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【九州旅ネット編集部員おススメ】壱岐のパワースポット

大手旅行会社出身の九州旅ネット編集部員T井が選んだ九州のおススメスポット、今いちばん壱岐(行き)たい島「壱岐」を紹介します。
九州の北側の海、玄界灘に浮かぶ島 南北17km、東西15kmほどの小さな島ですが、絶景!歴史!グルメ!透き通ったきれいな青い海、手つかずの自然が残る、古事記にも登場する神々が宿る島、パワースポット「壱岐」で心身を癒す旅はいかがでしょうか。

はじめに自己紹介

編集部員T井氏
大手旅行会社に勤務していたときに、壱岐の生き証人から壱岐のパワースポット巡りを案内してもらいました。すごく良かったので、皆さんにも紹介します。

1.小島神社

写真提供:(一社)長崎県観光連盟
天照大神(アマテラスオオミカミ)の弟神である須佐之男命(スサノオノミコト)や、母神である伊邪那美命(イザナミノミコト)などをお祀りし、恋愛成就や縁結び、商売繁盛、開運などのご神徳があるという「小島神社」は、島全体が小枝一本持ち出すことが許されない神域です。弥生時代には一支国の王都・原の辻を訪れる古代船が往来したといわれる内海湾に浮かぶこの小島は、太陽と月の引力によって潮がひいた干潮時のみ海の中から参道が現れることから、現代では「壱岐のモン・サン・ミッシェル」と呼ばれ人気のパワースポットになっています。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
参道は満潮時には海底にあるため、潮がひいたばかりの時間帯には逃げ遅れた海中生物と出くわしたり、恋が叶うとの噂もあるハート型のストーンを探したりするのも参拝の楽しみの1つ。御朱印が欲しい場合には、事前に申し込み(TEL.0920-45-1263)しておくと用意していただけます。
近くの「カキハウス内海湾(うちめわん)」では鮮度抜群、味の濃い長寿牡蠣をご賞味いただくことができます。
小島神社

長崎県壱岐市芦辺町諸吉ニ亦触1969番地

https://www.ikikankou.com/spot/10092

2.松永安左エ門記念館

写真提供:(一社)長崎県観光連盟
壱岐出身の「日本の電気王」「電力の鬼」と称された松永安左エ門氏。明治から昭和にかけて日本の電力の普及と振興に努めた彼の功績を伝えるために建てられた記念館です。施設入口には1909年(明治42)に設立した福岡市電の懐かしい車両が置かれていて、訪れた人の目を惹きます。生家跡に建てられた施設内には生前愛用した所持品、後藤新平氏や犬養毅首相からの書などが展示されています。また、民俗資料などを集めた「ふるさと資料館」が併設されています。
写真提供:(一社)長崎県観光連盟
戦後高度経済成長の基礎となる電力事業の分割民営化を通して経済、政治のあらゆる場面に登場し多大な影響を与えた人物であること、こんなに強烈に生き抜いた鬼と呼ばれた男のスペシャルドラマの様でした。
松永安左エ門記念館

長崎県壱岐市石田町印通寺浦360-3

https://www.ikikankou.com/spot/10109

3.辰ノ島

写真提供:(一社)壱岐市観光連盟
壱岐島最北端「勝本港」の沖に浮かぶ無人島「辰ノ島」。エメラルドに輝く海、白い砂浜、断崖絶壁、玄界灘の荒波が造り出した岩穴……。まるでロールプレイングゲームの舞台が現実の世界に現れたかのような美しい無人島です。夏の海水浴はもちろん、春から秋にかけてはプチ冒険気分を楽しみましょう。数々の絶景スポットをクリアして、島を制覇したかのような達成感を味わう旅へレッツゴー!
辰ノ島は壱岐島の「勝本港」から船で約10分ほどの場所にある、面積約0.16haの無人島です。壱岐対馬国定公園の特別保護地区に指定されており、ダイナミックな大自然の景観を堪能できます。また、辰ノ島のビーチは環境省の「日本の快水浴場百選」にも選出されており、エメラルド色に輝く透明度の高い遠浅のビーチは海外セレブが集う有名リゾート地に負けず劣らずの美しさ。運が良ければ、まるで船が宙に浮いているような「宙船」現象も起こるほど。
写真提供:(一社)壱岐市観光連盟
3月~11月の期間は周遊クルーズ船が運航し、エメラルドグリーンの海では、海の宮殿、マンモス岩、サザエ岩など奇岩や断崖を眺められるクルージングが楽しめます。
辰ノ島(渡船・遊覧船)

