九州ならではのご当地アイスといえば？
佐賀
長崎
鹿児島
更新日：2020年04月24日
全国各地で愛される「ご当地アイス」。九州では定番のアイスでも、関東や関西でお目にかかれるのはとても稀ということも。
九州を訪れたらぜひとも食してもらいたい逸品を紹介します。
ブラックモンブラン（佐賀）
佐賀の、いや九州の人たちが愛して止まない、ソウルアイス「ブラックモンブラン」
誕生から約50年も愛され続けているロングセラーアイスです。ブラックモンブランは九州のコンビニ・スーパーではほとんどの店で扱っている超定番アイスです。
バニラアイスをチョコレートとザクザクとした食感のクランチでコーティングしてあり、このクランチが曲者で、これをいかにこぼさないようにして食べるかが腕の見せ所です。
食べ終わった後は、当たりくじの確認も忘れずに！
竹下製菓の前会長が、ヨーロッパアルプスの最高峰・モンブランを見て「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」と考えたことから生まれたそう。
スタンダードなブラックモンブラン以外にも、スペシャルブラックモンブランやビターチョコモンブランなどもあります。ぜひ探してみてください。
地元のスーパーのアイス売り場
ブラックモンブラン以外にも、「ミルクック」や「がんばれ！！トラキチ君」も必食の美味しさです！
白くま（鹿児島）
かき氷にたっぷりの練乳と数種類のフルーツ、豆類などを盛りつけた氷菓子で、鹿児島の夏の風物詩である「しろくま」。
愛らしい見た目と豪華なトッピングで全国的にも名前を知られています。（多分）
慌てて食べると頭がキーンってなります。
昭和のはじめ、練乳をかけたかき氷が登場し、名前の由来は、練乳の缶に貼られていたラベルの「白熊」をそのまま借用したことが始まりと言われていますが、上から見ると白熊の顔に見えることからその名がついたという説が今では一般的。
その後、三色寒天やサイコロ状に切られた羊羹、フルーツや豆類などが乗せられ豪華になっていきました。
今では複数のメーカーやコンビニがしろくまアイスを販売しています。発祥は鹿児島県鹿児島市で、喫茶店のデザートのひとつが商品化されたものだそうです。
▼南国白くま「セイカ」（
https://www.seikafoods.jp/ ）
▼九州名物しろくま「丸永製菓」（
http://www.marunaga.com/ ）
しろくま発祥のお店「天文館むじゃき」
鹿児島県鹿児島市千日町5-8
https://mujyaki.co.jp/
ちりんちりんあいす（長崎）
前田冷菓HPより
長崎市内の眼鏡橋やグラバー園といった有名観光地の近くで、屋台で販売している「ちりんちりんアイス」。この名称は、販売員が鐘をチリンチリンと鳴らしながら屋台を押して販売していることからついたものです。アイスクリームとソフトクリームをあわせたもので、手頃な値段で楽しめることから、修学旅行生や旅行客に人気があります。ベテランの販売員になると、注文に応じてアイスをバラの形に加工するサービスも行っており、たかがアイスとはいえないほどの、満足感が得られるご当地スイーツです。
ミルクセーキ（長崎）
『志らみず』のミルクセーキ
「ミルクセーキ」は、牛乳と卵をベースにした飲み物ではありません。
見た目はまるでミルクシャーベットの、スプーンですくって食べるタイプの長崎名物「ミルクセーキ」は、夏の暑さを和らげる氷菓子として昭和初期頃に長崎で誕生したと言われています。地元の人にとっては猛暑回避が目的の夏ならではのスイーツでしたが、観光客からの支持も高まった今では年中メニューに掲げられており、ご当地デザートとして地元で親しまれているスイーツです。
グラスにこんもりと盛られたミルクセーキは、砂糖から作る自家製の蜜と卵、練乳を混ぜ合わせて原料を作り、かき氷と混ぜ合わせた逸品。口にふくむと冷たさと上品な甘さが広がり、ゆっくりと溶けていきます。シンプルな材料ながら、その繊細な味わいにうっとりしてしまいます。
ガンショーくんのかすてらあいす（長崎）
長崎アイスをカステラアイスにサンドした幸せなおやつ「ガンショーくんのかすてらあいす」。
世界遺産「軍艦島」のクルーズで販売中。数種類のフレーバーがあります。
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