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【特ダネ】電車でGO!御朱印帳ならぬ『九州駅印帳』を持って女子旅!?≪福岡編≫ 

これまで、自粛モードでなかなか遊びにいけなかった私たちですが、行楽の秋、やっぱり旅したい!美味しいもの食べたい!!一味違った特別な体験をしてみたい!!!ということで、今日は、2021年10月にスタートしたばかりの旅企画「九州駅印帳」を持って、御朱印ならぬ「駅印」を集める旅に行ってみました。果たしてどんな旅になるのか・・楽しみです!

それでは九州駅印帳の旅、博多駅から出発します!

「九州駅印帳」(冊子版)は赤と緑の2種類。クリスマスカラーですね。しかし、早朝の博多駅は寒い・・
2021年11月某日博多駅前。午前6:50、吐く息も寒い、朝の冷え込みが厳しい時期になりました。 何故朝早くこんな場所にいるかというと・・・、今日は先輩より、『「九州満喫きっぷ」を使って、1日で「九州駅印帳」の福岡県内の駅印を集められるだけ集めてこい! ただし、女子旅風に。』という、かなり無茶ぶりなミッションを受けたからです。冒頭、「楽しみです!」とか言ってますが、まさかこんな朝早くから集合とは聞いていない・・ 、弾丸ツアーの予感(と寒さ)に震えています・・。

ちなみに、福岡県の駅印スポットは、JR門司港駅博多駅直方(のおがた)駅、平成筑豊鉄道の金田(かなだ)駅、福岡市営地下鉄の大濠公園駅、甘木鉄道の甘木駅、筑豊電気鉄道の楠橋(くすばし)駅、北九州モノレールの企救丘(きくがおか)駅、西日本鉄道の太宰府駅の計9駅。聞いたことのない駅名も・・。
正直、アラフォー女子(言った! そして、いつまで女子と自称して良いか問題ww)二人の体力がどこまで持つのか心配ですが・・、体力の続く限り、福岡県内を東奔西走してまいります!
(そして、あわよくば、美味しいものにありついてやるんだ・・!)

気を取り直して、早速出発です!!

※≪九州満喫きっぷ≫とは?
九州駅印帳巡りの旅にピッタリ!九州の全16鉄道が乗り放題のきっぷなんです。
快速・普通列車限定なのですが、1日乗り放題が3回(人)分ついて、なんと、おねだん11,000円。
旅名人の九州満喫きっぷ(外部サイト)
冊子版で集めるも良し、デジタル版で集めるも良し。ちなみにビックリマンシール世代の私には冊子版がツボです。
まずは、博多駅の駅印の取得へ。改札窓口の駅員さんへ、専用のウェブサイトで購入(2,750円)した九州駅印帳の冊子を見せると、さっと、博多祇園山笠のイラストが施された「駅印」の紙を受け取ることができました! なるほど、各駅にちなんだイラストが描かれているんですね。コレクター魂に火がつきそうです・・。ちなみに、デジタル版の駅印も、改札をくぐって、駅員さんのいる窓口の裏手に貼り付けているポスターのQRコードを読み込めば簡単に取得できました。デジタル版の駅印を集めたい方は、事前に九州駅印帳のウェブサイトのマイページ登録をお忘れなく!

※≪九州駅印帳≫とは?
九州駅印帳は、九州地区16の鉄道が参加して実施している、「駅印」を集めて楽しむスタンプラリー。冊子スタイルの「旅の御朱印帳 九州駅印帳」で紙の駅印を集めるリアル版と、スマホでデジタルスタンプを集めていくデジタル版の2つの参加方法があるそう。リアル版の冊子は専用ウェブサイトで購入できます。デジタル版では、駅印スタンプを集めると旅行券や車掌カバン(!?)が当たるかも・・?!
九州駅印帳(あなたはリアル派? それともデジタル派?)
それでは、博多駅から折尾駅で乗り換えて、直方駅へ向かいます。折尾駅と言えば、鶏のスープで炊き込んだご飯の上に甘く煮た鶏と錦糸卵がトッピングされた“東筑軒のかしわめし"。ただ、まだ1つしか駅印を取得してない私たちにはゆっくりしている時間がないのです・・・。後ろ髪を引かれつつ、一路直方駅へ!

