旅の楽しみのひとつといえば、その土地ならではのご当地グルメを味わうことですよね。
そこで、九州の隅から隅まで取材で飛び回っている、旅行情報誌「じゃらん」で活躍する旅ライターおすすめの『一度は食べるべき』ご当地グルメをご紹介します。
その土地の歴史や文化、人々の暮らしの中から生まれてきたご当地グルメは、本場で食べるとひと味もふた味も違うもの。さぁ、九州の‟おいしい“をみつけに行こう!
博多屋台文化の中、陽気なフランス人のレミさんが営む庶民派フレンチの屋台。コンフィやキッシュやニョッキなどのメニューの中、グリルされ、グツグツと音を立てながら出てくるエスカルゴは、ガーリックバターの香りに食欲をそそられます。
ハーブやバター、ニンニクなどを合わせた特製ガーリックバター。お酒によく合い、エスカルゴは臭みもなくとってもジューシー。
10月〜3月頃まで限定でオープンする牡蠣小屋「ハマタロウ」。こちらの丼が今、SNSで話題沸騰、人気上昇中!新鮮なウニ、イクラ、カキが桶からこぼれんばかりに盛られ、その上に卵黄がとろ〜り。写真を撮るのも待ちきれない。あーもう、早くほうばりたい!
まずそのまま一口。新鮮な素材を楽しんで。後は黄身をつぶしてかき混ぜ、特製タレをお好みでどうぞ!
玉手箱のような特製の有田焼で提供される有田焼五膳は、ありたどりを使った5種類のおかずに加えて、有田産のご飯やデザート、ドリンクまで付いてお得。さらに、とろりとした食感がおいしい郷土料理「ごどうふ」も味わえ、満足度120%!
※品数・内容などが変わることがあります
コーヒーや紅茶は、店内に並ぶ2000客もの焼きものの中から選んだ好きなカップでいただける♪
道路を挟んで有明海を望める絶景の食事処。名物の竹崎カニを使った料理が中心。竹崎カニの新たなる魅力を発信したいと、店主考案のパスタは、カニを1杯使った贅沢さがウリ。カニとトマトを煮込み、仕上げに生クリームで調整する。
カニの身もたっぷり入り、食べ応え抜群。カニのエキスが染み込んだ濃厚なスープも絶品です。
2022年5月にオープンしたカフェは、店内から目の前の大村湾が一望。お茶の品評会で4年連続日本一に輝いたそのぎ茶を、ホット・アイス・スイーツなどさまざまな形で味わうことができる。県産米粉や地元産野菜を使ったシンプルなピザも絶品。
窓のすぐ向こう側は大村線。曜日によっては新しい観光列車「ふたつ星4047」も見られる!
温泉から噴出する蒸気を使い食材を蒸す伝統の調理法「地獄蒸し」を活用したイタリアンの店。パスタはミネラルを含んだ温泉で茹でることでコクがぐんとアップ!こだわりの県産食材が、地熱パワーとシェフの感性で極上のコース料理に。
この日のデザートは地獄釜で蒸し上げたナシを使用。創意工夫に溢れた温泉地ならではな調理法を聞くのも楽しい※内容は日によって変更
値は張るものの、行く価値ありの贅沢な食時間を楽しめる。素材に合わせて熟成されたネタ、食感や厚さなど1貫1貫考え抜かれたお寿司は、醤油を使わずお塩や調味料などで味わうスタイル。天草のウニはそのままでも甘い!
※2022年内は改装中につき休業中。オープンについてはお電話にてご確認ください。
※予約のみ受付。
黒七味と白ゴマで食べるタコや、山椒とポン酢で食べる昆布締めされた鯛など、次は何?とワクワクする創作寿司が登場します。
1964(昭和39)年創業。先代から引き継いだ味を守り、チキン南蛮にはタルタルソースがかからない。宮崎産の鶏ムネ肉を使い、小麦粉をまぶして衣は卵のみ。秘伝のダレをさっとくぐらせ、仕上げに柑橘類を絞れば完成。人気店ゆえ、来店は早めに。
チキン南蛮は宮崎県民熱愛のソウルフード。こちらはタルタルなしのスタイル。シンプルな美味しさがクセに。
「やごろう豚」とは、大自然に囲まれた大隅半島の小高い山の上でのびのびと育てる「大成畜産」のオリジナル豚のこと。鹿児島が誇る黒豚とハイブリッドポークOXの2種がある。いずれも、軽やかで口の中でふわり溶けていく脂身のおいしさが特徴。
OXは黒豚の上をいく甘い脂身で、トンカツでも胃にズッシリこない。直売所で買える精肉加工品も絶品!
2020年11月にオープンするや否や話題になったうなぎ料理店。肉厚ジューシーだと評判のうなぎは、養鰻王国である鹿児島、宮崎の良質なものを使用。一尾ごとに見極めて焼き方、蒸し方を変えるという職人技も光る。ご飯にタレはかかっておらず、好みで別添えのタレをかけるスタイル。
備長炭で丁寧に焼いたうなぎは、皮はパリッ、中はふっくらジューシー!一軒家を改装したお店の雰囲気もステキ。