記事 ARTICLE

【エリアガイド】海鮮グルメなら九州へ!新鮮な魚介類の素材の味を楽しもう

九州を訪れた方が口を揃えて言うのが、「とにかく魚介類が新鮮でおいしい!しかも安い!」ということ。全国的に水揚げ量や種類別水揚げ量が1位・2位になる県もあるほど、豊富な種類と量を誇る九州の鮮魚は、一度食べると病みつきになるおいしさです。普段なかなか市場に出回らないものから、現地ならではのいただき方など、九州の海鮮グルメの魅力をご紹介します。

九州の海鮮グルメ①イカの透明感がすごすぎる!本当のイカのおいしさを知れる「お魚処 玄海」/佐賀県唐津市

イカ漁が盛んな佐賀県唐津市呼子町の人気店、イカの活き造り発祥の地「お魚処 玄海」。新鮮なイカがたくさん獲れるこの町ならではの「イカの活き造り」や、豊富な海の幸をたっぷりと楽しめるお店です。
活魚の卸販売を行うご主人が経営しているお店で、玄界灘から海水を引いて生け簀の水を循環させて活魚の環境を整備し、鮮度抜群の海鮮料理を提供しています。
さすが鮮度にこだわるお店、入口にある生け簀には、たくさんのイカがすいすいと泳いでいます。透明でものすごくキレイです!その他にも、近郊で獲れた魚やアワビ、サザエなどの高級貝もごろごろ。これを今からいただきます。
その名の通り、「イカの活き造り」は、獲れたて、さばきたてのイカが一匹、ドーンとやってきます。まだ足や口が動き、赤い模様が浮かび上がっては消えていきます。
身は透き通っていて、お刺身はコリコリとした歯応えがあり、噛むとムチッとした食感と甘みが口の中に広がります。新鮮なイカのお刺身って、こんなにおいしいんだ!と感動するはず。
そして、名物いかしゅうまい。イカのすり身を蒸したもので、まるで和食のしんじょのような味わい。大人はもちろん、子どもにも人気で、お土産にもおすすめです。
こちらはイカの活き造りがついた「魚づくし会席 小潮」(3,300円/税込)。このお膳のほか、いかしゅうまいなどが付いてきます。
活き造りは身をいただいた後、「下足はどうしますか?」と聞いてくれるお店がほとんど。天ぷらか塩焼きかなど選べるので、どちらかお好みを。揚げたてのゲソ天ぷらはぷりぷりで最高ですよ!
電話:0955-82-3913/フリーダイヤル:0120-03-3913
営業時間:11:00~20:00(オーダーストップ19:00)
お魚処 玄海

佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦508-3

http://www.yobuko-genkai.co.jp/

九州の海鮮グルメ②鮮度抜群の関アジ・関サバを贅沢に!「あまべの郷 関あじ・関さば館」/大分県大分市

見た目も美しい「関あじ姿造り」。ぷりっぷりで美味しい!
九州の海鮮グルメの中でも絶対に外せないのが、全国でも高級ブランド魚として名をとどろかせている「関あじ」「関さば」です。大分県の佐賀関沖合に位置する速吸瀬戸で、大分県漁業協同組合佐賀関支店の組合員(漁師)が一本釣りしたマアジやマサバのことで、活きの良さを持続させるための「活けじめ」など、釣った後の処理にも手間ひまをかけ、タイやヒラメにも勝ると言われるその美味しさを守っています。
「あまべの郷 関あじ関さば館」では、豊後水道を眺めながら、関あじ・関さばはもちろん、真鯛やブリ、ヤリイカやホタルイカ、伊勢エビなどの新鮮な佐賀関の海の幸を味わえます。潮の流れが速く、プランクトンが豊富な豊後水道で育った魚はどれも絶品!関あじと関さばの、ぷりっと引き締まった身と、とろけるような味わいがたまらない…!と地元の人から観光客まで多くの方が訪れていて、青魚が苦手な方も、この魚を味わうためにまたここへ来たいと思うこと請け合いです。
電話:097-575-2338
営業時間:11:00~16:00(1階直売所は10:00~17:00)、土日祝日11:00~21:00
あまべの郷 関あじ関さば館