 (※なんと、11月から東筑軒の「冷凍かしわめし」が通販でお取り寄せできるようになったそうです! 炊き立てのご飯を急速冷凍されているそうで、駅売りの味と変わらない美味しさだとか。帰ったら、早速注文しよう・・)
JR九州「博多駅」

福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1

かつての炭都、そして元大関・魁皇の出身地である直方へ

直方=のおがた と読みます!
通勤ラッシュの波に巻き込まれつつ、ようやく直方(のおがた)へ。(なお、ではなくて、のお、なんです!)

みなさん、直方のこと、ご存じでしょうか?かつては、日本の近代化を支えた石炭産業で栄えたまちで、飯塚市・田川市と並んで“筑豊炭都"と呼ばれていたそう。名物は「成金饅頭」。ねじり梅の焼き印が押してあるもちもち生地のどら焼きで、由来は、石炭で財を成した青年が、値上がりを期待して大量に買い込んだうずら豆が大暴落し、大量の豆を処分するために泣く泣く白餡で饅頭を販売したところ、好評だったことがはじまりだそう。5.5cm程度の小ぶりなものから、なんと最大50cmまで縁起物として愛される名物です。

また、直方市は元・大関「魁皇」の故郷としても有名で、かつて魁皇が勝ち星を挙げた日は、取り組み直後に花火があがっていたそう。直方では、「魁皇」の名前を知らない人はいないほど、地元に愛された力士なのです。直方駅前には、りりしい魁皇の像もあり、もちろん、九州駅印帳の駅印も魁皇のイラストが施されていました!
改札を出てすぐ左手の壁にデジタル駅印帳のA4ポスターがあります。ちなみに成金饅頭の写真はsuzu-tripのすずさんから戴きました。彼女のオルレブログは必見です!
JR直方駅から歩くこと徒歩10分、筑豊電気鉄道の筑豊直方駅から乗車して、次は楠橋駅に向かいます!
JR九州「直方駅」

福岡県直方市山部

のんびりことこと、筑豊電気鉄道に揺られて楠橋駅へ

ワンマン列車のときは一番前のドアから降車しますよ~ デジタルの運賃表示もあって、さながら路線バスのよう。
実は私たち・・、筑豊電気鉄道、通称“筑鉄"って生まれて初めて乗車しました。"筑鉄"の会社のロゴが“ツルハシ"なのですが、こちらも、“筑豊炭田"にちなんでデザインされているそう。また、綾瀬はるかさん主演の映画「おっぱいバレー」(2009年)のロケ地にもなった場所があるそうですよ!気づかなかった。早速レンタルして見返してみよう。今回、普段乗らないような列車に乗ったり、知らない場所を訪れたり、九州駅印帳がきっかけで巡ることができて、なかなか楽しいです。(女子旅っぽいのかどうかはさておき・・)

筑鉄の電車は、ころんとしたかわいい車両が特徴的で、座席に座っていると、ごっとんごっとんと振動に合わせて体が跳ね上がるときがあるので、ちょっとしたアトラクション気分で楽しい気持ちに。小さな子どもが喜びそう。車窓からのんびりとした田園風景を眺めつつ、ゆったりとした気持ちで楠橋駅に向かいました。

駅印をいただける場所は、楠橋駅のそばにある電車営業所。元気な窓口のお兄さんが手慣れた風に、駅印を渡してくれました。ちなみに、可愛いTシャツや巾着、電車のペーパークラフトや各駅の駅名キーホルダーなど“筑鉄"グッズも売っていました。旅の記念にぜひ!小さな男の子(場合によっては、大きなお兄さんにも・・?)へのお土産にも喜ばれそう・・。

