【セレクション】アートとグルメが堪能できる九州の美術館5選!
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更新日:2019年12月25日
見知らぬ土地で立ち寄る美術館は、旅の持つ非日常感をより楽しませてくれる場所。アート作品はもちろん、建築物自体の価値が高かったり、九州ならではの景観を楽しめたりと、この場所を訪れなければ出逢えないものがいっぱい!今回は、併設されたおしゃれなカフェやレストランで、地元の食材や美術展とのコラボレーションメニューなども楽しめる、九州の美術館をご紹介します。
アートとグルメを楽しむ九州の美術館① 北九州市美術館(福岡県北九州市)
別名は「丘の上の双眼鏡」。まるで建物自体が芸術作品のような、独創的な外観の北九州市立美術館は、2019年に「建築界のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカー賞を受賞した建築家、磯崎新氏の設計。1998年には公共建築百選に選ばれ、映画のロケシーンなどにも何度も使われているので、わざわざ遠方から訪れる方も多い場所です。
いろいろな角度から外観を楽しんだら、次は双眼鏡の中のギャラリーへ。ロダン、モネ、ルノワール、ドガの名作のほか、葛飾北斎や歌川広重などによる約1300点にも及ぶ浮世絵コレクションが貯蔵されています。
併設のカフェ・ミュゼは、響灘と市街地が見渡せる絶好のロケーション。展覧会とのコラボレーションメニューが豊富なのも嬉しいところ。期間限定のランチメニューやスイーツビュッフェなど、さまざまなメニューがその都度楽しめます。また、カフェ内のランプシェードが可愛い!とSNSでも密かに人気を集めているので、訪れた時はぜひチェックを
アートとグルメを楽しむ九州の美術館②福岡市美術館(福岡県福岡市)
福岡市民の憩いの場、大濠公園の敷地内にある福岡市美術館は、2019年3月にリニューアルオープンしたばかり。ダリの「ポルト・リガトの聖母」や草間彌生の2mを超えるかぼちゃのオブジェ、バスキア、シャガール、ミロ、藤田嗣治など、「教科書で見たことがある!」というような世界的アーティストの有名作品も多数所蔵しています。
2020年5~6月頃には、インカ・ショニバレCBE氏の高さ7mにもなる大型屋外彫刻作品《ウィンド・スカルプチャー》が大濠公園に面したアプローチ広場にお目見え。まさに足を運ばないと観られないアートです。
美術館内で一番眺めのいい場所にあるレストラン「プルヌス」では、地元の新鮮な食材を使ったお料理を堪能でき、週末限定のブランチや、展覧会とのコラボレーションメニューも人気です。「不思議の国のアリスの世界展 スペシャルコース」は展覧会期間2019年12月3日~2020年1月19日にあわせての提供です。
アートとグルメを楽しむ九州の美術館③大分市美術館(大分県大分市)
上野丘子どものもり公園内にある大分市美術館は、「たのしんで・みて・まなぶ」というコンセプトをもとに、子どもも大人も楽しめる場所。ここでは、広々としたそのロケーションを生かした野外彫刻が人気です。
まるで散歩を楽しんでいるかのような象の野外彫刻「遊星散歩」や、生き生きとした動きが可愛い「BOLT DOG」、前衛芸術家の風倉匠による「陰陽学」など、30点以上の彫刻が屋外展示されていて、インスタ映えするスポットとしても大人気。おもしろい写真を撮ることができるのも、この大分市美術館の楽しみ方の1つです。センスを活かして、まさに「自分だけのアートな1枚」を撮影してみては?
そして、ぜひ立ち寄っていただきたいのが美術館内の「レストランいろのわ」。温泉県おおいたならではの、地熱を生かして自社農園で生産した新鮮な野菜がふんだんに使われたメニューが楽しめます。ヘルシーで見た目も鮮やかな季節の野菜カレーや、珍しいパプリカのスムージーも人気。2019年9月にリニューアルしたモダンな店内やテラスも必見です。
アートとグルメを楽しむ九州の美術館④熊本市現代美術館(熊本県熊本市)
「美術館は展示室だけが美術を鑑賞する場所ではない」という考えのもと、草間彌生をはじめとする国際的に活躍するアーティストが、エントランスや図書スペース、階段下など、館内のさまざまな場所に建築と一体化したアートを制作しているユニークな美術館。熊本市現代美術館はまさに、「ここに来ないと観られない」アートを、作品の中に入って体験できる場所です。
はっとしたり、感動したり、考えさせられたり、心を乱されたり…個性的な展覧会やアート作品に刺激を受けた後は、2019年9月にリニューアルオープンした「カリフォルニアファーマーズ×タニタカフェ」で体にやさしさをプラス。
国内でも珍しい卵白のみのオムライスやスーパーフードを使用した、美容と健康にこだわったヘルシーメニューが揃っています。食材は熊本県産のものをメインに使用しており、熊本県の特産物も味わえます。
熊本市現代美術館
熊本県熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3F
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アートとグルメを楽しむ九州の美術館⑤長崎県美術館(長崎県長崎市)
出島や中華街など、観光名所に囲まれた場所にありながら、長崎水辺の森公園に隣接し、緑化した屋上庭園を持つ長崎県美術館。ガラスと木という異素材のコントラストが美しい美術館です。 美術館の屋上庭園は、美術館の外からも自由にアクセスでき、観光で歩き疲れたときの休憩スポットとしても使えます。館内には波佐見焼の陶板を用いた間接照明などもあり、空間そのものを楽しむことができます。
こちらの美術館のカフェがあるのは、美術館の中を流れる運河の上にある「橋の回廊」。長崎県産有機栽培米や長崎和牛出島ばらいろ、ながさき雪の浦手造りハムなど、長崎県産のこだわりの食材をふんだんに使ったプレート料理はぜひ味わっていただきたいメニュー。海沿いの開放的な空間で食べるお料理は格別です!
さらに、ミュージアムショップでは、長崎県在住デザイナーによるオリジナルグッズや、日本ではここでしか購入できないというスペイン国立プラド美術館のミュージアムグッズも販売。お土産に迷ったときにもおすすめです。
九州にしかないアートで非日常の世界へ
旅の醍醐味は、いつもとは違うひと時が過ごせること。旅先でのアートとお料理で、心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
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