こんなにあるの?!ディープな九州隠れ古墳10選巡り

日本最古の山城、大野城

古墳とは、古代の墳墓(ふんぼ=塚山を持つお墓)のこと。日本では3~7世紀の400年間にわたって、全国でおよそ15万基の古墳が造られました。現在のコンビニエンスストア(約5万8000店舗)よりはるかに多く、沖縄県を除く46都道府県すべてに古墳は存在しています(古墳とは異なるものの、沖縄県にも同様の古代の埋葬施設が残されています)。
今回ご紹介する古墳の中には、被葬者が眠る空間(石室・せきしつ/玄室・げんしつ)の壁面、及び石棺(せっかん=石製の棺・ひつぎ)やその棺を納めた石屋形(いしやかた)などが、彫刻や色鮮やかな文様(もんよう)で飾られたものもあります。装飾古墳です。
九州の特徴的なこの装飾古墳をはじめとして、現代にまで眠り続けてきた古代の聖域、古墳が伝える古代のロマン。悠久の時を超える時間旅行に出かけませんか。

kyushu railway map

編集:株式会社学研プラス 学びソリューション事業室

制作:歴史系編集者 菊地のぶお

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