次世代の”ありたみやげ”「職人ねこ 有田焼ものがたり」
佐賀
更新日:2018年03月28日
有田400年
唯一無二の職人技とマンガの
幸せな出会い
2016年に、有田焼創業400年目を迎えた佐賀県の有田。有田が誇る有田焼の職人さんの仕事は、現在は機械やコンピューターも用いているとはいえ、その基本的な流れは江戸時代より変わっていません。
そんな有田焼の職人技を新しいカタチでご紹介します。
職人ねこ 有田焼ものがたり
町民デコレ―タ―「DAKARA」のメンバーは、日々のお客様とのふれあいの中から、「有田焼ができるまで」をまだまだたくさんの人々に伝え続けたくて、遊び心を加え、有田焼を新しい価値観を吹き込んで4コマ漫画と缶バッチを企画、次世代へ〝ありたみやげ″として発信されています。
伝統工芸士ムラカミミワコさんが大好きな「ねこ」をキャラクターに新たな挑戦。ユーモアを楽しむデザインの4コマ漫画が描かれています。4コマ漫画はポストカードにもなりました。
職人さんと若手後継者のなにげない「手わざ」の会話が「有田弁」で紹介されています。
眺めるだけでテンションが上がり、洋服に付けるとチャーミング。職人ねこのキャラクター達が愛らしい缶バッチになりました。
4コマ漫画がBOOK型のケースに入り、本棚に並べて楽しめるコレクションになります。
商品情報
①ろくろ師(し) 竜(たつ)っあん Rokuroshi Tattuan
ろくろで器物の形を作る一番重要な部分の仕事師。有田ではろくろを引くこと「転がしよっと!!」という。
②鋳込み屋(いこみや) 源(げん)さん Ikomiya Gensan
ドロドロにした泥しょを石膏型に流し入れて、器物のきじを作っている。熟練の経験と勘が勝負。有田弁で「すごかぁ!」仕事である。
③濃(だみ)み手(て) 筆子(ふでこ)さん Damite Fudekosan
昔から有田では女の仕事の代表。呉須という絵具で線描き、鹿の毛を束ねた5㎝程の太い筆を3本の指で根元を絞りながら動かし、絵具の濃淡で描いていく。
④釉(ゆう)がけ 均(きん)ちゃん Yuugake Kinchan
下絵などが終わった器物に釉薬掛けをしている。大物、小物の掛け方は違うが、均一にムラなく仕上げるまで気が抜けない。
⑤窯焚き(かまたき) 勝(か)っちゃん Kamataki kacchan
火のまわりを考えて、立体パズルの組合せのように器物を積んでいく。火入れから、焚き終わりまでを見守る。「神わざ‼」
DAKARAについて
佐賀県有田町インフォメーション
佐賀県の有田町は、有田焼の産地となっています。
17世紀初頭、佐賀藩主・鍋島正直のもとで築窯していた朝鮮人陶工・李参平らが有田町の泉山で陶石が発見し、1616年、日本で初めての磁器が誕生しました。
以来、磁器生産が本格化し、分業化のシステムが確立されていきました。
また、「有田千軒」と呼ばれる町並みが形成され、その町並みが今も残っており、1991年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
町の散策や、やきものの町ならではの体験(絵付け等)、食材や器にこだわったグルメもお楽しみいただけます。
有田観光協会HP(
http://www.arita.jp/)
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