次は黒崎駅経由で、門司港に向かいます!
筑豊電鉄「楠橋駅」

福岡県北九州市八幡西区楠橋下方3-1

インスタ映えスポット満載! 門司港レトロ

やっと女子旅らしくなってきたぞ!オラ、わくわくすっぞ!
さて、ようやく門司港駅に到着!この時点で11時過ぎ。門司港は、福岡県内屈指の観光スポットなので、訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。
2019年3月にリニューアルされた門司港駅は大正時代の駅舎をモチーフにされているそうで、東京駅と並んで、国重要指定文化財にも指定されています。構内は白い漆喰の壁に、腰壁などが焦げ茶色の塗装に統一されていて、まるで大正時代にタイムススリップしたようなお洒落な雰囲気。駅舎の1Fにはハイカラな雰囲気のスタバもあり、こちらも必見です。
手慣れた手順で、早速、みどりの窓口で駅印を取得し・・・・、いざ!!門司港観光へ!!!
駅印を集め回るというミッションですが、"女子旅"と掲げている以上、あくまで観光がメインなのです!!!
右上は、バナナのたたき売りで有名な門司港のキャラクター、バナナマン。指差しポーズがバナナマンの鼻に突き刺さっているように 見えるのは気のせいでしょうか・・
秋晴れの下、気持ちの良い海風を受けながら、門司港地域をぶらりと散策。明治後半から国際貿易港として栄えた門司港は、至るところに当時を偲ばせるレトロな雰囲気の建物が残っていて、お洒落でインスタ映えするスポットだらけ! レトロな景観が写真映えするだけでなく、あのアインシュタインも泊まったかつての社交場「旧門司三井倶楽部」や、本物の運転が出来る「九州鉄道記念館」、恋人の聖地に指定されている跳ね橋「ブルーウイングもじ」、映画"海賊と呼ばれた男"のモデルとして知られる出光佐三氏の足跡を見ることが出来る「出光美術館」などなど・・、親子連れや恋人同士、御夫婦の旅行先としてもお勧めできる、バラエティに富んだスポットです。コロナ前は、海外からの修学旅行生も多かったそうです。ちょうどこの時期の夜はクリスマスのイルミネーションもとても煌びやかで、恋人同士ならば一度は訪れておきたいところですね。
(誰か!! 連れてってくれ!!!)

しばらく歩き回っていると、おなかが空いてきました・・・。そう、ランチ。ランチです!!今日一日、これだけを楽しみにやってきたと言っても過言ではありません。「どこでランチを食べるか?」という点を念入りに下調べしてきたのです。とりあえず、急ぎ足で門司港駅に戻ることにします。
JR九州「門司港駅」

北九州市門司区西海岸1-5-31

https://www.mojiko.info/

「みかど食堂 by NARISAWA」の絶品焼きカレー

ラグジュアリーな雰囲気の漂う店内。かつての旧・みかさ食堂を踏襲し、ノリタケのお皿をメインに使用されているそう。
本日、ランチはこちらです!!!「みかど食堂 by NARISAWA」

こちらの上品なレストラン、実は門司港駅の2Fにあるのです。大正3(1914)年に門司港駅の開業とともに駅舎の2階に高級洋食店としてオープンし、地元に愛されながら昭和56年に幕を降ろした「みかど食堂」をモチーフとして、2019年3月の門司港駅リニューアル時にオープンされました。

