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鹿児島中央駅で買うべきお土産10選

鹿児島の陸の玄関口「鹿児島中央駅」は、2011年3月の九州新幹線全線開通以降、福岡や熊本はもちろん、中国地方、関西からの観光客も増えており、駅構内の設備もそれにともない充実してきています。中でも、新幹線改札口の正面にある「みやげ横丁」では、鹿児島を代表する特産品や郷土菓子、新幹線の中でも楽しめる駅弁やお菓子などの品ぞろえも充実しています。観光をしていると、楽しむのに夢中になってお土産を買い忘れてしまうことも多いと思いますが全く問題ありません。そう言い切れるほどの充実ぶりですので、観光を精一杯楽しんで、新幹線に乗り込む前に是非とも立ち寄ってみましょう。

鹿児島の銘菓かるかんを現代風にアレンジした一品

「かるかん」は、今も昔も鹿児島県民に愛される郷土菓子です。お土産としても定番であり鹿児島のお菓子といえば、いの一番にかるかんの名前があがることも少なくありません。そんな「かるかん」ですが、最近は新しいタイプのものも生まれています。それが鹿児島の老舗菓子店のひとつ“国分とらや"が生んだ「創作生かるかん」です。「創作生かるかん」は、霧島の天然水や特産である自然薯を使用し、従来のかるかんの良さを生かしつつも現代風にアレンジしています。3種類の餡は、それぞれの特徴がありますが特に橘かん(蜜柑餡)のさわやかな甘さは一口で虜になってしまうほどです。一品からの購入も可能ですので、帰りの新幹線で食べるのも良いかもしれません。

 

バラエティ豊富なさつま揚げ!揚げたてをつまんじゃおう!

鹿児島の伝統的な食べ物のひとつといえば、魚のすり身を練って油で揚げた「さつま揚げ」。ほんのり甘く優しい食感は老若男女問わず多くの人を魅了しています。また、揚げたてをチョイとつまめることから鹿児島に根付いたファストフードとも言えるでしょう。さて、みやげ横丁に数あるさつま揚げの中から特におすすめするのが「玖子貴(きゅうじき)」のさつま揚げ。トウモロコシや安納芋などバラエティ豊かな具材を使っており、どれもさつま揚げ本来の味わいを残しながらも、それぞれの具材との相性が素晴らしく、ふたつ、みっつと、次々手が伸びてしまいます。一品からも販売していますので、お土産にも小腹を満たすのにも最適です。

 

美味しさも安全性もピカイチの唐芋レアケーキ

自社農園で生産した黄金千貫という種類のサツマイモを使った「唐芋レアケーキフェスティバロラブリー」。防腐剤、着色料などを一切使用せず、サツマイモが持つ栄養分、食物繊維などは保ちながら、なめらかでクリーミーなレアケーキに仕上げています。冷蔵庫で冷やして食べても美味しいのですが、冷凍庫で凍らせるとアイスクリームのような食感に大きく変化しますので、是非とも違いを楽しんでください。お土産の対象が女性やお子様なら、絶対的におすすめする一品です。

 

旅の疲れはこの一杯でスッキリ!?茶節を飲もう!

鹿児島県本土薩摩半島の南部には茶節(ちゃぶし)という郷土料理があります。かつお節を特産としている指宿市山川町や枕崎市を中心とした食文化で、かつお節と味噌に好みでショウガやねぎを加え、お茶を注ぎ混ぜた温かい飲み物です。茶節を飲めば二日酔いが覚めたり、疲労が回復したりするとして今に伝えられてきました。最近はその効果や味に着目し、毎年指宿市で開催される「指宿菜の花マラソン」でもランナーたちに提供されています。一口飲めば、かつお節の風味が凝縮された味わい深い味噌汁を飲んでいるようです。ですので、旅行からの帰宅後に飲むと旅の疲れを軽くしてくれるでしょうし、なによりも心からホッとする一杯になりますよ。

 

