ほっと一息つける場所「宮崎県日向市」に行ってきました!
宮崎
更新日:2022年08月19日
豊かな自然と雄大な海に恵まれた宮崎県日向市に行ってきました。
「日向メロウ」というキャッチコピーの通り、日常から離れて「柔らかな」時間を過ごすことができました。
日向市ってどんなところ?
日向市は、宮崎県の北部に位置し、温暖な気候と美しい山々によって育まれた森林文化と、日向灘の恵みを受けた黒潮文化が溶け合う魅力的な場所です。
日豊海岸国定公園の南端に位置する海岸線は、変化にとんだリアス式の海と白浜青松の美しい砂浜が続き、なかでも「日本の渚100選」にも選ばれたお倉ヶ浜は、温暖で上質かつ安定した波が年間を通して楽しめることから、全国各地から多くのサーファーが訪れ、毎年のようにプロ・アマのサーフィン大会が開催されています。
日向市の観光情報はこちら
アートに触れながら旅に出発!日向市駅
まずやってきたのは、日向の玄関口ともいえるJR日向市駅です。
ガラスを通して入り込む柔らかな日差しと木のぬくもりに、なんとも癒されました。
耳川流域の県産スギ材をふんだんに活用しているので、電車から降りたときから木の香りがすると好評なんだとか!
そんな日向市駅は、独特の建築様式を取り入れたデザインが世界で高い評価を受け、鉄道に関する国際デザインコンペティション「ブルネルアワード2008」において最優秀賞を獲得しているんです。
なんと、駅舎が最優秀賞を受賞するのは日本初の快挙らしいです。
芸術的な建築物に触れたところで、日向観光に出かけましょう。
大御神社・鵜戸神社で神秘的な力を感じよう
日向市駅から車で10分ほどで訪れることができるのが大御神社です。
大御神社は日向岬の付け根、伊勢ヶ浜の脇に社殿を置き、日向灘の大海原に向かう社殿の立ち姿はなんとも幻想的です。
国歌、君が代にも謳われる「さざれ石」や、古代人による龍神信仰の跡ではないかと噂される「龍の卵」など神秘的な空間が広がっていました。
宮崎県内で合宿をしていたラグビー日本代表の選手たちがここで勝利を祈願し、2015年には強豪・南アフリカに歴史的勝利をおさめ、2019年には史上初となるベスト8の成績を残すなど、ご利益は折り紙付きです。大事な勝負の前に訪れるのもいいですね。
大御神社からそのまま行くことができる鵜戸神社では、不思議な光景を見ることができるんです。
洞窟の中にある祠から入口を眺めると、、、
白い龍が天高く昇っているように見えるんです。
なぜこのように見えるのか、とても不思議なパワースポットでした。満潮時は中に入ることができないようなので、事前に確認してから行くことをおススメします。
細島牡蠣小屋かき寧で海の幸を堪能
お腹が空いてきたので美味しい海の幸を食べに細島牡蠣小屋「かき寧」さんにやってきました。
日向市にある細島港は天然の良港で、宮崎県一の岩牡蠣の生産量を誇る地域なんです。
そんな潮の香る細島港で獲れたての細島岩牡蠣を提供してくれるのが、かき寧さんです。
早速岩牡蠣を注文してみました。かき寧さんでは、魚介類は全てお店の方が焼いてくれます。
待っているだけで出来立ての焼き牡蠣を食べることができるというなんとも至れり尽くせりな牡蠣小屋さんなんです。
そして出てきた焼き牡蠣がこちらです!身が大きくて食べ応え抜群でした。
牡蠣だけでなく、しらす丼や海鮮丼など沢山のメニューがあるのも嬉しいポイントでした。
駐車場も広いので、車で行ってもゆっくり駐車することができますよ。
海と空と大地が交わる日向岬・馬ケ背
お腹もいっぱいになったところで日向岬に向かいました。
日向岬には馬ケ背・細島灯台があり、どちらも日向の大自然を存分に楽しむことができます。
まずは馬ケ背からご紹介します。
馬ケ背は日向岬の先端に位置し、日向随一の絶景スポットとしても知られています。
駐車場から少し歩いたところにある馬ケ背展望所から見える断崖絶壁は、日本一の高さ70mにも及び迫力満点!
2022年4月には、展望台がスケルトンの床(スケルッチャ)になり、国内屈指のスリル満点スポットになっていますので、ぜひ現地で体感してみてください。
馬ケ背展望所から更に山道を進んでいくと細島灯台を見ることができます。
細島灯台は明治43年(1910)に赤レンガでつくられ、昭和16年(1941)に現在の白い灯台に塗り替えられました。
海と空の青さの中に白い灯台がひときわ輝いてインスタ映えを狙えるスポットでしたよ。
2017年には恋する灯台にも認定されているようなので、デートにもピッタリですね。
馬ケ背展望所からは登り道が続きますので、歩きやすい靴で行くことをおススメします。
暑い時期は水分補給もしっかりしましょう。
願いが叶うクルスの海
日向岬からすぐ近くのクルスの海にやってきました。
南北220mにわたって裂け、十字架に見えることから、ポルトガル語で十字架を意味するクルスの海と呼ばれるようになったそうです。地元の方にはドライブスポットとしても親しまれているのだとか。
駐車場からすぐの展望台に到着すると、鐘のついたモニュメントが出迎えてくれます。鐘を鳴らしながら願いをするとあなたの願いも叶うかも?!
横の岩場と十字架が合わさると「叶」という漢字に見えることも、願いが叶うといわれるようになった理由のようです。
OKURAの愛称で親しまれるお倉ヶ浜
最後にやってきたのは日向市の代表的なビーチでもあるお倉ヶ浜です。南北4㎞におよぶ全国屈指のサーフスポットで、各種施設・駐車場も完備され、一年を通してサーフィンが楽しめるんだとか。夏の時期には海水浴場も開設されますよ。
あいにくサーフィンはできないのですが、こんな素敵な海でサーフィンができたら素敵だろうな、、、。
はじめての日向観光でしたが、多くの観光スポットが密集しているので無理なく楽しむことができました。道路も整備されているので、普段車で移動しない方も安心して運転することができますよ。
忙しい毎日から離れて、メロウな日向でほっと一息ついてみてはいかがですか?
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