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熊本の農山漁村を「旅する」。地域に触れる、暮らしに触れる農山漁村ツーリズムの ススメ〜県北編〜

温泉や絶景も楽しみたいけれど、もっと深く地域を楽しむなら、農山漁村ツーリズムがおすすめ。
農山漁村ならではの体験を楽しんで、地域の方との会話で新たなスポットを知る。
地域の方との交流によってその土地の営みを知る。そんな旅をご紹介します。

熊本の県北エリアについて

熊本県の北西部、阿蘇地域や福岡県に隣接する広大なエリアであり、世界遺産に登録された「万田坑」や、ラムサール条約湿地に登録された「荒尾干潟」を擁する荒尾地域、阿蘇外輪山から遠く有明海に注ぐ菊池川の恵みを受け、二千年以上続く米作りの歴史や、豊富な農産物を産出し、個性豊かな複数の温泉地を擁する地域として発展してきた菊池・山鹿・和水・玉名地域等があります。また、四季折々に様相が変わる深山幽谷の様な景観、人の手によって美しく守られてきた棚田、農業や地域の生活を支える堰(せき)や井出(いで)など、古き良き農村の風景が色濃く残っている地域でもあります。今回、お気に入りの観光スポットと一緒に楽しんでいただきたい農山漁村ツーリズムについてご紹介します。
◉農山漁村ツーリズムとは
農山漁村において、日本ならではの自然、文化、人々との交流を楽しみながら、短期~長期的な時間を過ごす旅行スタイルのこと。

明治日本の産業を支えた世界遺産「万田坑」(荒尾市)

県北エリアにある荒尾地域は熊本県の北西部に位置し、西は有明海、北は福岡県に接しています。豊富で良質な石炭を産出した事から、近代日本の産業を支えた、戦前から続く炭鉱の街として知られています。荒尾市にある旧三池炭鉱の坑口となる「万田坑」や、現存する貴重な資料や写真等が展示されている「万田坑ステーション」では当時を偲ぶ事が出来ます。これら明治期から大正~昭和の日本の産業を支えた貴重な産業遺構は、2015 年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として、ユネスコの「世界遺産(文化遺産)」へ登録され、多くの方が訪れています。

万田坑
住所:〒864-0001 熊本県荒尾市原万田200-2
電話:0968-57-9155
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)
営業時間:9:00~17:00
入館料:小中学生1人210円(団体は20名以上1人160円)、高校生1人310円(団体は20名以上1人240円)、大人1人410円(団体は20名以上1人320円)
HP:https://www.city.arao.lg.jp/kurashi/shisetsu/mandakou/

万田坑

熊本県荒尾市原万田200-2

https://www.city.arao.lg.jp/kurashi/shisetsu/mandakou/

生き物の宝庫「荒尾干潟」(荒尾市)

有明海東側の荒尾市沖に位置し、南北 9.1 ㎞、東西最大幅 3.2km と単一干潟としては国内最大級の広さを誇る「荒尾干潟」は、荒尾名物のマジャクやアサリなどの多様な生態系を擁し、さらに干潟生物を餌にするシギやチドリ等の渡り鳥にとって中継・越冬を行う重要な地であること等が国際的に認められ、平成 24年7月にラムサール条約湿地に登録されました。

上の写真は、毎年 5 月〜9 月頃に実施されている「テーラー乗車体験」の様子。有明海の漁業で使われているテーラーで干潮時の荒尾干潟を走る特別な体験です。テーラーに乗って美しい景色や海の香りなど、荒尾干潟の魅力を体感してみてください。

また、荒尾地域は農業も盛んで、「ジャンボ梨」とも呼ばれるほど大きい新高梨の生産地としても有名です。近年は暖かい海辺の地形を活用し、オリーブの栽培・加工品製造にも力を入れています。

荒尾干潟水鳥・湿地センター
住所:〒864-0027 熊本県荒尾市蔵満20−1
電話:0968-57-7444
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)
営業時間:9:00~17:00
HP:https://www.facebook.com/araohigata2019/

荒尾干潟水鳥・湿地センター

熊本県荒尾市蔵満20−1

https://www.facebook.com/araohigata2019/

二千年にわたる米作りの歴史。日本遺産に認定された菊池川流域の営み

菊池川流域(菊池市、山鹿市、玉名市、和水町)は、二千年にわたる米作りによる大地の記憶が残っている地域です。平地には古代から受け継がれた条里、山間には高地での米作りを可能にした井手(用水路)と棚田、そして海辺には広大な耕作地を生み出した干拓。米作りを支えた先人たちによる土地利用の広がりが、今も姿を留め、その全てをコンパクトに見ることができます。

