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熊本に来たなら食べずに帰れない、帰せない!王道おすすめグルメ5品をご紹介。

水道をひねれば阿蘇から流れる地下水が飲めて、海にも山にも、平地にも恵まれた熊本県には、美味しいものがぎっしり!きっと他県よりも美味しいものが多いのではないかと、こっそり自慢に思っている熊本県民が愛するソウルフード5選を、地元の名店とともにご紹介します。

胃が疲れた時にもお腹が空いた時にもおすすめしたい、太平燕(タイピーエン)

野菜と具材たっぷりの極旨春雨スープ
トラをイメージしたとされる素揚げした玉子。
シャキシャキの野菜。
プリップリの海老にイカ、そして豚肉。
メインはつるつるの春雨。
豚骨ベースの白濁のスープは、飲み干してしまうほど優しい味でヘルシー。
これは学校の給食にも出てくる、熊本県民が愛してやまない「太平燕(タイピーエン)」です。
太平燕の起源は諸説ありますが、もともとは中国で旅立ちの門出を祝う縁起の良い食事だったとも言われています。華僑の人が伝え、それが熊本流にアレンジされ、今や熊本を代表する郷土食となりました。太平燕と言えばここ!な、「紅蘭亭」さんを取材してきました
紅蘭亭は、熊本中心市街地に店舗を構える熊本の中華料理の王道的存在です。お邪魔したのは上通りにある「パビリオン紅蘭亭」。
ここの太平燕には、熊本県産の野菜がたーっぷり入っています。そして中国ではポピュラーなキンシンサイも。夕方5時前という時間にも関わらず、何組ものお客さんがいらっしゃいました。海外のお客様も多く、国籍、年代問わず人気なのが太平燕です。
中心市街地の上通り沿いに位置しながら異空間のパティオがあり、お天気が気持ちの良い季節には外で食べるのがオススメですよ。
ランチタイムなど待ち時間がある時には、ヒーターやブランケットをご用意くださるなど、あたたかいお心遣いが嬉しい!
洗練されたサービスと店内ですが、太平燕は860円と気取らない価格なのもオススメポイントです。
かわいらしいスタッフさんがチャイナドレスと素敵な笑顔でお迎えしてくれるのも見どころ♪
パビリオン紅蘭亭(ぱびりおん こうらんてい)

熊本市中央区上通1-15

http://www.kourantei.com/

お酒がすすむ!辛さは控えめの辛子蓮根

紅蘭亭を出て、上通りから電車通りを越え下通りに入り、向かった先は「旬家はちどり」。お酒と一緒に嗜んでいただきたい郷土のお料理が揃っています。
ここ「旬家はちどり」の辛子蓮根は、辛子蓮根デビューの方にも食べやすいのが特徴。旨味を味わえるようにと辛さは控えめです。30分間練り上げて作るオリジナルの辛子味噌をたっぷりとレンコンに練りこみ、揚げたての一番美味しい状態で出してくれます。お酒がすすむすすむ!
美しい黄金色を見ると、ごくっと喉が喜びます。
 

焼酎とのコンビネーションは最高!ひともじぐるぐる

なんとも愛らしいネーミング。子どもが喜びそうなものが出てくるかと思いきや、お酒にぴったりの一品なんです。小ネギに近い「ひともじ」をさっと茹でぐるぐるに巻き、酢味噌で食べるシンプルなもの。焼酎とのコンビネーションは最高です。ここでご紹介していますが「旬家はちどり」さんの通常メニューには実は載っていません。ご注文いただければご提供くださいますので、ぜひどうぞ!
料理長さんのぐるぐる巻きの美しいこと。
 

熊本に来たらやっぱりコレ!馬刺し

「熊本に来たら食べる!」とお目当の方も多いのではないでしょうか。霜降りの馬刺しは県外ではあまり多くないそうで、熊本ならではの新鮮で美味しい馬刺しを食べて帰って欲しい!と料理長さん。赤身はもちろん、油の多い部位もコアなファンには人気。馬肉は、実はとてもヘルシーなんですよ。
料理長さん、とっても男らしいビジュアルなんですが、仕入れた馬肉の油の部位を炊いてミツロウなどを加え、オリジナルの馬油クリームを作っていたこともあるんですって。料理人は手荒れするから、と、スタッフさんとオリジナルケアをされていたエピソード、お店で聞いてみてください。照れながらお話ししてくれますよ。
旬家 はちどり(しゅんか はちどり)

熊本市中央区下通1-2-10

http://tatsunoco.com/hachidori/hachidori.html

昼も夜も、呑んだ後の〆も、いつでもいける熊本のとんこつラーメン!

しっかり食べて吞んだらやっぱり行きたくなる、〆のラーメン。
九州ではとんこつラーメンが主流ですが、同じ豚骨でも地域によってアレンジは様々。熊本のラーメンはとんこつベースにニンニクが加わるのが特徴です。超こってりから少しあっさり目まで、お好みのラーメンを探すのも楽しいですよ。
「らーめん屋 よしとも」のスープはまた珍しく、豚骨とスペアリブを丸1日半煮込んでできます。こってりを想像してしまいますが、割とあっさりしているので呑んだ後でも重たくありません。
特に夜9時以降は吞んだ後のお客さんで賑わい、行列ができるため、ランチタイムや夜は早めの時間が狙い目ですよ!
スープそのものの美味しさを味わえるようにとニンニクはオーダー制です。女性やランチの方には嬉しいですね!
テーブルに置かれている辛子高菜の油炒めや、もやしのナムルは自由にトッピングできますので、一杯のラーメンで色々な味わい方ができます。
らーめん屋よしとも 城見通り店(らーめんやよしとも しろみどおりてん)

熊本市中央区花畑町10-3 甲斐ビル1階

熊本の郷土料理5品をご紹介しましたが、あぁ、今夜全部食べに出かけたくなりました。
優しさありパンチありの熊本の食を、味わいにいらしてみませんか?
 

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