建されました。
31,000坪の広々とした境内には神仏をお祀りする11のお堂があり、九州での中心的な霊場と言われています。
本殿には菅原道真公の窮地を救ったとされる"河童の手"が社宝として安置されています。
毎年7月下旬頃、60年以上の続いている子ども向けの林間学校としても広く知られています。
《境内にある日本庭園》
境内には古風な日本庭園もあります。綺麗に整備されており、時間が立つのも忘れてしまいそうな空間です。
《仁王門から見える筑後平野》
本寺の高台にある仁王門(裏)の間から見える筑後平野の風景は、圧巻です!
仁王門(表)の両脇には、仁王像が立っています。
鎮西身延山本佛寺

福岡県うきは市浮羽町流川1292

http://www.ne.jp/asahi/nichiren/nishiminobu/

屋部地蔵公園

《可愛らしいお地蔵様》
屋部地蔵(やべじぞう)公園は、敷地約5,000坪の広々とした空間の中に、
お地蔵様をはじめ、観音像、羅漢像、カッパ像など337体もの石像がひしめくユニークなスポットです。
またこちらは梅の名所としても知られ、見頃の3月にもなると約300本の白梅が園内を彩ります。
秋には鮮やかな紅葉も見られ、季節ごとに魅力のある充実したスポットと言えそうです!
《無数のお地蔵さまが並んでいます》
石仏師によるそれらの作品はどれも生き生きとした表情で園内に整備された
遊歩道をゆっくりと練り歩きながら、石像ひとつひとつの違いを楽しめます。
特にカッパたちのユーモラスな姿が印象的で、それぞれ何をしているところなのかと想像力をかき立てられます。
《公園内は小川もあり静寂に包まれています》
屋部地蔵公園

福岡県うきは市吉井町屋部583-11

http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/map/pub/detail.aspx?c_id=10&id=182&pg=3

天然温泉 みのう山荘

《自然と一体化した入口で趣があります》
1,800m地下から湧き出た贅沢な源泉かけながしの天然温泉。
耳納連山の麓にあり受付の入り口も自然に溶け込むような佇まいです。
温泉は、内風呂、露天風呂がそれぞれ一つづありお湯は無色・無臭。
露天風呂からは筑後平野を一望しながら、風や水の音、また鳥の鳴き声に癒されます。
11月中旬以降は、温泉につかりながら紅葉を楽しめますので、ぜひとも足を運んでみてください。
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○単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
○泉温:50.0℃ ○PH:7.7
○適応症:神経痛・筋肉痛・関節症・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり
・うちみ・くじき・冷え性・慢性消化器病・痔疾・病後回復期・疲労回復 ・健康増進・前立腺肥大
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《地元で取れた新鮮な野菜と地鶏コース》
温泉とランチをセットで注文。
地元の地鶏や野菜をふんだんに使ったランチを美味しくいただきました。
地鶏もジューシーで大満足!
店内の窓からは、筑後平野を一望でき、"景色"と"料理"でおなか一杯になります。
店員さんも親切で優しい方々です。
《食後のデザート》
ランチとデザートの後は、天然温泉でゆったり。

三連水車

《復興のシンボル 三連水車》
筑後川の恵みを受け、田畑を潤す三連水車。
暴れ川との異名をもつ筑後川から取水する堀川用水には、全国でも珍しい重連水車が現役で活躍しています。
九州北部豪雨も乗り越え、朝倉の復興のシンボルである三連水車は、力強く感じます。
訪問時は、海外からの観光客が何組か記念写真を撮影されていました。
豪雨災害に負けず、今年も農地に水を送っていた水車たちは一休みです。
また、来年6月17日頃に回り始める予定です。夜のライトアップも楽しみの一つ。

久留米市美術館

《美術館前の広場は、広く憩いの場にもなっています》
ブリヂストンの創業者石橋正二郎が自身の出身地である久留米市に寄贈した美術館で、
2016年11月から「久留米市美術館」の名前でリニューアル。
日本近代洋画や書画などを幅広く展示しており、芸術の秋にはぴったり。
ベンチで読書をする人やお花を楽しむ家族連れが多く訪れていました。
 
《バラやマリーゴールドが色とりどりに咲き乱れています(撮影日:2017年11月3日)》
訪問した11月3日は、美術館前の庭園には、綺麗な花々に埋め尽くされていました。
SNS映えしそうな写真が撮れること間違いなしです!

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