平成29年には、菊池川の水の恵みによって育まれてきた米作りの歴史や人々の営みの軌跡が評価され、日本遺産に認定されました。

▼日本遺産ポータルサイト
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story053/
そんな菊池川流域には、良質な温泉も豊富。「日本の名湯百選」にも選出される菊池温泉やじゃらん人気温泉地ランキング「おすすめしたい穴湯温泉地ランキング 2023」で全国 2 位に輝いた山鹿・平山温泉(菊鹿温泉を含む)のほかにも、千年を超える歴史を誇る玉名温泉、文豪「夏目漱石」の小説「草枕」のモデルにもなった小天(おあま)温泉、Ph.10 以上と全国でも珍しい「スーパークレンジングの湯」とも言われる三加和温泉などが点在しています。
地域内には江田船山古墳などの古代の遺跡、田中城跡や豊前街道を代表とする数多くの歴史的資源も存在。また、米はもとより、ブドウやイチゴ、みかんなどの農産物や菊池地域で生産したお米を食べて育った「えこめ牛」を始めとする畜産物も豊富に揃う食材の宝庫です。
米作りの文化とともに発展してきた菊池川流域には、フットパスコースも豊富。地域に昔からある、ありのままの風景を見ながら、過去に思いを馳せ歩くのもオススメです。

菊池川流域日本遺産協議会事務局(和水町 商工観光課)
住所:〒865-0192 熊本県玉名郡和水町江田3886 
電話:0968-86-5725
HP:https://www.kikuchigawa.jp/

菊池川流域日本遺産協議会事務局(和水町 商工観光課)

熊本県玉名郡和水町江田3886

https://www.kikuchigawa.jp/

お米がテーマの街歩き!「米米惣門ツアー」(山鹿市)

山鹿市で開催されている「米米惣門ツアー」は、菊池川沿いの歴史ある「下町惣門地区」で、街道沿いに点在する酒蔵や麹屋、せんべい工房などを「米」をテーマに約1時間かけて地元のガイドと巡るツアーです。

ツアーの受付となる、天保年間(1830〜1845 年)創業の麹屋「木屋本店(きやほんてん)」は、江戸期に建てられた特徴ある「間口が狭く細長い奥行き」に、味噌や酢、甘酒などの商品が所狭しと並んでおり、まさに「うなぎの寝床」といった様相。もうすぐ二世紀を迎えようとする歴史、創業当時から続く製法を今も継承しています。

明治 29 年(1896 年)創業の老舗酒造「千代の園酒造」は、1 世紀以上に渡り旨い酒造りに徹してきた酒蔵です。敷地内にある資料館で酒造りの工程や酒造の歴史をパネルや展示された専用の道具などから学べ、自慢の純米酒や珍しい赤酒の試飲もできます。
他にも、米問屋所縁のお寺「光専寺」や、「せんべい工房」では、焼き立てのせんべいを味わえる人気の「米せんべい焼き体験」も行えます。
 

米米惣門ツアー(申込お問合せ:山鹿温泉観光協会)
住所:〒861-0425 熊本県山鹿市中央通510-2
電話:0968-43-2952
定休日:毎週水曜日、8/14~17、年末年始
案内時間:60分(出発時間/10:00~、11:00~、13:00~、14:00~、15:00~)
案内料/600円(お一人様、お土産付き)
※小学生以下は無料です
※イベント等の開催によりご案内できない日もございます。
※ツアーが休みの場合も、千代の園酒造と木屋本店は見学可能です。
※申込/希望日の前日までにお申込みください。
HP:http://comecome-soumon.com/guide.html

米米惣門ツアー

熊本県山鹿市中央通510-2

http://comecome-soumon.com/guide.html

120年以上の歴史を誇る観光農園「水本オレンジガーデン」(玉名市)

県北エリアは有明海に注ぐ下流域である玉名地域の柑橘類、中流域の山鹿・鹿本地域の栗、上流域の菊池市周辺のスイカやメロン、花きなどの農業が盛んで生産物の種類も豊富。中山間地も多く、平坦地に比べて生産条件が厳しい急傾斜地などの地形の特性を、農家の知恵やこだわりで活かし、ブランド化に成功したケースも多く、それらを一般の消費者にも「体験メニュー」としてサービスを提供する生産農家も近年増加しています。

熊本県玉名市天水町小天地区は、江戸時代から肥後細川藩が柑橘の生産を奨励し、古くからミカン栽培が盛んな地域です。

明治から大正、昭和初期に掛けて、熊本県近代の果樹栽培の基礎を築いたとされる創業者・水本鶴次翁の遺徳を引継ぎ、3 代の皇室へミカンを献上した実績がある 120 年以上の歴史を誇る「水本オレンジガーデン」では、20 種類以上の柑橘を栽培され、季節に応じた収穫体験が可能です。

