開運トリップ！熊本県・阿蘇の立ち寄るべきパワースポット7選
熊本
更新日：2018年10月23日
温泉が気持ちいい季節に出かけたくなる阿蘇。ススキや紅葉など、自然の美しさに癒やされること間違いなしですが、せっかくならパワーチャージも…。ということで、今回は阿蘇に行ったら是非とも立ち寄っていただきたいパワースポットを7つ厳選してご紹介致します。年末も近づき、慌ただしい毎日の疲れをリセットしちゃって下さい。
360度パノラマビューの景色にも感動！押戸石の丘（南小国町）
丘の頂上に佇む押戸石の丘。最も大きな押戸石は、高さ5.5メートル、周囲15.3メートルもあり、地元の人々の信仰の対象となっています
こんな山の上に何でこんな石が？という疑問もありますが、押戸石の丘にある祭壇石から福岡県の宗像大社と大分県の渡神岳が直線で結べ、阿蘇山と宮崎県の高千穂神社とも直線で結べる位置に置かれています。そして、それらの直線と直角に交差している直線状に日光や岐阜県の金山巨石群があり、夏至の日の出の方向とぴったり重なることから、縄文時代の方々が作った神の道ではないかと言われているらしいです。
そう言われてみると本当に神々しく、どうやってココにこんなおっきな石を運んだんだろう…と古代に思いを馳せられること間違いなしです。
受付にて200円を支払うと、方位磁石を貸してくれますが、その方位磁石を押戸石に近づけると、クルクルとまわることから、不思議な力を持っていると言われています。
丘の頂上の巨石群。それぞれに昔からの言い伝えが残っています
丘の頂上には大小300もの石が並びます。嘘をついたら挟まれるという「挟石」などもあるので、是非とも正直な方は石と石の間を通ってみて頂けたらと思います。
押戸石の丘頂上からの風景。阿蘇五岳や英彦山、九重連山を望むことも出来ます。
押戸石の丘は、パワースポットとしてだけでなく、絶景スポットとしても有名です。特に秋は一面に広がるススキの風景を楽しめ、パワーチャージだけでなく心のリセットにも繋がりそうです。
宝くじが当たるかも？福運三社巡り（小国町）
3箇所を巡ると「福銭」が。願いがかなったらまたここに戻しに来ると、次の誰かの願いを叶えます
小国町では、ケヤキ水源、小国両神社、鏡ヶ池を巡る福運三社巡りというものを実施されています。児玉酒店さんでチラシを貰い、3ヶ所のスポットを巡ることで、帰りに「福銭」をもらって帰るというもの。
児玉酒店さんの周りには、宮原商店街が広がり軽く街歩きをしながら、パワースポットを巡ることが出来ます。
コンコンと水が湧き出るケヤキ水源。ゆっくりと川の流れを見ていると心が落ち着きます
福運三社巡りのスポットの一つであるケヤキ水源。ケヤキの中に水源があり、コンコンと水が湧いています。川に近く、とても清々しい気持ちになる場所です。
鏡ヶ池の手前には絵馬の販売なども
鏡ヶ池。その昔、醍醐天皇の孫姫 小松女院が愛しい人との再会を願い、11人の侍女とともに鏡を投げ入れたと言われている場所で、今では恋する女性がコインを投げ入れ、愛しい人との再会を願う場所としても知られています。
重厚感溢れる小国両神社。小国郷を開拓した高橋の宮（高橋大神）と火の宮（火宮大神）、その母神である雨宮（雨宮媛命）を主催神として祀った神社です
真っすぐ伸びた杉の木に圧倒される小国両神社。小国郷に住む人で知らない人はいない位有名な神社です。江戸時代の富くじのストーリーから、両神社に祀られる高橋宮と火宮の二祭神は「千両・万両の神様」と呼ばれ、宝くじのパワースポットの一つとなっています。
神々しさが止まらない！上色見熊野座神社（高森町）
参道の中間くらいの場所。「あ、ココから先は俗なことを考えちゃいけないんだ」。と自然と思わされる重厚感です
高森町にある上色見熊野座神社。人気漫画作品の舞台になったことで人気に火が付き、異世界のような景色を求めて全国から多くの人が訪れています。木々と石灯籠に囲まれた参道の階段を登って行くのですが、道路から少し歩くと森に音が吸収されているからなのか一気に静かになります。
登ってきた参道を振り返った時の風景。静謐な雰囲気が漂っています
100基以上の石灯籠と木々につつまれた雰囲気は、パワースポットを全く感じない人でも、感じること間違いなしです。
神殿に掲げられている説明文によると、こちらには伊邪那岐命（いざなぎのみこと）、伊邪那美命（いざなみのみこと）、石君大将軍（阿蘇山を創った神・健磐龍命〈たけいわたつのみこと〉の荒魂といわれる）が祀られています
石段を登りきると、厳かな雰囲気の境内に、素朴な佇まいの神殿が。写真左側の道を登ると、「穿戸岩」へ行くことが可能です。
大きな岩の穴を秋の風が通って来ます。風を浴びるだけでもご利益がありそうな神々しさ
