桜は例年通り美しく咲き誇る！九州各県の桜名所2020
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
更新日：2020年03月25日
世の中いろんなことがありますが、桜は例年通り美しく咲き誇ります！名城との競演桜や、堂々たる風格の1本桜、桃源郷のような桜の園などなど九州の桜名所をご案内。さくらまつりやライトアップは中止のところが多いですが、写真だけでもお楽しみください！
福岡城跡を艶やかに彩る桜 舞鶴公園【福岡】
福岡城には47もの櫓があったと言われ、現存している櫓は3棟。そのうちの１つは（伝）潮見櫓。石垣と櫓と桜のコラボは必見！
初代藩主黒田長政が、1601（慶長6）年から7年がかりで築城した福岡城。別名・舞鶴城。国の史跡に指定され、現在城跡は、舞鶴公園と大濠公園に。春は桜が約1,000本開花し、城跡に点在する楼門や櫓と見事なコラボ絶景が出現。
（中止）カラーライトアップにより、堀の水にも光が反射し、美しいリフレクション絶景を生み出す
まるで城跡一帯が桜をテーマにした巨大アミューズメントパークのような光景が見れるはずでした。幻想的な夜桜は壮大な歴史絵巻を眺めている気分になります。
※第11回福岡城さくらまつり(2020年春開催予定分)は中止
「日本さくら名所100選」に選定された名所中の名所 小城公園【佐賀県】
満開時には頭上がピンク一色に。桜のトンネルをくぐり抜けよう
小城藩初代鍋元元茂から二代藩主直能により作られた、日本歴史公園百選にも認定された名庭園。春は約3,000本の桜が満開になり、池の水面に映り込む桜の姿も見事！また園内でもう1つの必見スポットが、樹齢350年の「角槙（かくまき）」。犬槙の古木を正方形に刈り込んだもので、一面約30畳という大きさに圧倒されるほど。桜の開花の後、5月はツツジが見頃に。
（中止）夜はぼんぼりに灯がともる。しっとりと和の情緒漂う
例年ですと、公園内を和傘や番傘が彩り、ライトアップされより幻想的な雰囲気に。ぼんぼりの灯も手伝って、公園一体が美しい和の空間に包まれていました。
※桜まつりは中止
約21種類の桜が次々と花開く、桜の楽園 大村公園【長崎】
石垣の美しい勾配を背景に咲く桜は風情たっぷり
桜並木が約200m続く、ライトアップされたピンクの桜ロード
ライトアップは3月25日〜6月20日までとロングラン。というのも、大村公園は桜から花菖蒲まで、春から初夏にかけて花の開花が続く。桜のライトアップは23時までと比較的遅くまで行われているので、ゆっくりと夜桜観賞できるのも嬉しいポイント。
※4月5日（日）の桜まつりは中止、ライトアップあり
不動尊を囲むように、濃厚な桜の雲海が出現 不動尊一心寺【大分】
ピンクの色が濃厚なのは、ぼたん桜ならでは。山の緑の中でひと際映える
山に囲まれた谷底にあり、上から見下ろすことができる桜景色は全国でも希少。緑色の八重桜・御衣黄（ぎょいこう）や黄色に咲く唯一の品種・鬱金桜（うこんざくら）など、15種類以上の珍しい八重桜が境内を埋め尽くす。谷底から吹き上がる風で舞う桜吹雪は、ココの名物。時には桜の竜巻や桜の絨毯など、様々な桜景色を楽しむことも。さらに桜祭り期間中、境内売店には手作りの桜もちが登場。完全手作りのため、週末は行列覚悟で。
夜桜のライトアップは4日間限定。これ目当てに昼夜訪れる人もいるほど
夜のライトアップは2週に分けて週末の計4日間（4/4,4/5,4/11,4/12）のみ。昼間のパキッとした雰囲気とは一変。ロマンチックでフォトジェニックな夜桜スポットに！
不動尊一心寺
大分県大分市廻栖野1305
http://issinnji.jp/
南阿蘇の大地に根を張る、力強さと儚さを持ち合わせた 一心行の大桜【熊本】
4世紀もの時を超えて守られてきた一本桜。菜の花とのコラボ絶景も見事
樹齢400余年。天正8（1580）年に、戦火に散った矢崎城主の菩提樹で、妻子らが城主らの御霊を弔うため、一心に行をおさめたことから「一心行」という名がついたとされる。昭和初期の落雷や2004年の台風の影響で形を変えながらも、力強く根を張り続ける一本桜は、南阿蘇が誇る財産。枝を左右に大きく開き、枝張りは東西21.3m、南北2m、樹高14m、幹周囲7.35mと、ドーム型に広がる美しい形に。熊本地震にも負けず、毎年変わらず花を咲かせるその姿を一目見ようと、観光客は年々増加。観光復興にも一役買っている。
（中止）暗闇をバックに咲き誇る大桜。夜の方が桜のピンクが黒に映え、より迫力を感じる
孤高桜が放つ妖艶な美しさは、これまた素晴らしい。来年はぜひ見たい。
※桜さくらまつりは中止、公園内立ち入り禁止
菜の花と桜が奏でる青空映えの春絶景 特別史跡公園 西都原古墳群【宮崎】
ピンクと黄色、澄んだ青空のハーモニー。約8haの花畑に、約800mの桜並木が続く
319の古墳が点在する西都原古墳群に、春は広大な花畑が出現。約2,000本の桜と約30万本の菜の花が競演する春の大絶景。花びら舞う桜並木から菜の花を眺めるもよし、菜の花に設けられた小径から桜を望むもよし。散策しながらお気に入りポイントを探してみよう。
ライトアップされた夜桜も格別な美しさ。満天の星の下で、特別な時間を
また見頃時に合わせて例年開催される「西都花まつり」は中止。特に夜桜見物は大人気で、昼夜合わせて1日ゆっくりと楽しむのがオススメでした。
桜吹雪が春風に舞う、圧巻の桜トンネル 忠元公園【鹿児島】
約2kmの沿道に約700本の桜が咲き誇る桜トンネル。満開時は桜吹雪がヒラヒラと舞い降りる
市街地を見渡せる小高い丘にあり、大口城主・新納忠元（にいろただもと）を祀る忠元神社一帯が春の桜スポット。「日本の桜名所百選」にも選ばれた桜風景は、約2km続く圧巻の桜並木。満開時には桜のトンネルになり、桜が舞い散る中で散策していると、まさに夢心地気分。
（中止）提灯に照らされた桜並木。満開時は、しっとり幻想的な桜が視界を埋め尽くす
夜には1,000個以上の提灯が灯され、昼間とは異なる幻想的な夜桜風景が見れる予定でした。
※忠元公園桜まつりウィーク（ライトアップ）は中止。
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