オーナーが特にこだわっているのが土づくり。信頼した畜産農家から仕入れるたい肥と土内に空気を送り込む装置を使うことで、土壌の微生物を元気にし、ふかふかの土に!安心して食べられるミカンを届けたいとの想いから、除草剤も不使用。しっかりとした甘さの柑橘類を消費者へ提供しています。

その他にも、自社栽培みかんの花の蜜のみで作られたハチミツなど、加工品の製造や近隣の小学校などを対象にした体験学習の受け入れも行っており、未来の担い手や顧客作りにも力を入れられています。

収穫体験以外にも、園内のスペースで BBQ の受け入れも行っており、契約農家から仕入れた熊本県産の和牛肉を、リーズナブルな価格で提供されています。週末は予約で埋まる事も多いため、収穫体験と併せて、事前にお問い合わせください。

水本オレンジガーデン
住所:〒861-5401 熊本県玉名市天水町小天1128
電話:0968-82-2126
定休日:営業時間:9:00~17:00
収穫体験(入園料):大人600円~、小学生以下500円~、3歳未満/400円~
※65歳以上、身障者(手帳提示)は上記料金より100円引き
※時期により、体験メニューの価格変更あり(要問合せ)
BBQ/ 3歳未満1,000円、小学生以下1,500円、大人セット(女性)2,000円、大人セット(男性)2,500円
※みかん収穫体験と同時利用の際は割引あり、要問合せ
HP:https://mizumotoorangegarden.com/

水本オレンジガーデン

熊本県玉名市天水町小天1128

https://mizumotoorangegarden.com/

古民家でいただくこだわりご飯。「森の味処 なかむら」(菊池市)

太古より豊富な農産物を擁する菊池川流域、地域ならではの新鮮な野菜やお米、農家の知恵やこだわりを活かし育った家畜や家禽を、それらの良さを最も知る地元の方々が調理し、提供する料理を食す事も楽しみの一つ。

熊本県菊池市内より国道387号を菊池渓谷、大観峰方面へと車を走らせ、途中竜門ダムへ向かう道すがら(看板あり)、樹々に囲まれた静謐な空間に佇む「森の味処 なかむら」。趣ある古民家を改装したレストランで、椎茸農家のオーナーが、四季折々の農産物、九州産の地鶏などを使った自慢の料理を提供されています。

一番人気とおすすめ頂いた、「ナメコだご汁定食」は、独特の歯ざわりと炭火の香り、濃い肉の味が口の中に広がる地鶏の炭火焼きを堪能、原木栽培の大ぶりナメコがたっぷり且つ後口が上品な味わいのだご汁、つやつやのご飯や豊富な小鉢と併せて、お腹いっぱいになる事間違いなし!

他にもあっさりした味わいの合鴨や、ご家族やグループでシェア出来る「なめこだご汁鍋(~6人前まで)」など、メニューも豊富。四季折々で変化する周辺の樹々を見ながら、地域の恵みを頂く贅沢な時間を過ごしてみては?

森の味処 なかむら
住所:〒861-1681 熊本県菊池市雪野1244
電話:0968-27-0841
定休日:毎週水
営業時間:11:00~15:00(LO:~14:30)
メニュー:
ナメコだご汁定食/1,980円、地鶏炭火焼き定食/1,980円、地鶏焼きセット/1,320円、合鴨ネギ焼き/1,320円、合鴨のたたき/1,320円、だご汁めしセット/1,210円、めしセット/770円、なめこだご汁鍋/550円(単品)・1,760円(小/3~4人前)・2,640円(大/5~6人前)、ほか単品、ドリンク、焼酎等あり
HP:https://www.higonavi.net/shop/shop.shtml?s=1750

森の味処 なかむら

熊本県菊池市雪野1244

https://www.higonavi.net/shop/shop.shtml?s=1750

栗の生産量西日本 1 位の山鹿市でいただく絶品モンブラン。「栗と空」(山鹿市)

様々な種類の農産物が全国有数の生産・出荷量を誇る熊本の中でも、栗の生産で堂々の西日本1位を誇る「山鹿和栗」は、量・質ともに全国から高い評価を得ています。近年では、栗を活用した様々なスイーツ、加工品の開発・製造に力を入れられており、地域内の多数の店舗が協賛し山鹿和栗の良さを消費者へ発信する「くまもと山鹿和栗スイーツフェア」も毎年開催されています。