門司港駅に入って、改札の手前を左手に曲がるとファミリーマートがあるのですが、その向かい側にレストランへと続く2Fの階段が現れます。ちょっとわかりにくいところにあるのですが、穴場感があってそれもまた良し。ずっと来てみたかったのです。だって、「ワールド50ベストレストラン」に初めて日本からランクインして、以降11年間ずっと選出され続けている、あの成澤由浩氏が監修されたレストランなんですよ!! そんな彼が監修する門司港名物の焼きカレーがあると聞いて・・・、いてもたっても居られなくなってしまいました。
今日一良い笑顔の二人
ご飯の上にカレーとチーズを載せて焼き上げた門司港発祥の名物グルメ「焼きカレー」は各店で個性的な焼きカレーを提供されているのですが、ここ「みかど食堂」の焼きカレーは、ガーリックライスの上に、新鮮な関門だこ、熊本のあさり、鹿児島の海老など近海の魚介類を使ったシーフードカレーなんです!
見よこの美麗な焼きカレー!どのメニューも成澤シェフがこだわりぬいた九州の食材がふんだんに使われています。
ガーリックライスの上にたっぷりかけられたチーズの焦げ目のついたカレー。美味しそうな香りが鼻腔をくすぐります。勢い良くがっついてしまい、思わず「あちちっ」となってしまいましたが、なんだこれ美味しすぎる・・・! ごめんなさい・・!! ごめんなさい・・!!!! もはや誰に謝っているかわかりませんが、今まで食べた中で焼きカレーの中で一番美味しいです。個人的感想ですが、断トツで美味しいです。ややスパイシーでシーフードの出汁が利いたカレーと、あっつあつのとろけるチーズの組み合わせがたまらない。

関門海峡の激しい潮流で鍛えられたであろう関門だこは噛めば噛むほど味が出ます。素材一つ一つが醸し出す旨みで口の中がもう、楽園状態です(意味不明)。はふはふしながら、あっという間に完食してしまいました。本当に夢心地な焼きカレーだった・・。

「でも・・お高いんでしょう?」と思われた貴方、焼きカレーは単品で1,500円(税込)ですよ。意外と手が届く値段だと思われませんか?毎週、この焼きカレーを食べに通われる常連さんもいらっしゃるとか・・ お気持ち、とてもよく分かります。私も近くに住んでいたら、毎週通いたい!! こちらの絶品焼きカレー、門司港観光ついでに、一度ぜひ味わっていただければと思います!
7種のデザートプレートセット。熊本県産和栗を使ったモンブランなど美麗なスイーツの饗宴。これぞまさに宝石箱やぁ。
そして、〆のデザートは欠かせません!早速、7種のデザートプレートセット(税込1,980円)をオーダー。思わず「わぁ・・!」と声を上げてしまうほど美麗なデザートの数々が、硝子のプレートの上に飾られてやってきました。見た目の美しさはもちろん、一つ一つにシェフの確かな技巧とこだわりを感じます。

トップ・パティシエから絶大な支持を受ける仏・ヴァローナ社のチョコレートのガトーは、口の中に濃厚な甘さがぶわっと広がって溶けていきます。熊本県産の和栗を使ったモンブランは、とても滑らかで、甘ったるさがなく、上品な和栗の風味が余韻となって口の中に残ります。(今まで食べたモンブランの中で一番美味しかった!)八女抹茶のガトーも、抹茶にありがちなくどさや苦さを感じず、爽やかで上品な風味。もう、幸せすぎる・・・!正直、このレベルのデザートをこのお値段では食べられるなんて、ちょっと驚きです。しかも、デザートプレートには、香り高い鹿児島県産の南薩摩紅茶もついてきました。もう、たまらんばい。

ランチだけでなく、カフェとしても利用できますね。でも、あまりに美味しすぎて、カニを食べているときみたいに黙々と食べてしまいそう・・・笑 ちなみに、「みかどキッズ」(税込1,320円)というお子様向けメニューもあるので、お子さん連れでも利用できますよ。


さて・・おなかもいっぱいになったところで、次はなんと、博多駅経由で、福岡市営地下鉄・大濠公園駅を目指します!!
ちなみに、現時点(13:00)で、集めた駅印は9つのうち4つ・・・。もう全部集めるのは無理なのではないか、という疑念が頭をよぎりつつも、私たちは九州観光推進機構職員! 退かぬ!媚びぬ!!省みぬーーー!!!
みかど食堂 by NARISAWA

