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九州夏の避暑地 阿蘇へ(1泊2日オススメ モデルコース)

NHKテレビ番組ブラタモリ『阿蘇は世界一の”お役立ち”火山!』(放送日:2019年6月29日) で取りあげられた阿蘇!日本一の大草原に隠された秘密、縄文人も見た雄大な風景にタモリさんも感動されてました。今回、そんな魅力の詰まった阿蘇を中心に1泊2日で楽しめる小旅行コースをご紹介させていただきます。夏休みも折り返し。計画がまだの方、Check it out!

1.南阿蘇鉄道、トロッコ列車でスタート!

トロッコ列車のチケット
南阿蘇鉄道のトロッコ列車でスタート。チケットは高森駅で買うことができます。片道は、大人790円、子供450円です。電話で予約できないので注意が必要!駅長さん曰く、"午前の便はチケット購入しやすいよ"とのこと。今回は、高森駅→中松駅(片道:約20分)まで試乗しました。列車のチケットも旅の思い出になりそうです。※熊持地震により被災を受け、現在は、高森駅から中松駅までの全長7.1Kmまでの運行となっています。(2019年8月1日時点)
トロッコ試乗(2019年8月1日撮影)
東西を横断するトロッコ列車!列車ファンならず、童心に帰るそんな気持ちにさせてくれます。思わず写真をパシャリ!高森駅には写真撮影用に駅長さんの貸し出し用帽子がいくつかありました。子どもたちも当日駅長さんにとのことです。晴天にも恵まれ、いよいよスタート。
高森駅(2019年8月1日撮影)
出発前の駅長さん。定刻通りにスタートさせる姿は、やはり格好いいですね!アナウンスは、トロッコ列車内にも響いていました。
トロッコ列車からの眺め(2019年8月1日撮影)
阿蘇を横断するトロッコ列車からの眺め。窓ガラスがないので草原、田畑の風が気持ちいい!20分はあっという間でした。
南阿蘇鉄道株式会社
・ホームページ → こちら
・問い合わせ(電話番号):0967-62-0058

2.草千里ケ浜

草千里ケ浜入り口(2019年8月1日撮影)
次に向かったのは草千里ケ浜。中森駅から約30分くらいで到着しました。阿蘇といえばやはり草千里ヶ浜ですね。何度来ても飽きない壮大な光景に癒やされます。この日は、草千里ケ浜を初めて写真奥に見える頂上まで歩いてみました。(歩いていけることを今まで知りませんでした)鮮やかな草花、爽快な草原の風、最高にリフレッシュできました。夏休みということもあって、観光客の方も多かったのですが、この広大さを目の前に、窮屈感はまったくありません。
乗馬体験(2019年8月1日撮影)
草千里ケ浜では、乗馬体験ができます。記念写真、インスタ映えには欠かせませんね。
阿蘇ジオパーク推進室
・ホームページ → こちら
・問い合わせ(電話番号):0967-34-2090

3.カジュアルな民宿 あそ兵衛

リーズナブルに泊まれば、旅の自由度が高くなる!阿蘇がもっと楽しくなる!そんな旅のコンセプトを叶えてくれるのが、『民宿あそ兵衛』です。2017年デザイナーによるレトロモダンに改装されたおしゃれな次世代民宿!日常の延長線上にある非日常の空間、自然なくつろぎを感じられます。今回は、一番大きなお部屋デザイナーズ和洋室に宿泊しました。気のぬくもりと落ち着きが、癒しを与えてくれますよ。広い!
民宿あそ兵衛
・ホームページ → こちら
・問い合わせ(電話番号):0967-320-0381

4.大観峰

大観峰展望台(2019年8月1日撮影)
九州で一番好きな場所は?と聞かれたら、私はここ大観峰を選びます。標高900mを超えるこの地は、この日も24℃くらいで風もあり心地いいです。何よりもこの360°の大パノラマ風景に勝るものはありません!一日中いてもいいくらいの展望なのです。
大観峰展望台(2019年8月2日撮影)
伝わるでしょうか、このスケール感。この光景が見られるのはやはりここだけ!
大観峰から眺望(2019年8月2日)
世界有数の規模のカルデラを実感する阿蘇カルデラは、東西18km、南北が25kmと世界でも有数の規模!このカルデラは、約27万年前から約9万年前の間に起こった、九州中・北部を覆い尽くす4回にわたる巨大火砕流噴火の結果だそうです。NHKブラタモリでも紹介されていましたが、様々な地層や湧き水などがここ阿蘇にはあり、世界中の研究者たちがここを訪れるそうですよ。
(公社)熊本県観光連盟
・ホームページ → こちら
・問い合わせ(電話番号):096-382-2660

5.天然クーラー、菊池渓谷へGo!

菊池渓谷入り口(2019年8月2日撮影)
九州を代表する菊池渓谷。レジャー開発がほとんど行われていないことから、遊歩道以外は手つかずの自然の風景が数多く残っているんですね。
入り口展望所近くの案内板(2019年8月2日撮影)
夏は涼を求めて、秋は紅葉狩りに、そして季節を問わず、せせらぎを聞きながらの森林浴が楽しめるらしいですよ。
菊池渓谷マップ
入り口のゲートから、主に2コース用意されていました。今回は、癒やしコースの1Kmで約30分。入り口付近は、すでに涼しい空気に包まれていました。休憩を含めると一時間は見ておいたほうがいいですね。最寄りの駐車場から入口までは徒歩で10分程度です!
遊歩道の森林(2019年8月1日撮影)
ゆっくり散策して約1時間のプチハイキング!遊歩道の整備により、細木などが伐採され以前より水の流れを眺める場所が増えているそうです。この日は、福岡、熊本で真夏日の35°を記録していましたが、ここ菊池渓谷は20°を下回る体感気温でした。木々と川のせせらぎに包まれ、心も身体も十分に癒されます。
天狗滝(2019年8月2日撮影)
天狗滝付近の陸橋上から写真をパシャリ!半袖と短パンでは、なんとも肌寒いほど・・・。これぞ天然クーラーの為せる技です。夏バテもどこかへ吹き飛びそうです。ぜひ、残暑が残る8月下旬〜9月上旬にかけて、訪れてみてくださいね。
菊池渓谷を美しくする保護管理協議会
・ホームページ → こちら
・問い合わせ(電話番号):0968-25-7223

6.夏こそ!温泉 源泉かけ流し 琴ひら温泉ゆめ山水

琴ひら温泉ゆめ山水<男性露天風呂>
日田と言えば、盆地に囲まれ九州でも暑い地域です。この日も市内の最高気温は、37°の猛暑日でしたが、夏の温泉を満喫しました。最後に紹介するのは、日田市内にありながら静かな趣を感じることができる琴平高瀬川渓流沿いにある"琴ひら温泉ゆめ山水"です。もちろん、源泉かけ流し。川の近く、木々に囲まれていることもあり、比較的涼しく、温泉を楽しむことができる穴場スポットです!最高に癒やされますので、是非訪れてみてくださいね。(水分補給は適宜十分にしておきましょう)
琴ひら温泉ゆめ山水
・ホームページ → こちら
・料金:大人(中学生以上)600円 / 小学生300円 / 小学生未満 無料
皆さん、いかがでしたか?夏休みも残り半分。九州の中心熊本阿蘇へ夏の暑さを忘れる旅にでかけてみませんか。

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