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麺王国九州へようこそ!本州では食べられないオスス麺5選

豚骨ラーメンは各県で多様化しており、博多うどんや長崎ちゃんぽんなど、九州の麺料理を挙げればキリがありません。その中でもごく一部の地域だけで食べられているご当地麺を知っていますか?九州に来たからには食べておきたい、個性的な麺料理を集めました。

神埼そうめん/佐賀県

今から370年ほど前、病に倒れた雲水が神埼宿の住民が厚く看病してくれたお礼に、素麺の製法を伝えたことに始まるといわれています。以来神埼では、脊振(せふり)山系の良質な水と佐賀平野が生んだ小麦、恵まれた気候風土を生かした製麺業が盛んです。そのコシの強さと喉ごしの良さは、いまや神埼ブランドとして全国に知られています。
夏は冷やしそうめん、冬はにゅうめんとして、年間を通じて楽しめます。
 
佐賀県神埼市神埼町
0952-52-1239(神埼そうめん協同組合)
https://www.asobo-saga.jp/search/detail.html?id=44
神埼そうめん

佐賀県神埼市神埼町

マジェンバ/佐賀県

小城市のご当地グルメとして2011年に誕生し、メニュー名は佐賀弁の「混ぜんば(混ぜて)」から名付けられています。山海の幸が豊富な小城市の食材を一つ以上使い、小城産のタマネギを使用した「マジェンバのたれ」をベースに、麺と食材を絡めながら混ぜて食べるのがルールです。参画する小城市の十数店舗で食べることができます。
麺もトッピングもさまざまで、店ごとにオリジナリティあふれる「マジェンバ」が楽しめます。
 
佐賀県小城市
0952-72-7423(小城市観光協会)
http://www.ogi-kankou.com/page-1069
マジェンバ

佐賀県小城市

小浜ちゃんぽん/長崎県

長崎名物の「ちゃんぽん」ですが、小浜温泉がある地域では独自の発展を遂げた「小浜ちゃんぽん」なるものがあります。スープは豚骨や鶏ガラをベースにしており、それに和風ダシを加えたあっさり系が主流。具材は野菜や練り物だけでなく、目の前に広がる橘湾で捕れた海鮮をたっぷりのせ、中央に生卵を落として食べるのが特徴です。
まずは卵をよけてあっさり味を楽しみ、頃合を見計らって卵を混ぜて全体をこってり味に。1杯で2度味わえます。
 
長崎県雲仙市小浜町
0957-74-2672(小浜温泉観光協会)
http://obama.or.jp/themes/topnew/pdf/champon_map.pdf

 
小浜ちゃんぽん

長崎県雲仙市小浜町

六兵衛(ろくべえ)/長崎県

1792年、島原市の背後にある眉山が崩落し、有明海には津波が巻き起こり、沿岸一体に大被害を与えた「島原大変」。その後、島原半島は食糧危機に見舞われ、サツマイモを主食とするようになりました。その当時、深江村農家の六兵衛という人がサツマイモを原料として山芋をつなぎに使い、穴の開いた器具で押し出して麺状にしたのが「六兵衛」の始まりといわれています。
暖かい気候の島原は、早くからサツマイモの栽培が盛んでした。見た目は太麺の蕎麦のようですが、甘味があるのが特徴です。
 
長崎県島原市
0957-63-1111(島原市しまばら観光おもてなし課)
http://www.city.shimabara.lg.jp/page954.html

 
六兵衛

長崎県島原市

やせうま/大分県

平安時代、都落ちした貴族の若君・藤原鶴清麿が乳母の八瀬(やせ)に「八瀬、うまうま(幼児語で食べ物の意)」とねだったところ、八瀬が小麦粉を平たい麺状に伸ばして茹で、きな粉をまぶして食べさせたのが発祥とされています。後にそれが小麦粉で作った手延べの麺に、きな粉と砂糖をまぶして食べるおやつになったという説が一般的です。
大分県民にとって馴染み深いおやつの一つ。同様の麺を野菜などと一緒に味噌仕立てで煮込んだものが郷土料理の「だご汁」です。
 
097-536-6250(ツーリズムおおいた)
http://www.visit-oita.jp/oita/gourmet/noodles_rice.html

 
やせうま

大分県

/event/?mode=detail&id=9999900000653

まだまだあります!九州の麺料理!

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