福岡県北九州市門司区西海岸1丁目5-31 JR門司港駅2F

https://www.mikadoshokudou.jp/

福岡市民の憩いの場、ランナーの聖地でもある大濠公園へ

地下鉄大濠公園駅。博多駅からも10分弱とアクセスも抜群です。この辺りに住んでいる人は勝ち組だと妬んでいる古賀市民です。
門司で美味しいランチを堪能し、お腹も満たした後は、門司港から博多駅を経由して、地下鉄で大濠公園駅へやってきました。(さすがに新幹線で移動しました・・・)もう駅印帳取得もお手の物。大濠公園駅でスムーズに駅印帳を受け取った後は、長旅の疲れを癒すべく、大濠公園を目指します。

大濠公園と言えば、元は福岡城の外堀だったところを造園してできた公園です。現在は舞鶴公園として整備されている福岡城と隣接しており、大きな池を囲むように日本庭園、ボートハウス、また福岡市民のランナーの聖地でもあるジョギングロードがあり、福岡市民に愛される憩いの場となっています。2019年には、福岡市美術館がリニューアルもして、かの有名な草間彌生さんの特徴的なかぼちゃのオブジェもあります!

ちなみに、今では"福岡"という地名は違和感がないと思いますが、もともとこの地域は"博多"と言われていました。"福岡"という名前は、黒田官兵衛の子・黒田長政が先祖の地である備前福岡(現在の岡山県)から持ってきた名前なんです。黒田長政が"福岡城"を築いたので、中洲を挟んで西が武士の町"福岡"、東がもともとの商人の町"博多"と言われるようになったそう。明治時代には、市名を"福岡市"にするか、"博多市"にするか、相当揉めたそうですよ~。そういえば、今でも、県外からお見えになる方は、福岡に「博多市」という地域があると勘違いされている方が多いような・・。現在、那珂川には「福博であい橋」という橋が架かっていますが、別れていた"福岡"・"博多"という2つの町が出会い、繋がっていくという意味が込められているそうです。
福岡市営地下鉄「大濠公園駅」

福岡市中央区大手門1-9

大濠公園の中央にある全周約2kmの大きな池。元々はお城を守る濠として作られたのだそう。にしてもやはり水辺のそばだからか、小虫の大群がすごい・・。
さて、今までの流れが、女子旅とかけ離れている事にうっすら気づいていた(今更!?)私たちは、公園内の雄大な景色に癒されつつ(そして時に大量の小虫に襲われつつ)、大濠公園内一番の映えスポット、大濠テラスを目指します。
2020年9月にオープンした大濠テラス。八女茶を中心に日本文化に触れる事をコンセプトにした施設だそう。可愛い着物もレンタル可能です!
昨年オープンした大濠テラスは、福岡をはじめ九州のローカル食材を味わえるカフェ&ショップで1階が「&LOCALS(アンドローカルズ)」というカフェスペースとなっており、福岡県南の八女茶を使用したお茶や、福岡九州の産品を使ったスイーツなどが提供され、店内での飲食はもちろん、テイクアウトも可能な施設です。 この日も平日にも関わらず、老若男女の大勢のお客様で賑わっていて、かなり人気のスポットである事を実感。そして、やっと女子旅らしい場所に辿り着けた、という安堵感・・。

・・よし! せっかくだから、女子らしくここでインスタ映え☆彡 するものでも買って、お洒落な写真を撮って、今キャンペーン中(2022/2/28まで)のInstagramフォトコンテストに応募してみようかな!

