思わず息をのむような美しい夕景や、大パノラマのカルデラなど、九州エリアには思わずカメラで撮りたくなるような多彩な絶景スポットがたくさん点在しています。九州を旅するなら、絶景巡りは外せません。そこで今回は、旅行情報誌「じゃらん」で活躍するプロカメラマンが撮影した、『一度は行くべき』絶景スポットをご紹介します。九州の魅力を再発見すること間違いなしです!
福岡きっての人気ドライブエリア・糸島にある不動池。曲がりくねった木々が水面から顔をのぞかせ、まるで不思議な世界に迷い込んでしまったかのよう。不動池までは道なき道を50mほど進むため、車の運転には十分注意を。
晴れた日だと水面に木々がリフレクションし、さらに神秘の光景と化す。
日本三大稲荷の一つ。衣食住の守護神とされる祐徳稲荷神社。漆仕上げの極彩色が美しく、絢爛豪華な本殿や神楽殿、楼門は九州の日光東照宮とも呼ばれるほど。地上18mにある本殿では、境内を一望。春は桜の名所に。
神社とは反対側の外苑へ行く途中から見える景色が、春は桜と神社のコラボ絶景に!
標高169m。正面に稲佐山、眼下には長崎港が広がり、旧グラバー住宅や軍艦島など「明治日本の産業革命遺産」の5ヶ所を望める展望スポット。長崎ならではのすり鉢状の地形が生み出す立体的な夜景は、迫りくるよう。
夜景で有名な稲佐山よりも標高が低いため、夜景をより近くで感じられる。
西海国立公園内にある九十九島は、大小208もの島々が浮かぶ美しいエリア。展海峰は俵ヶ浦半島にある標高165mの展望台。180度のパノラマを誇り、青空に島々の緑が映える昼間と、すべてを茜色に染める夕焼けまで、見飽きることがない。
展望台の下は花畑で春は菜の花、秋はコスモスが満開に!眺望と一緒にぜひ。
大分県で唯一、水平線に沈む夕陽を望めるのがココ真玉海岸。干潮時でも海水が海岸に残るため、干潟が独特の紋様を生み出す。そのため、水面に反射する夕陽とシルエットのような干潟で、足元が独特の縞模様に。
干潮と夕陽が重なる日程を潮見表などでチェックしてから行こう。
絶景の宝庫・阿蘇でシンボリックなスポットとして大注目の展望台。標高653mの田子山にあり、展望台は空に迫り出すような造りに。桟橋の先端まで行くと、遮るものが何もない、絶景中の絶景。阿蘇五岳やカルデラを大パノラマで!
10月下旬〜11月下旬の秋晴れの早朝には眼下に雲海が出現!
天草パールライン・天草五橋の五号橋の近く。国の名勝に指定される天草松島を望む標高162.1mの展望所。天草一号橋〜五号橋のすべてに加え、八代海、有明海、島原、阿蘇など眺望抜群。春は山を染める桜と海のコントラストが見事。
島原天草の乱の際、天草四郎が腰掛けたと伝わる「天草四郎の腰掛岩」がある。
亜熱帯性植物と波状岩に囲まれた観光名所・青島に鎮座する歴史ある神社。海上の参道を通って境内へ足を踏み入れると、ビロウの樹に囲まれ神秘的なムードに。縁結びなどにご利益があり、願掛けや運試しスポットが10ヶ所近く点在する。
早朝参拝だとタイミングが合えば水平線から昇る朝日を望め、より神聖な雰囲気に。
鵜戸岬の突端。朱塗りの本殿はなんと断崖の洞窟の中!青い海の景観が見事なパワースポット。本殿の裏には豊玉姫が御子に残した乳房と言われる「御乳岩」があり、全国から多くの人が縁結びや安産祈願に訪れる。
亀石の窪みめがけて玉を投げる「運玉」は入ると願いが叶うと言われる。レッツトライ!
「天孫降臨の地」といわれる鹿児島屈指のパワースポット。創建は6世紀と伝わり、現在の社殿は約300年前に建立。杉木立が茂る参道からして神秘的な雰囲気。1989年には国の重要文化財に指定された。
主祭神は神話の主人公でもあるニニギノミコト。格調高い朱塗りの本殿が見事!