大河ドラマに決定!西郷どんの銅像を見て桜島へ
鹿児島
更新日:2017年09月01日
鹿児島のスイーツと、年中無休で24時間運航のフェリーを使って桜島を満喫。フェリーのうどんがおいしいの、知ってますか?
仙巌園から徒歩圏内の磯海水浴場(磯浜)へ。
この磯海水浴場(磯浜)周辺には作家 向田邦子が好んで食べた「両棒餅(ぢゃんぼ餅)※」屋さんが数件軒を連ねています。
※ぢゃんぼという名称の語源は「両棒」がなまったもので、上級武士が刀を二本脇に差していた姿で、それを模した姿とされています。
お餅の上から甘い砂糖醤油のトロミたれをかけ、見た目・味・食感はみたらし団子やあぶり餅に近い。
創業145年 平田屋さんの眺めの良い二階でいただきます。
創業145年の老舗 平田屋さん。
平田屋さんの二階。桜島を目の前に鹿児島スイーツを食べることができます。
平田屋さんの二階から見た磯海水浴場(磯浜)。
いくつでも食べられる!?両棒餅。
向田邦子が自著のなかで両棒餅についても下記のように短編エッセイにも書いています。
「長く生きられないと判ったら鹿児島へ帰りたい。(略) 少女期の入口にさしかかった時期をすごしたせいか、どの土地より印象が強く、故郷の山や河を持たない東京生れの私にとって、鹿児島はなつかしい「故郷もどき」なのであろう。」
「〜変らないものは、磯浜のジャンボ。大きいという意味ではない。
名物の餅の名前である。リャン棒のなまったもので、つきたてのやわらかい餅に、うす甘い醤油あんをからませたもの。
昔、これを母が好んだこともあり、よく出かけたものである。ここは今は公園になっているが島津公の別邸であったところで、ここから眺める桜島の美しさは、また格別である。〜」。 『眠る盃』(鹿児島感傷旅行)より
ちなみに「かごしま近代文学館」では向田邦子の常設展があります。
ぢゃんぼ餅 平田屋
鹿児島県鹿児島市吉野町磯9673
桜島フェリーのりばへ。
桜島フェリーは、鹿児島港と桜島港を約15分で結び、年中無休で24時間運航しています。
普段乗らない乗物に乗るだけで旅の気分がよりいっそう盛り上がります。
現在、新旧5種類のフェリーが往来していてどのフェリーでも「うどん」を食べることが出来ます。
ちょうど相席になったおじいさんが「昔(40年前?)はこれにとろろ昆布がはいってたのになぁ〜」と旅ならではのお話も聞くことが出来ました。
個人的には「第二桜島丸(サクラフェアリー)」に乗船して展望フロアで見る桜島がおすすめです。
旅気分がそうさせるのか?フェリーのうどんは美味しい!
運が良ければイルカも見ることができるかも!
あっと言う間の乗船時間(写真は桜島側の港)。
桜島フェリーのりば横には鹿児島水族館があり水路では時間帯によりイルカを見ることができます。
鹿児島に来て忘れてはならないのが桜島と江戸城無血開城や明治新政府樹立など明治維新に功績を残した「西郷どん」です。 西南戦争で新政府軍と戦い敗北し、この城山の地で自刃しました。
本当に地元の鹿児島の人間は桜島と西郷さんが大好きです(悪く言う人に会ったことがありません)。
来春から大河『西郷(せご)どん』の放送が決定していて鹿児島人は浮かれること間違い無しです!
街中のいたるところで西郷さんをみることができます。
もっと知りたい!「西郷どん」
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