≪九州の感動と物語をみつけようプロジェクト Instagramフォトコンテスト≫
①九州観光推進機構のインスタアカウントをフォロー、②九州の魅力が感じられるような写真を撮って「#九州の感動と物語」もしくは「#九州駅印帳」とタグ付けして投稿すると・・2万円の旅行券が当たるかも!?今ならまだまだ投稿者が少ないようなので、狙い目らしい。
(「九州の感動と物語を見つけようプロジェクト」Instagramフォトコンテスト)
うーん、少しはインスタグラマーっぽい写真が撮れたかな、、、
早速、大濠テラスで、九州のご当地食材が詰まった「大濠公園べんとう」や「濃厚八女玉露のソフトクリーム」「武雄レモングラス&八女抹茶」などを購入。「えっ、さっきランチ食べなかった?」という声がどこからか聞こえてきそうですが、どれもこれも美味しそう、かつ可愛くて、目移りしてしまい・・・、自称わがままボディを維持するのには、適度に美味しいものを摂取する必要があるのです(嘘です)

これらの食べ物をテーブルに並べて、インスタ投稿用の撮影を決行。この角度で撮った方がいいかな?うーん、いや、いまひとつ。。そもそも写真の才能が・・。(慣れないことをするものではないですね・・)なんてわちゃわちゃやってるうちに、あやうく日も暮れかけてきそうだったので、この場で食べるのを諦めて、バタバタとお持ち帰りの準備をし、次は、西鉄天神駅を経由して、太宰府駅に向かいます!

(帰ってから全て美味しく戴きました!どれも本当に美味しかった・・。個人的にはいりこ出汁をたっぷり使用した「だし玉子焼き」がお勧め。箸でつつくと、じゅわ~っと出汁がしみ出て美味しい!)
大濠テラス

福岡市中央区大濠公園1-9

https://ohori-terrace.jp/

学問の神様・菅原道真のお膝元、太宰府へ!

この旅最後となる駅印を受け取った私たち。若干目がうつろなのはきっと気のせいです・・。
早朝、まだ薄暗い博多駅から出発した駅印帳の旅も、あっという間に太宰府に到着!時間は少しずつ日が暮れつつある16:30。もう、他の場所へ移動して観光するのも難しいと判断し、本日の旅は、ここ太宰府で終わりとすることに決めました!決めたったら、決めました!!(先輩・・許して~)
さて、そうと決めたら、参道でもぶらぶらしよう。

本当に、今日一日を振り返ると、とても1日の出来事とは思えないほど、たくさんの乗り物に乗って、九州駅印帳の旅でなければ生涯訪れる事がなかったかもしれない場所にも立ち寄り。感慨深いなあ・・・。福岡県の駅印は全部集まらなかったけど・・・しょうがないよね。あぁ、門司港の焼きカレー、美味しかったな。帰って東筑軒のかしわめしも注文しなくちゃな・・。

・・などと感慨に浸る間もなく、さて。せっかく太宰府に来たんだから、まずは定番のアレを食べないと。。 (まだ食べるんかーい!)
西鉄「太宰府駅」

福岡県太宰府市宰府2-5

太宰府の定番・梅が枝餅は、あつあつの出来立てが最高です!ちなみに、光の道で有名な「宮地嶽神社」には、宮地嶽神社の社紋・三階松がかたどられた”松ヶ枝餅”があります。
太宰府と言えば、定番の"梅が枝餅"は絶対食べて帰らないと!

あんこが入った焼き餅に梅の印が目印の"梅が枝餅"は、お餅が好きだった道真公の死後に、おばあさんが墓前に梅の枝を添えてお餅を供えた、とか、軟禁状態の道真公に格子越しに、梅の枝に刺したお餅を差し入れした、などいわれているそう。今では、道真公にゆかりのあるお菓子として長年地元の人に親しまれ、大宰府を代表するお菓子として有名になりました。駅前や参道にも梅が枝餅を販売するお店がたくさん軒を連ねています。
ちなみに通常は白いお餅なのですが、道真公の誕生日(6月25日)と命日(3月25日)にちなんで、毎月25日のみ、ヨモギ入りの梅が枝餅が販売されるんですよ~。

・・・そうそう! 今回「TRY!九州 太宰府食べ歩きクーポン」(500円)が梅が枝餅と引き換えできたはず!

