「大分香りの博物館」でオリジナル香りづくり体験
大分
更新日:2019年03月22日
人気温泉地、別府にある「大分香りの博物館」。その名の通り、香りをテーマにした全国でも珍しい博物館。5千年前まで遡る香りの歴史から香水瓶コレクションまで“見て”“学んで”“うっとり”するだけじゃなく、自分好みの香りを“作れる”のが魅力。しかも和洋、2つの香りづくり。さっそく、その魅惑の体験内容をご紹介!
コレクション数、世界屈指の約3600点!
世界中の香水コレクションが並ぶ1階、香りの歴史が学べる2階、体験ルームの3階と、3フロアーからなる博物館。
1階の必見ポイントは「世界の香水ギャラリー」。世界中のセレブを魅了するシャネルNo.5をはじめ、世界中から集めた香水がズラリ!20世紀を代表する香水瓶デザイナー、ピエール・ディナンの美しすぎる作品も楽しめる。
2階は古代ギリシャから20世紀までの香油瓶や香水瓶をはじめ、中近東や中国の香炉、日本の香道具のコレクションなどを展示。紀元前200年ごろのガラス製香油瓶から、白磁に美しい装飾を施したロココ時代の香水瓶、ボヘミアグラスを使ったアール・ヌーヴォー時代の香水瓶まで、貴重なお宝が続々!
いよいよ体験!まずは人気の「調香体験」
オリジナルの香水をつくる「調香体験」はボトル料込みで30㎖2200円(税込み)。取材時の先生は、香りに携わって40年超えの調香師・廣瀬さん。調香師は、なんとこの世に5000種あるといわれる香りの原料を嗅ぎ分けることができるとか!
手順は意外と簡単。まずは好みの香りを3種チョイス。第一印象の香りであるトップノート5種、骨格となるミドルノート5種、残り香となるエンドノート3種からそれぞれ1種ずつ選ぶ。
チョイスした3種の香り、どれを多めにするかも自分次第。配合を決めたら、それぞれの分量をビーカーにとって調合する。
1㎖の違いでも香りの印象はガラリと変わるもの。微調整を加えながら、好みの香りをつくりあげていく。納得のいく香りができたらボトルに詰めて、できあがり!
2018年からスタートした「匂い袋作り体験」
和の香りがお好みなら、「匂い袋作り体験」を。こちらは体験料2000円(税込み)。爽やかな甘い香りを放つ白檀(びゃくだん)、シナモンでおなじみの桂皮(けいひ)、防虫効果をもつ山奈(さんな)など、8種の天然香料から自由にブレンドして好みの香りをつくっていく。
好みの香りになったら袋に詰めて、匂い袋の完成!タンスに入れて洋服に香りをまとわしたり、カバンに入れて香りを持ち歩いたり、使い方は自由自在。
[開館時間]10:00〜18:00(体験最終受付17:00)
[休館日]12月31日、1月1日のみ
[入館料]大人500円、大学・高校生300円、小・中学生200円 ※体験料別途 ※すべて税込み
[TEL]0977-27-7272
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