どれも甲乙つけがたい各店、様々な和栗スイーツの中でも、最近注目を集めているのが、山鹿市菊鹿町の史跡「鞠智(きくち)城公園」内に店を構える「栗と空(くりとそら)」。敷地内の物産館を改装し、令和4年4月にオープンしたばかりの新しい店舗ながら、素材の味を活かしたモンブランソフトや、周辺地域のシンボルとされる奇岩「不動岩」をイメージした「不動のモンブラン」を目当てに訪れる人も多く、休日には行列も。他にも期間限定のドリンクメニューや、お土産に最適な上品な味わいの「栗あんパイ」もおすすめ。

公式インスタグラムには季節限定のメニューや営業時間の情報もしっかり発信されており、訪問前の事前チェックを推奨します。イートインも可能なモダンな店内からは、千年以上の悠久の時を重ねる史跡に思いを抱きつつ、絶品の栗スイーツを味わえます。

栗と空
住所:〒861-0425 熊本県山鹿市菊鹿町米原451-16
電話:0968-48-2200
定休日:毎週月曜(祝日の場合は翌日)
営業時間:11:00~16:00(イートインコーナー:~15:45 CLOSE)
メニュー:
モンブランソフト/600円、モンブランソフトプレミアム/740円、不動のモンブラン/1,200円(普通)・880円(ミニサイズ)、山鹿の緑茶ラテ/350円、ほかドリンクメニュー
HP:www.kuriandsora.com

栗と空

熊本県山鹿市菊鹿町米原451-16

https://www.kuriandsora.com

一棟貸しで地域を自由に満喫「簡易宿所「郷乃恵(さとのめぐみ)」」(大津町)

「農家レストラン 郷乃恵(さとのめぐみ)」の姉妹店として、2022 年にオープンした一棟貸しの宿泊施設「GOYADO(郷宿)」。

大正時代に建てられた「関門蔵(かんもんぐら)」をフルリノベーションしたこの施設は、代表の「古いものを全く新しくしてしまうのではなく、次の世代へつないでいけるよう、元の建物の良い部分を残しつつ、居心地のよい空間に変化させたい」との思いが詰まっています。

建て替え時には、なるべく元の建物の「古材」を使い、趣のある雰囲気を残しつつ、アメニティや寝具は使う人の事を考え、身体に優しいオーガニック素材のアイテムのみ使用。
宿にはキッチンや食器も準備されているため、農業や畜産業が盛んな菊池地域の旬の食材を周辺で購入・持ち込みして、自由に調理いただけます(別途有償・要予約)。

一棟貸簡易宿所「GOYADO(ごうやど)」
住所:〒869-1231 熊本県菊池郡大津町平川1045
電話:080-5800-5810
チェックイン 15:00~17:00 チェックアウト 10:00
料金:
大人 33,000円~(1名1室時)、16,500円~(2名ご宿泊時/1名あたり料金)、12,100円~ (3名ご宿泊時/1名あたり料金)
※シーズンごとにベース料金の変更あり、1棟辺り最大9名まで宿泊可、4名以上ご宿泊時の1名あたり料金はHPを参照
オプション料金:
BBQコンロ(炭付き)レンタル/3,300円、竹ハブラシ/200円、薪ストーブ/3,300円(冬場オプション)
設備・備品:オーガニック寝具・タオル、自然派シャンプー・ボディソープ、ドライヤー、無料Wi-Fi、電子レンジ
HP:https://goyado.jp/

一棟貸簡易宿所「里乃恵(さとのめぐみ)」

熊本県菊池郡大津町平川1045

https://goyado.jp/

直営農場だからこそ味わえる濃厚たまごの贅沢な味わい!「コッコファームたまご庵」(菊池市)

菊池市内から熊本空港方面へ向かう国道 325 号線沿いに店を構える「コッコファーム たまご庵」。「産みたての温かい卵を直接お客様へお渡ししたい」という創業者の思い を原点に、移動販売や小さな直売所からスタートし、現在の店舗へリニューアル。

看板商品の「コッコファームのたまごは、弾力のある卵白と濃厚な卵黄が魅力で、全長 13m のたまご専用の冷蔵ケースに箱詰めされた卵がずらりと並ぶ光景は壮観。メディアにも度々取り上げられており、良質の卵を求めて、県内外から沢山の方々が訪れます。

また専門スタッフが店内で調理を行う、手作りのたまご焼きやサンドイッチなどの惣菜類、卵をたっぷり使ったシフォンケーキや月替わりのシュークリーム等のスイーツも人気。他にも、県内外の様々な企業とコラボしたオリジナルの加工品の数々、地元生産者の方々が店頭に並べる季節の野菜や果物も豊富に揃い、旬の味覚と出会えるのも楽しみの一つです。