長崎県壱岐市勝本町勝本浦575-61

https://www.ikikankou.com/feature/tatsunoshima

4.壱岐七ふく神

写真提供:(一社)壱岐市観光連盟
ふぐは「福」にかけて昔から「ふく」と呼ばれる縁起の良い魚です。壱岐で新たに誕生した養殖とらふぐ『壱岐七ふく神』は、"七福神のご利益がありますように"と願いを込めて名づけられました。生産するのは、とらふぐやヒラメの養殖を行う地元企業の株式会社なかはらの「なかはら陸上養殖センター」。2015年から陸上養殖事業に取り組み、研究・開発を重ね、地下の海水層と淡水層を同じ場所でくみ上げる養殖施設を陸上に作りあげました。四方を美しい海で囲まれ、離島では珍しく、豊富な地下水があります。湧き出る地下水により、稲作が発展し、さらには麦焼酎を生み出し、古来より島民の暮らしを支えてきました。神様の恵みともいえるミネラルたっぷりの地下水と、なかはらの最新技術が重なり合って『壱岐七ふく神』は生まれました。食せば幸せ運ぶ壱岐島だけで味わえる逸品を、是非ご賞味下さい。
写真提供:(一社)壱岐市観光連盟
玄界灘でもまれた身の引き締まったイカやブリなどのお刺身、甘くとろけるようなウニ、そして日本一にも輝く壱岐牛など食の宝庫である壱岐で、とらふぐまで食べれるなんて最高です。郷ノ浦のビューホテル壱岐にて美味しくいただきました。
壱岐七ふく神

長崎県壱岐市郷ノ浦町片原触2581-11

https://www.ikikankou.com/feature/iki_fuku

5.クラフトビール醸造所「ISLAND BREWERY」

写真提供:(一社)壱岐市観光連盟
麦焼酎発祥の地としても知られる壱岐島。この地で長崎唯一のクラフトビール醸造所が誕生しました!
町の中心で造り酒屋を営んできた原田酒造が、かつて使用していた築130年以上の酒蔵を改装。趣ある外観や建具などはそのままに、タップルームを併設したクラフトビールの醸造所として生まれ変わりました。タップルームのカウンターでは、醸造所の発酵タンクを眺めながら、常時5~7種類の造りたてのビールとともに、地元の人気居酒屋や商店街と連携したフードメニューも楽しめます。
ISLAND BREWERYのコンセプトは『日本一魚に合うクラフトビール造り』です。
また、ビールの原料である麦芽やホップは海外産ですが、壱岐ならではのビール造りにこだわる原田社長は、当初から壱岐産の食材を取り入れることを考えていました。
また、料理も町内の居酒屋さんと連携して提供したり、ビールの製造過程でできる麦芽の粕を牛の餌にしたりと、島内で様々なつながりが構築されています。
7月現在、販売されているビールは6種類で、それぞれ個性的な香りと味わいが魅力。
壱岐の食事とともにビールの飲み比べを楽しんでみてはいかがでしょうか。
写真提供:(一社)壱岐市観光連盟
壱岐では、クラフトビール以外にも、壱岐産山田錦と壱岐島内の水を使った重家酒造の日本酒蔵「横山蔵」が2018年から復活しており、おいしい日本酒もいただけます。
ISLAND BREWERY

長崎県壱岐市勝本町勝本浦249番地

https://www.ikikankou.com/feature/iki_beer

まとめ

壱岐を代表する人気の定番観光スポットで日本奇岩百景にも認定された「猿岩」を始め、イルカたちの芸を楽しむ「イルカパーク」、古代日本を物語る資料が多数展示される「一支国(いきこく)博物館」などまだまだいろいろあります。

ご夫婦でゆったり旅に、アクティブな女子旅に、家族3世代でのご旅行にグループ旅など、幅広い世代、年代の方に壱岐の旅はお楽しみいただけます。

モデルコースなど旅行相談を受けますので、島の魅力を全身で体感できる壱岐を満喫する旅をどうぞ。

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