九州の小京都杵築、桜で彩る杵築城 〜 大分杵築・熊本黒川編 〜
熊本
大分
更新日:2018年04月05日
大分県杵築市は、全国で初めて「きものが似合う歴史的町並み」に認定された九州の小京都です。小京都とも呼ばれてきたこの城下町は、街並みのいたるところで江戸の風情が香り、訪れる人を江戸の時間旅行にいざなう魅力が満載です。 今回は、大分の魅力を中心にお伝えしてまいりたいと思います。
日本唯一の"サンドイッチ型城下町"です。徒歩で歩いて散策できるほどコンパクトの町並、江戸時代の雰囲気を感じるとることができます。杵築の名前の由来は、以前は「木付」と名付けられたと言われていますが、1712年幕府から藩主松平重休に与えられた朱印状で「木付」を「杵築」と誤記されていたことからだそうです。意外な地名の由来ですね。また、この地は坂が多く、随所に凹凸があることからサンドイッチ型と言われているんです。坂の名前の由来もぜひチェックしてくだいね。
勘定場の坂(お城に一番近い坂)
杵築城までを結ぶこの坂は、勘定場の坂と呼ばれています。江戸時代、収税や金銭出納の役所があったことからこう呼ばれたそうです。石段53段、勾配はなんと24度もあります。ちびっ子たちは元気に駆け上がりますが、大人には少し"しんどい"上り坂。お城勤の家老たちを運ぶ馬や駕籠(かご)担ぎの歩幅まで計算されたものだと言われています。当時の人々もこの坂を上り下りしていたのかと思うと感慨深くなりますね。
桜のアーチ
杵築城に向かうまでの通り沿いは、桜の木が植えられており満開の桜がアーチとなってとても綺麗でした。遊歩道からは別府湾も眺めることができ、海風が心地よいです。
日本一小さい杵築城
日本一小さいといわれてる杵築城ですが、小高い山の上にあるので天守閣からの眺めは、城下町や海が見渡せる絶景です。杵築城の手前には、城山公園が整備され一般にも開放されており、お花見、子供たちの遊ぶ声が響き渡っていました。又、市内のあちこちで発見された国東塔など貴重な石造物を野外展示している石造物公園もあり、見所満載です。桜と青空と城、この時期にしか味わえない贅沢な時間、新緑の時期もぜひとも訪れてみたくなりました。
酢屋の坂
杵築の坂で最も有名なのは、酢屋の坂です。北台の武家屋敷と商人の町をつなぐ土塀と石垣が印象的な坂で石畳が非常に美しさは、No.1です。坂の名前の由来は、谷町の商人と深い関わりがあり、酒屋を営む塩屋長右衛門は、谷町から南台への坂の下で営んでいた塩屋(酒屋)をずいぶんと繁盛させた豪商で、その後は谷町から北台への坂の下で今度は酢屋の商売を始めたとのこと。坂はそれぞれの商いから、「塩屋(志保屋 )の坂」「酢屋の坂」と呼ばれるようになったそうです。
江戸時代にタイムスリップできる城下町
江戸時代の武士や町人たちの暮らしやこの町の様子をうかがい知ることのできるかけがえのない町並みを感じるとることができます。坂の上から眺める景色はとてもダイナミックですが、武家屋敷やその茅葺屋根、そして町家の家並みに白壁、石垣、竹林と、貴重なこれらの景色は映画やドラマにもたびたび登場しています。
杵築市・日田市 城下町散策
(サンドイッチ型城下町)大分県杵築市 (豆田町・咸宜園)大分県日田市
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北台武家屋敷
上級武士の屋敷が建ち並ぶ北台武家屋敷通りの中程に、ひときわ目を引く立派な屋敷が多くあります。656坪の広い敷地に建つ見事な茅葺屋根の屋敷は、広い間口の玄関やその奥に次の間を持ち、畳の縁にまで紋を入れるなどの格式をうかがわせる凝った造作が随所に見られるのも、ここ杵築城下町の特徴かもしれません。
大分にある巨大ブランコ(伐株山)
伐株山、標高685mの山頂にある巨大なブランコ、そこは360度見渡せるパノラマ公園になっています。特にブランコは、空に向かって漕げるようになっていて、昔テレビで見て憧れた、あのハイジの気分に浸れます。訪問時は野焼きされた後でしたが、新緑のシーズンは緑の草花で覆われ、絶景間違いなし。
伐株山からの展望
展望の360度のパノラマは勿論のこと、パラグライダーも飛び立っていました。
黒川にある森のコテージ
宿は、ホテルや旅館ではなく、木の香りのするログハウス。広いテラスで、キレイな星を眺めながら、バーベキューが楽しめます。露天風呂も最高です。自然に囲まれ、心も体もリフレッシュ。
コテージの中には、大きなテラスもあります。ブランコや屋内バーベキュー台もあり、十分な施設と言えます。
城島高原にある”城島高原パーク”
ご存知、大分県別府市の城島高原に位置する遊園地です。1992年に導入された日本初の木製コースター「ジュピター」がナンバーワンの人気を誇っています。10種類に及ぶ絶叫系アトラクションが充実している他、ほのぼの系アトラクションも約20種類揃えています。
春休み平日一番に訪れれば、貸し切り状態です。
別府市内にある巨大な公園「別府公園」
別府市の中心地に位置するシンボル公園として、多くの市民の散策、憩いの場や各種イベント等にも利用されている「別府公園」を訪れました。面積は27.3ヘクタールあり、芝生広場や多くの樹木に囲まれた自然豊かな園内には樹齢100年を超す赤松、黒松が約700本、また桜も満開で、お花見にも持ってこいの場所ですね。
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