温泉グルメ

小浜温泉に湧き出る高温の源泉で蒸した「蒸し釜」

長崎県雲仙市小浜町 小浜温泉

小浜温泉の海辺の小浜マリンパークにある足湯「ほっとふっと105」には「蒸し釜」があります。卵や野菜、魚介類な ど、好きな食材を持ち込み、セルフサービスで使用OK。食材を持って行かなくても、卵やサツマイモなどの材料を販売しています。湯けむりがもうもうと上 がっている「蒸し釜」の光景はいかにも温泉地。食材を竹かごに入れたら蒸し釜の蓋を開け、竹かごを中に入れて蓋を閉めます。それぞれの食材の蒸し時間は 蒸し釜の上に 書いてある表示を参考に。卵は8分~10分、サツマイモは小だと20分でOK。なんといっても小浜の源泉の温度は105℃と日本一。自然の力で蒸し 料理ができるとは、なんてエコなんでしょう。温泉の蒸気で蒸した食材は、ほのかな硫黄の香りがして、一味も二味も違います。旨みがぎゅうっと閉じ込められた 感じ。アツアツのゆで卵やサツマイモはたまらないおいしさ! 近ごろ人気を集めているおまんじゅうとちゃんぽんのコラボが楽しめる「小浜ちゃんぽんまん じゅう」もオススメです。

  • 足湯「ほっとふっと105(いちまるご)」

    日本一長いという流れる足湯。源泉の温度の105℃にちなんで長さは105m。湯棚、腰掛足湯、ウォーキング足湯にペット足湯と、いろいろあって楽しい。 小浜の源泉は高温なので、そのまま足湯に使うのは無理。そこで温度を冷やす目的で作られているのが湯棚。階段状に積み上げた石に源泉を流して、温度を徐々 に下げるんです。橘湾を眺めながら、ゆったり浸かりましょう。
    TEL:0957‐74-2672(小浜温泉観光協会)

  • 湯せんべい

    小浜には名物の湯せんぺい屋が全部で6軒あります。バスターミナル裏の進藤商店はその1軒。麦の穂をあしらったデザインは統一したものを使っていますが、 上方のイニシャルは各店によって異なります。卵と小麦粉と砂糖と温泉水というシンプルな材料だから、食べ飽きません。パリパリしておいしくて、 いくつも手が出てしまします。「消化がよく、乳幼児やお年寄りにおすすめです」と代表の進藤拓(ひらく)さん。小浜の地図が描かれた包装紙もレトロでいい感じです。

  • 温泉あんぱん

    小浜の海岸沿いにある「ケーキとパンの店 パック」の「温泉あんぱん」は、生地に温泉水を練り込み、モチモチした食感がやみつきになります。小浜の 温泉水はなめるとしょっぱい食塩泉。ほんのりした塩気と中のあんこの甘さが絶妙にマッチしています。あんこは黒あんと白あんがあって、どちらも北海道産の豆を使 用。ほかに小浜の温泉水使ったものに塩マカロンなどがあり、こちらもおススメです。

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