「西郷どん大河ドラマ館」「いぶすき西郷どん館」西郷どんのゆかりの地巡り

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「西郷どん大河ドラマ館」「いぶすき西郷どん館」西郷どんのゆかりの地巡り

鹿児島更新日：2018年01月16日

2018年1月より、大河ドラマ西郷どんがスタートいたしました。鹿児島は、西郷隆盛のゆかりの地が多く、又歴史館などが多く登場しています。今回は、観光スポットのみならず、ゆかりの地を訪れたいと思います。

西郷どん大河ドラマ館、維新ドラマの道（鹿児島市内）

鹿児島中央駅より徒歩10分くらいのところに鹿児島市内を流れる甲突川があります。ここは、歴史ロード「維新ドラマの道」の入り口となっており、橋を渡るとすぐに「維新ふるさと館」と「武家屋敷」が見えてきます。

歴史ロード「維新ドラマの道」

鹿児島県鹿児島市加治屋町２２

武家屋敷は、下級武士の屋敷をイメージして再現されたものらしいです。茅葺屋根でしょうか、当時の趣そのままが伝わってきます。屋敷の中から、今にも武士が出てきそうな佇まいです。

「維新ドラマの道」は、甲突川に架かる高麗橋から甲突橋までのおよそ２９０メートルで、入り口には西郷隆盛や大久保利通の肖像画が６本の柱に描かれています。
この道には、高さ２メートルあまり、幅４.５メートルの特殊な画面付きのモニュメントが７か所設置され、画面では３分ほどのドラマを楽しむことができます。ドラマは、タブレットやスマートフォンに専用のアプリをダウンロードすると見ることができる仕組みで、映像にさまざまな情報を重ねて映し出す「ＡＲ」で楽しめます。

スマートフォンの専用アプリをかざすと、面白い仕掛けが。ぜひとも、要チェック！

大きな西郷隆盛の大きな肖像画は、大迫力です。夜はライトアップされているようで、見てみたい！

大河ドラマ館オープン（鹿児島）

2018年1月にオープした大河ドラマ館。とにかく大きい。西郷家・大久保家をイメージした撮影セットの一部再現や、鹿児島ロケのメイキング映像の上映、プロジェクションマッピングを活用したクイズコーナー、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示など、大河ドラマの世界観を体験できます。館内すべて見終わるのに、約45分くらい。駐車場も広く、車での来場もＯＫ。（訪問した日は、1/11観光関係者向け内覧会、館内写真撮影はNGでしたので外観のみの写真です）

入場券の価格（税込）は下記のとおりです。　2018年1月16日現在
普通入場券
大人（高校生以上）　600円　小人（小・中学生）　300円
　※上記の他に前売り券、団体入場券もあります。

いぶすき西郷どん館、鰻温泉（指宿）

ここ指宿にも西郷どんに関するパネルや衣装、歴史上貴重な書物等が多く展示されています。西郷隆盛が訪れたと言われている鰻温泉にも立ち寄ってみました。

いぶすき西郷どん館

鹿児島県指宿市十二町2290番地（指宿市考古博物館時遊館COCCOはしむれ内）

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館内は、西郷どんで一色。１Fは大河ドラマ関連、２Fは西郷隆盛の歴史に関する書物などが多く掲載されていますので立ち寄り必見です。館内全て見終わるのに約1時間くらいでした。

入場券の価格（税込）は下記のとおりです。　2018年1月16日現在
普通入場券
大人（高校生以上）　500円　小人（小・中学生）　300円
　※上記の他に家族割、団体割もあります。

２Ｆの館内では、貴重な歴史資料が幅広く展示されていました。西郷隆盛の功績が業績されており、歴史マスターになること間違いなしです。

子供たちも楽しめる仕掛けが！　大人だけでなく、子供たちにも楽しめる作りになっています。ワクワク。

西郷隆盛ゆかりの湯、鰻温泉、スメ体験

いぶすき西郷どん館から、車で１０分ほど行ったところに、西郷隆盛ゆかりの湯、鰻温泉があります。こちらの鰻温泉、明治7年に西郷隆盛が犬を13匹連れて訪れ、約1か月間滞在しています。滞在中は、開聞岳周辺に狩りに出かけ、兎を獲ったり、近所の子どもたちと遊んだり、雨の日は読書・瞑想・漢詩などを作って過ごしたと伝えられています。そして、この地に佐賀の名士「江藤新平」が西郷さんを訪ね、会談をした場所だそうです。

湯けむりが立ち込め、硫黄の匂いがプンプン、温泉は源泉掛け流しで、なんと利用料２００円です！この地はほかに「男はつらいよ」のロケ地にもなっています。どこが、撮影地だったのか、探してみてはいかがでしょうか。　ヒント：男はつらいよ第34作「寅次郎の真実一路」

区営鰻温泉

鹿児島県指宿市山川成川6517

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この温泉地には、集落のあちらこちらで白い噴気をあげる「スメ」と呼ばれる温泉の蒸気を利用したカマドがあります。現在も、家庭で日常の煮炊きに使われています。共同浴場「区営うなぎ温泉」ではスメで蒸した温泉たまごを販売中。注文してからスメにセットするので、殻をむくのが大変なほど出来立てアツアツです。たまごやさつま芋を持参してスメの利用も可能なので、この地に昔から伝わる調理法を体験してみませんか。

鰻池

隣接する鰻池周辺は、電柱などの人工物が一切なく、西郷隆盛が訪れたであろう時代そのままの状態だそうです。山と湖の静かな雰囲気に、時間が経つのも忘れてしまいます。鰻池の大きさは、なんと、直径1.3km,水深56.5mだそうです。神秘的な雰囲気の漂う池で、木々が生い茂る急な崖に四方を囲まれており、大うなぎが獲れたことからこの名がついたとも・・・。