梅が枝餅以外も、明太子で有名な"福太郎"のめんたいおにぎりや、おせんべいで有名なもち吉の隠れた人気のソフトクリームと引き換えできるクーポンなどが5枚も付いて、500円とかなりお得なこのクーポン。太宰府に行くなら、絶対買わないと!と思っていたら、同僚が提供してくれました。ラッキー!同僚に感謝しつつ、あつあつの梅が枝餅を頬張りながら、太宰府の参道を歩きます。
TRY!九州 太宰府食べ歩きクーポン
旅の締めくくりにふさわしい、紅葉が綺麗な境内。紅葉色のおみくじも可愛い!
たどり着いた太宰府の境内は、まさに秋の紅葉真っ盛りで、綺麗に色づいた木々が私たちを出迎えてくれました。 学問の神・菅原道真を奉っていることから、受験シーズンには願掛けに訪れる多くの受験生で賑わう太宰府天満宮ですが、この日も多くの参拝客が訪れており、七五三詣の着物を着た可愛い子ども達の姿も見かけました。境内は朱色の太鼓橋や荘厳なご本殿など、貴重な文化財が数多く点在し、境内を散歩する楽しみもあります。

見どころの一つは、おみくじの色。季節に応じて、おみくじの色が変わるんです。私たちが訪れた11月は、紅葉をイメージした赤・橙・黄色のおみくじで、とても可愛かったです!1~3月は紅梅をイメージした淡いピンク色だったり、5月は花菖蒲をイメージした紫だったりするそうですよ。また、6月頃は手水舎に色とりどりの紫陽花を浮かべる"花手水"がとても綺麗で、SNSでも話題になりました。

秋色で色づく境内をゆっくりと散策したあと、太宰府天満宮で参拝をしてから、私たちは、永遠のようにも一瞬のようにも感じられた九州駅印帳の旅を締めくくったのでした・・。
太宰府天満宮

福岡県太宰府市宰府4-7-1

https://www.welcomekyushu.jp/event/?mode=detail&id=9999901005141&isSpot=1&isEvent=

「九州駅印帳」の旅の終わりに・・・

色んな意味で濃い一日になりました。みなさんもぜひ「駅印帳」で九州を旅してみてください!
・・・・で、結局駅印は何個集まったかというと。JR博多駅直方駅門司港駅、平成筑豊鉄道の楠橋駅、福岡市地下鉄の大濠公園駅、西鉄太宰府駅の計6駅となりました!1日で福岡県内の計9駅全て集めるのはやはり至難の業だった・・・。各地でグルメを堪能せずに、ひたすら駅から駅へと終電まで粘れば集められたのかもしれませんが、そんなの女子旅じゃない!!
なので、残る、平成筑豊鉄道の金田駅、甘木鉄道の甘木駅、北九州モノレールの企救丘駅の3駅はプライベートでゆっくり訪れようと思います。まずは、金田駅前で"ホルモン焼きそば"を食べてスタートだ!(・・女子旅とは?)

今日は「九州駅印帳の旅」というテーマで、福岡県内の各駅で駅印を集めながら旅をしましたが、福岡在住でありながら、なかなか普段行かないような場所に立ち寄ったり、普段乗る機会のない筑豊電気鉄道に乗ったりと、新たな福岡の良さを再発見できた旅でもありました。知ったつもりでいる福岡も、まだまだ知らない場所や行った事がない場所はたくさんあるんだなぁ・・。(でも、女子旅とは程遠かったような気もする)

今回は、福岡県内の旅となりましたが、駅印スポットは九州で全部で36ヵ所!これを機に、色々と巡ってみたいなあと思っています。寒くなってきたので、次回は、「九州温泉旅」というテーマで、今まで行ったことがない温泉でも発掘しようかなぁ。いや・・でも、「次は1日で温泉宿を出来る限り踏破してこい」なんて言われませんように。 (九州温泉旅 https://www.welcomekyushu.jp/project/onsen/

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