レトロと時々アート。ノスタルジックな別府まちあるき
大分
更新日：2018年12月13日
碁盤の目状に広がる路地はちょっぴりミステリアス。タオル片手に地元っ子が集う共同浴場においしいグルメ、アートな空間、陽だまりのネコ――。角を曲がるたびにステキな出会いが待っている。さぁ、のんびり気ままなお散歩へ【別府】に出かけよう。
「手湯」が湧く別府駅前からスタート♪
別府石から湧きだす美肌の湯。24時間利用OK
さすがは日本一の湯の町、別府！駅を降りればすぐに温泉がお出迎え。しかも「手」のために造られたなんとも贅沢な温泉、手湯。もちろん、無料。しっとり潤うというナトリウム-塩化物・硫酸塩泉がかけ流しで楽しめる。
もうひとつの駅前名物、油屋熊八の像。油屋熊八とは別府観光に尽力した実業家
「道々の輩」で女子に人気のとり天ランチ
とり天の香味あげ定食。ドリンク付きで840円（税込み）はランチ価格（夜は単品のみ）。かぼすポン酢で召し上がれ
別府発祥グルメのとり天。ひと口で鶏肉の天ぷらと言えど、その味わいは店ごとでイロイロ。路地にひっそりとたつこちらは別府女子に支持される店。衣に刻んだ大葉を混ぜているのが特徴で、大葉は爽やかな香りが楽しめるだけでなく、肉の臭みをとり、さらには食欲増進効果もあるというナイスな食材。モモ肉を使っているため、驚くほどやわらかくジューシー！
［営業時間］11:30〜14:30（LO14:00）、17:30〜23:00（LO22:30）
［休み］火曜
創業20年超えの古民家カフェ。手作りスイーツも人気
道々の輩（みちみちのやから）
大分県別府市西野口町15-42
「SELECT BEPPU」で“別府のいいもの”に出合う
紙器メーカーの三代目と建築デザインを学んだ2人による「ilocami」のアクセサリー。紙ゆえに軽い！ピアス3900円〜（税別）
築100年超えの町屋を利用したセレクトショップ。別府をはじめ、県内ゆかりの作り手やアーティストの作品がずらりと並ぶ。アクセサリーやバッグ、器、ペーパーアイテムなどラインナップは豊富。「こんなのあったらいいな」というSELECT BEPPUのアイデアを加えた、オンリー1なアイテムも揃う。新作も続々入荷され、訪れる度に発見があるのも楽しい。
［営業時間］11:00〜18:00
［休み］火曜（祝日の場合は営業）
「ななつ星in九州」の客室備品を手がける竹細工職人・西本有さん×SELECT BEPPUのコラボ竹トートは受注生産（4万円・税別）。現在6カ月待ちの人気ぶり！
見ているだけでワクワクしちゃう品揃え
2階にはマイケル・リンのふすま絵を展示。気軽にアートと触れ合える
別府温泉のシンボル的存在、「竹瓦温泉」
明治12年創設。現在の建物は昭和13年に造られたもの
大小あわせると100もの共同浴場があるといわれる別府。そのシンボル的ともいえるのが、唐破風造りの屋根をもつ「竹瓦温泉」。扉を開けると番台さんが待つスタイルも、半地下式の浴場に小判型の湯船がひとつある造りも昔ながら。キリリと熱めの湯は、男湯と女湯で泉質が異なる。ちなみに源泉は計3本。残りの1本は、砂かけさんが待つ砂湯で利用されている。
［料金］入浴料100円、砂湯1030円
［営業時間］6:30〜22:30、砂湯は8:00〜22:30（最終受付21:30）
［休み］12月の第3水曜、砂湯は毎月第3水曜（祝日の場合は翌日）
脱衣所から続く階段を下りた先に浴場がある半地下式
温泉で温められた砂に埋もれるだけで汗びっしょり！砂から出たときの爽快感はクセになる
別府っ子の定番！「GENOVA」で湯上がりジェラート
37年間、別府で愛され続けるジェラート店
別府でおいしいスイーツといえばその名が挙るジェラート店。アーケード街で店を構えた37年前から今も変わらず、新鮮ミルクを使って店奥の工房で毎日手作り。フルーツからイモやカボチャといった野菜、ほかでは味わえない創作系まで20種以上。どれも素材を豪快に使った贅沢な味わい。さっぱりとしているため、飲みのシメに訪れる別府っ子も多い。
［料金］カップシングル450円〜（税込み）
［営業時間］15:00〜24:00（土曜は12:00〜、日祝は12:00〜22:00）
［休み］月曜（祝日の場合は翌日）
ピスタチオ600円。口どけなめらか！
GENOVA（ジェノバ）
大分県別府市北浜1-10-5
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