コッコファーム たまご庵 物産館
住所:〒861-1312 熊本県菊池市森北1077
電話:0968-24-0007
定休日:年始のみ(1月1日、2日)
営業時間:9:00~18:00
HP:https://www.cocco-farm.co.jp

コッコファーム たまご庵 物産館

熊本県菊池市森北1077

https://www.cocco-farm.co.jp

敷地内のレストランでは新鮮な卵や鶏肉を味わえる贅沢なメニューが多数味わえます。自社農場から直接届く新鮮な卵を贅沢に使用した、一番人気のデミソースオムライス、濃厚かつトロトロの卵×コリっとした歯ごたえと旨味を感じる鶏もも肉を使ったとろ~り半熟親子丼は、噛むほどに旨みが口の中に染み渡ります。他にも半熟たまご丼、かた焼きケチャップオムライスもおすすめです。

コッコファーム たまご庵 レストラン
住所:〒861-1312 熊本県菊池市森北1077
電話:0968-24-0007
定休日:年始のみ(1月1日、2日)
営業時間:11:00~14:30(OS 14:00)
     ※土日祝日は15:30まで(OS 15:00)
メニュー:
ふわとろデミソースオムライス/1,090円(並盛・セット)、とろ~り半熟親子丼/1,070円(並盛・セット)、 かた焼きケチャップオムライス/1,090円(並盛・セット)、 とろ~り半熟たまご丼/980円(並盛・セット)、 ドリンクバー/250円(単品)、200円(セット利用時)、その他デザート
※オムライス、丼は+100円で大盛り、▲100円で小サイズを選択可
HP:https://www.cocco-farm.co.jp

コッコファーム たまご庵 レストラン

熊本県菊池市森北1077

https://www.cocco-farm.co.jp

農家民宿で地元の方と触れ合う、泊まらないと出来ない体験を楽しむ。「農家民宿 つばき庵」(菊池市)

熊本県菊池市内より国道 387 号を菊池渓谷、大観峰へ車を走らせている途中に
見えてくる「旧重味小学校跡」手前の看板を目印に、山間の集落を道なりに降ると見えてくる一軒の趣ある民家。築 60 年程の古民家をベースに、一日2組限定の農家民宿として6年前にオープンした「つばき庵」。

昔ながらの伝統的な佇まいを残す家屋に入ると、まるで故郷に帰ってきたかの様な気持ちを味わえます。

「手作りにこだわりたい」との女将の思いから、菊池川流域の豊富な清水で育った美味しいお米や野菜を使い、昔ながらの発酵調理など手間ひまを掛けて提供される食事は、リピーターにも好評。

客室の窓から見える四季ごとに変化する周囲の里山の景観の美しさも魅力の1つ。
オプションで利用できる「畑お手伝い体験」では、のどかな風景の中で旬の野菜収穫体験が出来ます。普段は店頭で並んでいる姿しか見る事が無い野菜を、農具を使って掘ったり成り物を収穫したり・・・約 1 時間ほどの体験はあっという間に過ぎてしまいそう(収穫後のお野菜は持ち帰り可能)!

つばき庵
住所:〒861-1682 熊本県菊池市重味3503-1
電話:0968-41-8525
定休日:毎週火曜、年末年始(12/29~1/3)
メニュー:
宿泊(1名様・1泊2食付き)/8,500円~、素泊まり宿泊(1名様・1泊)/6,000円~
一棟貸し(1泊・最大8名まで)/40,000円※食事が必要な際は事前にご相談下さい
会議用お部屋貸し(1時間)/1,000円※冷暖房費1時間ごとに100円、キッチン使用時別途1,500円
オプション:農業体験(1名)/3,000円
HP:https://tsubakian-kumamoto.com/

農家民泊 つばき庵

熊本県菊池市重味3503-1

https://tsubakian-kumamoto.com/

おわりに

いかがでしたでしょうか?二千年を超える悠久の歴史が息づく熊本県北エリアですが、まだまだ紹介しきれていない鉄板のスポットや、本当は教えたくない穴場も数多くあり、それらを巡り体験する事で、もっと「くまもと」が好きになること間違いなし!

現在、熊本県内で、今回ご紹介したような農山漁村ツーリズムを楽しむと応募が可能なキャンペーン「#ふるさとくまもと スクラッチ&フォトキャンペーン」を実施中。総勢270名様に特産品などのプレゼントも!

普段の旅とはちょっと違う、『その土地ならでは』に触れる旅に出かけてみてはいかがですか。
 
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