これぞ鹿児島の駅弁!桜島灰干し弁当

桜島は鹿児島を象徴する活火山であり、その雄々しい姿は鹿児島を訪れた人を魅了します。しかし一方で、桜島から噴出する火山灰に鹿児島県民は悩まされており、火山灰の有効活用について、日々さまざまな思案がされているところです。そんな折、近年になり火山灰を使った“灰干し"というものが生まれました。灰干しとは、魚や肉などの食材をセロファン紙や不織布で包み、その上下を熱殺菌した火山灰で包み込んで乾かす方法。こうすることにより天日干しや機械干しよりも食材の旨味が凝縮するといわれています。そうやってできた灰干し魚の切り身を中央に置き、その周囲を鹿児島県産の農畜産物でまとめたのが「桜島灰干し弁当」です。メインの灰干しの美味しさと鹿児島の大地の恵み。日本中探しても火山灰を使ったお料理やお弁当というのは、そうそう食する機会はありません。まさに鹿児島ならではのお弁当です。

 

黒糖とチョコレートがコラボした!滋味豊かなナチュラルスイーツ

鹿児島県の奄美諸島の特産である黒糖。黒糖は精製された白糖とは違い、ミネラル分が豊富で血糖値の急激な上昇も抑えられる甘いもの好きには嬉しい食品です。その奄美の特産である黒糖とポリフェノールが豊富なチョコレートをコラボさせたのが、とわやの「チョコ黒糖」。レギュラー商品は四種類あり通常のチョコ黒糖に加え、霧島の有機栽培抹茶を使ったチョコ黒糖、屋久島のタンカンピールを使ったチョコ黒糖、同じく屋久島の海水塩を使ったチョコ黒糖と、それぞれの素材の風味が活きた新しいテイストのスイーツです。また、チョコでありながら溶けにくいので、アウトドアや観光中のお供にも最適な一品ですね。

 

カワイイ見かけとのギャップの困惑!?実力派の黒豚肉まん

人気とんかつ店「黒かつ亭」プロデュースによる「黒ぶた侍」。食べるのが少しかわいそうになるくらいカワイイ外見のためインスタ映えもするので、女性を中心に喜ばれるお土産になりそうです。また、外見だけでなくそのお味はかなりの実力派。竹炭を使って作られた黒い生地は、もち米の使用によりもっちりとした食感。そして中にぎっしり詰まった黒豚餡は食べ応えもたっぷりで、鹿児島黒豚の旨味が凝縮された肉汁を堪能することができます。基本的にお土産主体の冷凍品なので帰りがけに食べることはできません。せっかくですから自分用にも買っておきたい商品です。

 

三種類の味を食べ比べ!鹿児島県産の地鶏炭火焼

鹿児島や宮崎では地鶏を使用した食文化が広く根付いています。特に炭火焼は品揃えも多く、人気の高い土産物のひとつです。そんな中、特におすすめするのがこの「桜島鶏の炭火焼」。一番人気の塩こしょう味に加え、てり焼き味、柚子こしょう味と複数の味を揃えています。それぞれの味の違いを楽しみつつ、素材のベースとなっている桜島鶏の旨味、炭火焼という調理法の素晴らしさを感じることができ、お酒を好まれる男性に最適なお土産です。

 

鹿児島を代表する観光ホテルによる至高のジャム

鹿児島を代表する観光ホテル「城山観光ホテル」が販売するミルクジャムは、発売当初から大人気で各種メディアに取り上げられることも数多くあります。鹿児島の特産である知覧茶を使ったミルクジャムは渋みを抑えつつも茶葉の旨味と牛乳の甘さとのコラボが絶妙で、種子島産安納芋を使ったミルクジャムは芋本来の甘さを活かし、とろけるような食感に仕上がっています。お家にいながらホテルで過ごしている感覚になれる幸福感満載の素敵なジャムです。

 

焼酎の本場が生み出した新しい焼酎の楽しみ方!焼酎ボンボンショコラ

鹿児島と言えば本格焼酎!ということで、焼酎をお買い求めになる方も多数いらっしゃいます。そこで、数多くある銘柄をもっと気軽に焼酎を楽しみたい!少し変わった焼酎の楽しみ方を知りたい!という方に提案したいのが、鹿児島の人気洋菓子店ヤナギムラが手掛けた「焼酎ボンボンショコラ」です。鹿児島県内にある多くの酒蔵とコラボし、チョコレートの中に各銘柄の焼酎をたっぷり入れたショコラで、気軽かつ珍しい焼酎の飲み比べができます。木箱入りの場合、銘柄は特定されていますが、見た目のおしゃれさもありますので、男性だけでなく女性にも喜ばれるお土産となっています。

以上、JR鹿児島中央駅で購入可能なお土産を10つご紹介しました。
 
鹿児島中央駅

鹿児島県鹿児島市中央町1-1

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