うれしの茶を愉しみながら、嬉野の街を爽快サイクリング「茶輪」！
佐賀
更新日：2020年04月09日
2019年4月、嬉野を訪れた人がより嬉野の魅力に触れることができるようにとはじまったTeaCycling「茶輪（ちゃりん）」。嬉野の名産であるうれしの茶を携えて、嬉野の名所やショップを自転車で巡ることができます。サイクリングの途中でお茶がなくなったら、おかわりも可能！なんと嬉野市内の13店舗の茶商店が「茶葉ステーション」となり、お茶のおかわりを1杯200円で提供。うれしの茶を持って、いざ嬉野観光へ出発♪
まずは「シモムラサイクルズ」で自転車レンタル！
嬉野温泉商店街で自転車や関連商品の販売・修理等を行う「シモムラサイクルズ」。茶輪の運営拠点として自転車のレンタルやうれしの茶の茶葉、お茶を淹れる専用の茶輪ボトルを設置。
自転車は4タイプから選べます。普通車（ママチャリ）800円、電動アシスト車1300円、クロスバイク1800円、ロードバイク2800円。全て1日利用可能で、茶輪ボトル利用料を含みます。店主の下村さん自身もスポーツサイクリングやロードバイクを楽しむため、初心者にも分かりやすく乗り方などをレクチャーしてくれます。
レンタルする自転車を選んだら、茶葉と茶輪ボトルを選びます。ちなみに茶葉は13種類から選べるので、好みの1杯を見つけるのも楽しみのひとつ。選んだ茶葉をボトルに入れ、水を注いだらセット完了。水出し緑茶なので抽出までに少し時間がかかりますが、サイクリングしている間にちょうどよい感じになります。好みの濃さになったらボトルをひねって抽出を止めることができるので、最後まで美味しくうれしの茶をいただけます。
茶葉ステーションや嬉野のショップが載った地図を手に入れたら、いざ出発です！店主の下村さんにどんなところを巡りたいか、どんなサイクリングにしたいかを相談をすると、オススメのコースを教えてもらえるので、出発前に聞いてみるのもおすすめです。
基本情報
お問合せ：0954-27-7733
営業時間：11時～18時
休み：水、不定
お茶の街・嬉野へ繰り出そう！
せっかく嬉野に来たのならば、うれしの茶について知りたい！ということで、まず最初に立ち寄ったのは「うれしの茶交流館 チャオシル」。うれしの茶に特化したお茶専門の資料館です。
パネルや実際の農機具を通して、うれしの茶の歴史や製造工程を知ることができる展示スペースやお茶の淹れ方教室、嬉野温泉水を使った茶染め体験などお茶に関する体験メニューがあります。体験は事前予約が必要なので、気になるものがあればぜひ問い合わせてみてね。
館内には茶畑を眺めながらのんびりできる喫茶スペースもあり、うれしの茶と地元のお菓子でほっと一息。
お茶は蒸製玉緑茶、釜炒り茶などがあり、好みのものをチョイスできます。お菓子はお茶を使ったどら焼きやフィナンシェ、マドレーヌなどバラエティ豊かでどれにしようか迷う～！サイクリングの途中休憩で食べるためのおやつを購入しておくのもいいかも！
基本情報
お問合せ：0954-43-1991
営業時間：9時～17時
休み：火（祝日の場合は翌平日）
絶景茶畑で休憩
「うれしの茶交流館 チャオシル」でうれしの茶について知った後は、嬉野の街に繰り出します！「うれしの茶交流館 チャオシル」で知った茶畑の風景は、嬉野の至る所で見ることができます。茶畑の横を自転車で颯爽と通り抜けると気持ちがいい～。
自転車で山をグングンのぼっていくと現れる天茶台。ここまで頑張って自転車を漕いできて本当によかった～と思える絶景が目の前に広がります。
絶景の茶畑を眺めながらの休憩タイム。うれしの茶がより一層美味しく感じます。サイクリング初心者の方は、ここまで来るには電動アシスト車がオススメかも。※但し、天茶台は私有地につき許可が必要です。
基本情報
お問合せ：0954-43-0051（副島園）
副島園
佐賀県嬉野市嬉野町下野甲427
http://soejimaen.jp/
お土産のお茶も忘れずに
茶葉ステーションにもなっている永尾製茶問屋は創業約70年のうれしの茶専門のお茶屋。入る前から芳しいお茶の香りが漂います。独自の加工技術で仕上げた茶葉の販売の他、こじんまりとした喫茶スペースがあり、その場でうれしの茶を試飲することができます。
お土産として購入するなら、蒸製玉緑茶の特上がおすすめ。香りが強く、深いうまみが感じられます。店内には茶葉以外にティーバッグの販売もあるので、家に急須はないという人でも大丈夫。手軽にうれしの茶を味わえます。
茶器コーナーでは、地元の肥前吉田焼の急須や湯飲みも並びます。またオリジナル商品もあり、茶缶100g用1100円（写真）やロゴ入りのフィルターインボトルなどは人気の商品です。
基本情報
お問合せ：0954-42-0523
営業時間：8時30分～18時
休み：1/1
永尾製茶問屋
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙98-1
http://teanagao.jp/
おわりに
車ほど色んなところには行けないけれど、街歩きよりは色んな嬉野の顔を見ることができるサイクリング。何度も嬉野に来たことがあるはずなのに自転車で巡ると今まで気が付かなかった嬉野を知ることができます。もちろん初めて訪れる人でもこれまでにない旅の楽しみを感じられると思います。
▼茶輪の詳細はこちらをご確認下さい
https://tea-tourism.com/cycling/
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