上色見熊野座神社に行ったら、是非とも見に行ってほしいのが「穿戸岩（ほげといわ）」という大岩。参道から急な坂道をボチボチ登っていくと現れるのですが、岩に大きな穴が空いてて、向こう側が見えます。風がビュンビュン吹いてて、向こう側から岩を通って吹いてくる風に当たるだけで心が洗われるようです。「健磐竜命の従者鬼八法師が蹴破った」と言う伝説があり、その事から、「どんな困難も打ち破れる」というご利益があるそうで、「合格祈願」や「商売繁盛」など様々な困難を抱えている人が訪れ、風穴に触れるそうです。
日本三大下り宮のひとつ草部吉見神社（高森町）
草部吉見神社の鳥居。ここから下に行くと神殿が
健磐龍命（タケイワタツノミコト）など十二神を祀る阿蘇開拓に由緒ある草部吉見神社。
境内は凛とした空気が流れており、厳かな雰囲気
この神社は「日本三大下り宮」の一つと言われています。ちなみに他の二つは「鵜戸神宮（宮崎県日南市）」、「貫前神社（群馬県富岡市）」で、階段を下った先に本殿があるという珍しい神社です。
日本の神社は山への信仰と密接なつながりがあることから、多くが山登り、上る構造の境内になっているのが一般的です。少し時代が進むと平地などにも作られるようになって行く傾向にある中で、本殿が下にあるのは非常に珍しいと言われています。
拝殿正面から。小さいのに相当な威圧感があります
裏幣立とも呼ばれており、一説では、神武天皇の孫である健磐龍命が、九州鎮護の使命を帯びて下向し、宮崎県の日向に上陸。神武天皇の霊を祀った後、延岡から五ヶ瀬川をさかのぼって幣立神宮に赴き、天神地祗を祀りながら住民を和らげて草部へ向かったとも伝えられています。
恋人探しにご利益が！小萩山稲荷神社（南小国町）
秋は神社周辺の木々が一斉に紅葉します
小萩山の頂上付近、標高約840mの高さに鎮座する小萩山稲荷神社は、昔から行方不明になった牛や馬が見つからない時にこの神社にお参りすると、すぐに見つけだすことができたという言い伝えが残されています。
それがいつしか、恋人探しや恋愛成就にご利益があると噂になり、多くの若い女性やカップルが訪れるように。全国の稲荷神社でも、恋人探しにご利益のあるというのはここだけです。
小萩山稲荷神社からの景色。絶景に癒やされること間違いなしです
小萩山稲荷神社は景色も素晴らしく、遠くに阿蘇五岳が望めます。左から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳と連なる風景は、お釈迦様が仰向けになって寝ているように見えることから「阿蘇の涅槃像」とも呼ばれています。昔の方々は、ここにお参りして、高いところから牛や馬を探したんだろうな〜と思わされる見通しの良さです。
鳥居と阿蘇五岳の風景を見れます
神社の境内側から見ると、鳥居の中に阿蘇五岳が入り込みます。
宝くじが当たるかも！宝来宝来神社（南阿蘇村）
2004年春、リストラされた重機の運転手がこの土地の造成工事を行っていたところに掘り出したところ、生活に困らない程度の当選！それをきっかけにその岩を拝みに行った方が高額当選したことから、岩を『当銭岩』と呼ぶようになり、願掛けする人々が訪れるようになりました。その後、当選された方々の寄付により、建てられた宝来宝来神社。参拝者の中から宝くじの高額当選者が続出しているという噂もあり、全国から人が集まる場所となっています。真っ赤で派手派手しいですが、「6億円当たりますように！」とお願いをしてみて頂けると良いかと思います。
宝来宝来神社
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰２９０９−２
全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社！阿蘇神社（阿蘇市）
復旧作業中の今も、多くの方が訪れる阿蘇神社
熊本自身の影響もあり、只今復旧作業中の阿蘇神社。しかし、多くの方々が足を運び、地元の方々の思いも強い場所です。だからこそ、今の姿を見て、復旧作業が終わる頃にまた見に行って頂けたらと思います。昔からのパワースポットが、地震という被害を受け、それを乗り越えることで、また新たなパワースポットとなるはずです！！
おわりに
2018年4月24日に火口見学が再開！ガス濃度や山上の天候等により規制となる場合もありますが、阿蘇に来たら必ず立ち寄っていただきたい場所です
2018年の4月からは火口見学が再開された阿蘇。火山との共生が続いてきた阿蘇地域では、各地に信仰の形があり、パワースポットが豊富にあります。
阿蘇の自然に癒やされて、パワーチャージして頂けますことを祈っております！
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