大分県大分市大字白木949

http://sekiajisekisabakan.com/

九州の海鮮グルメ③いろんな部位のクジラが楽しめる「銅座 呑(どうざどん)」/長崎県長崎市

長崎で魚が食べたいならここ!と言われる「銅座 呑」。長崎特産の鯨の盛り合わせでは、赤身やさえずり、くじらベーコン、オバイケなど、さまざまな部位を味わうことができます。
それぞれ個性的な食感と味わいを持つ鯨肉の部位を余すところなくいただいた後は、長崎の旬の地魚や五島牛などのお肉料理にも舌鼓。アラカブの唐揚げやうちわエビの味噌汁など、見た目のインパクトと味の良さが癖になるお料理がいっぱい!さすが漁業生産量全国2位、漁獲魚種全国1位の長崎県ならではのラインナップです。
大将手作りというカウンターのネタケースには、日替わりで新鮮な海の幸が並びます。旬のネタを好みに応じて大将が見事に調理してくれるので、「いろいろ食べたくて迷う!」というときは、おすすめのネタや食べ方を聞いてみては。地元の方にも観光客にも人気で、リピーターが多いのもうなずけます!
電話:095-829-3788
営業時間:18:00~24:00(日祝日 ラストオーダー21:30)
定休日:毎週火曜日
銅座 呑(どうざどん)

長崎県長崎市銅座町14-15-2階

http://www.nagasaki-don.com/

九州の海鮮グルメ④国東半島のソウルフード、タコ飯を食べるなら「道の駅くにみ レストラン美浜」/大分県国東市

大分県の知る人ぞ知る人気グルメスポットがあるのは、国東半島最北端にある「道の駅くにみ」。この中にある「レストラン美浜」では、国東半島東沖で獲れるマダコ、くにさき姫だこを使った名物「たこめし膳」がいただけます。
たこの味がしっかりしみ込んだご飯の上に、たこの切り身がたっぷり!その他にも車エビの天丼など、国東の海の幸を使ったメニューがたくさんあるので、みんなでシェアしてあれこれ食べたくなります。
入口では、はちまき姿のかわいい「願いだこ」がお出迎えしてくれます。道の駅くにみには名物の干したこや地元産の野菜や果物など、特産品がたくさん並んでいるので、お土産探しにもおすすめです。近隣にはバンガロー等が整備された権現崎キャンプ場や、くにみ海浜公園、海水浴場などがあり、これからの季節のドライブコースにもぴったり!
電話:0978-89-7055
営業時間:11:00~16:00(OS15:30)
定休日:12/31、1/1、1/2
レストラン美浜

大分県国東市国見町伊美4252 道の駅くにみ内

http://visit-kunisaki.com/spot/レストラン美浜/

九州の海鮮グルメ⑤うに嫌いもうに好きに!?春の『天草生うに三昧』も大人気の「天草地魚料理いけすやまもと」/熊本県天草市

うに好きはもちろん、うにが苦手な人もペロリと完食してしまう、超絶品のうにが食べられるのが、熊本県天草市の「天草地魚料理いけすやまもと」です。獲れたての新鮮な「生うに」が食べられるのは、やっぱり天草ならでは。すべてのどんぶりにプラス1,000円でうにのトッピング可能という嬉しいサービスもあります。
そして、天草を訪れるならこの時期をおすすめする理由が、毎年3月20日から行われる天草の春の風物詩、『天草生うに三昧』!天草の飲食店や宿泊店が、3月から5月のほぼ2ヶ月だけしか味わえないという「天草紫雲丹」を「生」で楽しめるオリジナルメニューをそれぞれ掲げるイベントで、毎年全国からファンが押し寄せるほどの人気ぶり!「天草地魚料理いけすやまもと」では、紫雲丹の素材の味をじっくり味わえる、「生うにの刺身」がいただけます。この時期、この場所でしか食べられない「天草紫雲丹」、ぜひ味わってみてください。
※雲丹丼は雲丹の種類によって価格が異なります。
・岩隠子雲丹(1月~12月)…3,000円(税別)
・紫雲丹(3月~6月)…3,500円(税別)赤雲丹(7月~9月)…4,000円(税別)
電話:0969-23-2103
営業時間:月~金曜日 11:30~22:00(LO21:00)、土曜日 11:00~22:00(LO21:00)、日曜日・祝日 11:00~21:00(LO20:00)
定休日:毎週水曜日+不定休
天草地魚料理いけすやまもと

熊本県天草市南新町10-11

http://yahiro.sakura.ne.jp/yamamoto/yamamoto_shokuji_donburi/

素材の良さが全国ピカイチな九州の魚を存分に味わって

九州ならではの新鮮な海鮮を堪能できるお店、いかがでしたか?ここではご紹介しきれなかった美味しいお店がまだまだ九州にはたくさんありますので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

地図を見る

Google Mapの読み込みが上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください。

関連するタグ

タグ一覧を見る

関連記事

週間記事ランキング

この記事を書いたフォトライター

PAGETOP