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ワクワク宝探し気分♪北九州生まれの春食材「合馬たけのこ」収穫体験

北九州市合馬地区育ちの「合馬(おうま)たけのこ」。“えぐみ”がなく、食感は驚くほどやわらか!その質の高さから全国の料亭から引っ張りだこの高級たけのこ。毎年3月中旬(2019年は3月21日)から始まる!楽しい&美味しい!収穫体験。その魅惑の全貌をお伝えします♪

市場では1kg6000円の超高級たけのこ

北九州市の竹林面積は約1500ヘクタール
日本有数の竹林面積を誇る北九州市。なかでも小倉南区合馬地区は、粘土質の赤土で、昼夜の寒暖差のあるため、おいしいたけのこの名産地。「合馬たけのこ」として、全国にその名を轟かすブランド食材だ。
その特徴は“えぐみ"がなく、柔らかいこと。えぐみがない、つまりアクが少ないということ。よって、普通はたけのこを茹でる際に欠かせない糠(ぬか)も合馬たけのこなら不要!しかも掘りたては生(刺身)で食べられるというから驚き。一流料亭が指名買いするというのもなるほど納得!
 

「合馬観光たけのこ園」で、いざ収穫体験!

2019年のたけのこ掘りは3月21日から5月6日まで
合馬の中でもさらに極上のたけのこが育つと言われる麻生地区にあるのが「合馬観光たけのこ園」。毎年2月下旬にたけのこ尽くしの料理が味わえる「合馬茶屋」がオープンし、3月中旬にたけのこり掘り体験がスタート(いずれも5月6日まで)する。週末ともなれば100台もの駐車場は満車状態!朝8時ごろからスタンバイするという強者もいる人気スポット。
3月21日のたけのこ掘り解禁を間近に控えた3月中旬、たけのこ園の代表を務める冨岡さんに指南いただき、ひと足先に収穫体験!
受付にズラリと並ぶクワはレンタル1本100円
受付でクワをレンタルしたら、いざ裏手の竹林へ。たけのこが地面から顔を出そうと潜んでいるサイン、“土のこんもり"を見つけるのだというが、素人目にはさっぱりわからない。「ほら、ここ」と、冨岡さんが指差す先を見ると、ホントだ!土がこんもり!
これが“土のこんもり”。土の“割れ”も目印!
“こんもり"にクワを数回入れると、その姿をちょっぴり現した!傷つけないように回りの土を掘り起こして、ある程度見えてきたら根元にクワをグッと入れて手前にひく。すると、コロリン!お待ちかねの合馬たけのこ!
冨岡さん曰く、「たけのこは大きければ大きいほど美味しかよ」
最初は“土のこんもり"がまったくわからなかったものの、目が慣れてきたのかしばらくすると、あるわ、あるわ、あちこちに“土のこんもり"!宝探し気分で楽しくなってくる。
土を押しのけて顔をだすたけのこ。これは大モノ!
クワを入れるときはお腹に力を入れて!たけのこを切らないよう注意
ただし、掘ったたけのこはすべて買い取りなので注意。とはいえ、買い取り価格は1kg2800円(取材時は3月であったため最高値だが、時期とともに価格は下がる)。関西では1kg6000円で取引されるというから、産地価格様々だ。
取材時は3つを収穫。スタート間もない時期だったため、まだまだ小ぶり
受付に戻り、収穫したたけのこの重さを量って料金を支払えば体験終了。とれたては欲しいけど、収穫体験は…という人のために直売所では朝掘りたけのこを販売している。いずれにせよ、ここにくれば、掘りたて新鮮な合馬のたけのこが市場より半値で手に入れられる!わざわざ行く価値大!
たけのこを使ったオリジナル品も充実。人気No.1の「合馬たけのこまんじゅう」1パック2個入り450円(税込み)
[たけのこ掘り期間]2019年3月21日〜5月6日
[時間]9:00〜15:00(最終入園14:00) ※合馬茶屋は10:30〜一日限定100食がなくなり次第閉店
[休み]期間中なし
[入園料]大人300円、小学生150円 ※クワ貸出1本100円
合馬観光たけのこ園

福岡県北九州市小倉南区合馬1187

http://ohma.jp/takenokoen.html

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