名水を訪ねて

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長崎名水を訪ねて


島原歩けば「湧き水」にあたる。日本でも珍しい水の都

  アーケードの中、民家の横、車道の脇…どこにでも湧水スポットがある島原市。その数約60箇所、全体の湧水量は1日22万トンというから驚異的です。まちなかにこれほど湧き水が多い理由は、約200年前に起こった普賢岳噴火。そのときの大地変で島原地区一帯に地割れが生じ、地下水が湧き出したのだそうです。
  名水百選に選定された島原湧水「群」から、ほんの一部だけですが紹介しましょう。

●浜の川湧水/野菜などの食材を洗うところ、食器を洗うところ、洗濯物をあらうところ、と水の流れと位置によって用途別に区画されている昔ながらの「共同の水場」。先人の知恵と水を大切に思う気持ちは、今も住民の間に受け継がれています。

●水頭の井戸/昭和16年、住民が井戸を掘っているときに噴出した地下水。突然勢いが増したり、少なくなったり…不定期に変動する流水の量が“自然の湧き水”の証です。無味無臭、滑らかな舌触りの良水を味わったあとは、足元の亀にも水を与えてあげましょう。実はこの亀、「自分の年齢の数だけ水をかけると長生きできる」という言い伝えがある縁起モノ。くれぐれも踏みつけないように。

●しんわの泉/温泉が飲めるスポットがある!と聞いて立ち寄りましたが、向かい合うように備えられた石造りの水受けには冷泉も。温泉はナトリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富なぶん、味にもややクセがありました(ほんの少し塩味?)。でも、体には良さそう~!

データ

島原湧水群のお問い合わせは、島原市商工観光課(0957-63-1111)まで

平成生まれの清流に囲まれて、ユニークなオリジナル料理を満喫

  茶房&ギャラリー速魚川(はやめがわ)は、湧水と食事が味わえて美術鑑賞もできる癒しの空間。建物の回りには、湧水を利用してご主人が作った「速魚川」が流れていて、湧き水は自由に持ち帰ることができます。ここの湧水は、ほのかな甘みを感じさせるまろやかな軟水。これはお料理に合うはずだ!と直感し入店。中庭が見渡せる土間の席に座り、お店の人気メニュー『島原麺加利』と『モズクソバ』を注文してみました。

島原麺加利は、島原そうめん+地元産の野菜の旨みが溶け込んだ特製カレーの“一皿で2度オイシイ島原の味”です。「モズクソバ」は、国産小麦粉に沖縄のモズクを練りこんだ蕎麦粉を使わない「そば」。さっくりと噛み切れる今までにない食感の麺は、しっかりモズクの風味が効いていて美味でした!ティータイムには島原名物“寒ざらし”や“湧水仕立ての抹茶”がおすすめです。

データ

茶房&ギャラリー速魚川(はやめがわ)
メニュー:島原麺加利 600円、モズクソバ 500円、寒ざらし 400円、湧水コーヒー・抹茶 500円
所在地:島原市上の町912
問い合わせ:0957-62-3117

日本100名城「島原城」と、清らかな流れを湛える「武家屋敷」

  島原城と武家屋敷は、島原に来たならぜひ観ておきたいスポットです。島原城は1618年、ときの藩主松倉氏が7年の歳月をかけて築いたもの。天守閣は島原の乱にまつわる数多くの史料を展示した“キリシタン史料館”として開放されています。(他、2館を含む共通入館料:大人520円)

  武家屋敷は、島原城築城の際に中・下級武士たちの住宅団地として建設されたエリア。この武家屋敷街路の中央にも、豊かな湧水を引いた水路が…。悠久の時を超えて流れ続ける生活用水が、ここにもありました。現存する3件の武家屋敷は自由に入場可能(無料)。茅葺き屋根の家屋内部には人形がディスプレイされ、当時の生活風景を再現しています。

名水の拠点一覧

地図が入ります
map浜の川湧水
mapしんわの泉
map水頭の井戸
map茶房&ギャラリー速魚川
map島原城
map武家屋敷

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