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〜軍艦島に上陸!編〜 ギュギュっと昭和の暮らしが息づく。世界遺産「軍艦島」

とうとうやってきました!2015年に世界文化遺産に登録された「軍艦島」。
オススメの楽しみ方は軍艦島上陸とミュージアムをセットにしたツアー。
約80年の間、石炭採掘の産業を軸にこの島で暮らした住民の方々の息吹を感じることができる。
今回はミュージアムでの体験を経て、いよいよ軍艦島に上陸!長崎での必須コンテンツ。いざゆかん!

いよいよきました、軍艦島上陸!
一歩一歩進むたびに感じる繁栄の記憶。そしてフォトジェニック天国!

軍艦島デジタルミュージアムを後にして、歩いて5分の長崎港へ。午後の上陸ツアーに参加。平日にもかかわらず、参加者がいっぱい!必ず事前に予約すべし!ですな。
軍艦島デジタルミュージアム潜入編の記事をお読みでない方は先にお読みください!)
軍艦島までは港から約40分のクルージング。連れて行ってくれるのはこちら「ジュピター号」。かっちょいい! 前後にデッキを備えたクルーズ船。期待は膨らむ一方なのであります。
スタッフさんに見送られ、行ってきまーす!
船内では、軍艦島到着までの間、軍艦島の歴史や長崎の世界遺産の紹介などライブでガイドしてくれる。40分の船旅って長いのかなと思ってましたが、全く飽きることない時間が過ごせました。ガイドさん、さすがだなあ。
港を出て約40分。いよいよ見えてきました。軍艦島! 間近で見ると、ど迫力です。外海の荒々しい色とのコントラストが迫力を増している。ドキドキが止まらないじゃないか。
待ってました上陸です。ドキドキは最高潮!
桟橋ではスマホはポケットに。うっかり落っことした人多数なんですって。ご注意を!
天候にもよりますが、島での滞在は約45分。前半はガイドさんが島の説明をしながら案内してくれて、後半は自由時間。
ガイドの浜口さんが、当時の島での暮らしを建物の前で写真を交えながら説明してくれます。
外海にある小さな島ならではの過酷な自然環境を、写真と実際の建物を見比べながら感じることができるのは上陸すればこそ。
すごいなあ。この島での暮らしを形作った、人間のパワーに感動です。
上陸後半は自由時間。お気に入りのフォトスポットを探して、帰りの見学通路で思う存分写真を撮りまくれる!いざいざいざー!
鉱山の中枢だった総合事務所。中には炭鉱マンのための大浴場があったんだって。
レンガの赤色が今もいきいきと映えております。
当時、世界一の人口密度だった軍艦島。島民みんなで一つの家族のような暮らしだったよう。
彼らが暮らした住居は今も自然環境に負けず、悠然と立っています。
明治時代に作られた石積みの護岸の壁。
赤土と石灰を混ぜた「天川(あまかわ)」と呼ばれる接着剤がいまも健在。色合いがイイ!
護岸壁の穴から、外海を垣間見ることができる。
この壁の向こう側に深く青々とした海がうねっていることを実感して、ちょっと身震い。
写真を撮りながら、改めて感じる。
ここで暮らした人々。そして彼らが1000m以上も海面下を採掘して産出した石炭。
そのエネルギーが日本の近代化を支えたという事実。
この小さな島が、住民が、日本を支えた。
心を揺さぶられる。
帰りの船内で販売している「ガンショーくん かすてらあいす」
あっという間の45分。また来ようと誓って、帰路につく。
港に戻ったら、もう一回「軍艦島デジタルミュージアム」行こっと。
(※軍艦島デジタルミュージアムは再入場可能なのだ!)

それでは、軍艦島のツアーを終えて、改めてここの楽しみ方を整理。

一、島の上陸だけではなく、ミュージアムへも行くべし!
  →上陸前に行って、ミュージアムで知識を入れると感動倍増!
一、携帯・カメラの電池はフルにして行くべし!
  →写真スポット多いです、ホント。
一、時空を超えるイマジネーションを働かせるべし!
  →島の暮らし、地下に広がる炭鉱。今は目に見えないものを想像すると震える!
軍艦島コンシェルジュ

長崎県長崎市常盤町1-60常盤ターミナルビル102号

https://www.gunkanjima-concierge.com

軍艦島上陸周遊クルーズ

長崎市元船町17-3 長崎港ターミナル1F ⑦番窓口

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