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レンタカーで行く世界文化遺産「沖ノ島」に触れる宗像日帰りドライブ【後編】

2017年7月に、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」がユネスコの世界文化遺産に登録され、一気に注目のスポットとなった宗像エリア。
電車やバスを乗り継いで行くことも可能ですが、色々と回るにはやっぱり車が便利です。でも、車持っていないという人のために、今回は観光客目線で、レンタカーでの日帰り旅に行ってきましたのでレポートします。

前篇はこちらから。
後編は、いよいよ大島へ渡ります。

道の駅むなかた

お腹も満たされたので、お土産ショッピングで『道の駅むなかた』へ
ここは、駐車場も広く観光案内書やトイレも完備されていて、買い物や休憩ができます。
近海の獲れたての魚を中心に、乾物から野菜、総菜まで品ぞろえも豊富。
レストランやパン屋さんもあって、お昼をここで済ます方も多いようです。

13:45 大島へ出発

宗像大社周辺を楽しんだ後は、いよいよ大島へ渡ります。
大島へのアクセスは、神湊港と大島を結ぶ市営渡船で渡ります。フェリーで約25分、旅客船運航時は約15分。1日7往復運航しています。片道560円(小学生以下280円)。
※時刻と料金については、最新情報を確認ください。
港には、レンタカーを駐車できる駐車場があり、1回12時間まで300円です。少ししか離れていない第2駐車場は200円とお得ですのでおススメ。
フェリー「おおしま」に乗り込んで、いざ出航。
しばらくすると、大島が見えてきます。見えてきたら15分ほどで到着です。

14:15 大島に到着

ターミナルに着いたら、まず案内書でレンタサイクルを借ります。 電動アシスト付きサイクルです。500円とうれしい価格です。 台数に限りがあるので、予約はできないとのこと。
坂の多い島ですが、電動アシストのおかげで楽ちんでした。

宗像大社中津宮

まずは、宗像大社中津宮へ。宮は港のすぐ近くの高台にあります。 階段を登り終えると社殿が現れます。境内には天の川という川があり七夕伝説発祥の地といわれています。
島の北側には沖津宮遥拝所があり、天気の良い日にはここから遥か沖ノ島を拝することが出来ます。さて、見ることができるでしょうか。
沖津宮遙拝所
見えました!!沖に浮かぶかすかな島影。まさに沖ノ島です。(肉眼ではもっとはっきり見えたのですが。。。)

次に訪れた風車展望所・砲台跡からも、沖ノ島ははっきり見ることができました。
風車展望所・砲台跡
大島の砲台は、昭和11年に完成したといわれ、盛り上がっているところは、指揮所跡です。
指揮所跡の内側から。ここから、双眼鏡で監視したいたのでしょうか。 こんな島で戦争を感じることができます。
ここは、海を望む最高のロケーションです。展望所は牧場にもなっていて、ヤギや羊たちが出迎えてくれます。景色を見ながら何時間でも遊べる場所です。

おまけ・九州オルレ「宗像・大島コース」

今回は、歩かなかったのですが、大島の自然を感じながら、ウオーキングするオルレコースも、整備されています。
九州オルレについて、こちらから。
親子で、歩く姿も見かけました。ほほえましいですね。

夢の小夜島

最後は、海中に立つ朱色の鳥居と島を覆う松の緑が美しい小夜島を見てフェリー乗り場へ

16:20 神湊へ

レンタサイクルを返却して、大島港渡船ターミナル発で神湊へ戻ります。
この日は、お客さんが多くてフェリーは定員オーバーとのことで、高速艇しおかぜに乗れました。

帰路

港を出る際に、中津宮の鳥居が見えました。2時間では、時間が短く大島を満喫したとは言えません。また、ゆっくり来てみたいですね。

16:40 神湊港渡船ターミナルに到着して帰路につきます。

19:00 帰りは渋滞に会いましたが、レンタカーを返却して旅は無事終了です。


福岡を出発してから、10時間、走行距離100kmの日帰りドライブでした。
今回行けなかったところは、また次回もレンタカーを借りて旅したいと思いました。
皆さんも、是非レンタカーで日帰り旅はいかがでしょうか。

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