島原半島の西側、橘湾の海沿いにあり、街のあちこちで湯けむりがたなびく小浜(おばま)。小浜温泉の熱量は日本一! 町に約25カ所ある源泉の温度はなんと105℃もあってびっくり~! 海に面した堤防沿いにあるのが海上露天風呂の「波の湯 茜」。 番台が堤防の手前にあり、露天風呂は堤防の向こうにあります。
扉を開けると、目の前は海! 脱衣場を抜けて露天風呂に行くと、絶句! まさに海上露天風呂。海と一体となった露天です。 目の前にはテトラポッドがあり、波が当たって波しぶきが飛んでるじゃありませんか! こんなに海に近いところにある露天ってアリ? 海に近過ぎて荒天の日は入浴できないくらい。青い美しい海と、青い空。何もかも青い色の中でお湯に浸っていると、最高の気分~。 小浜温泉には「湯めぐり札」があります。温泉街指定の宿湯2軒、外湯2軒が利用できて1200円とお得(※有効期間1年)。 この札を使えば「波の湯 茜」は200円で入浴できます。
小浜の海沿いの湯けむり通りにある、ひときわ風格のある建物が旅館「春陽館」。70年前に建てられた木造3階建ての本館が、温泉街に風情をもたらしています。別館の屋上にある貸切露天風呂「天空の湯」は小浜の街並みと橘湾が見晴らせてステキ。別館2階には露天風呂付きの大浴場「茂吉の湯」、本館1階には大浴場「山頭火の湯」、本館2階には露天風呂付きの客室もあり、いろんなお風呂が楽しめます。四季折々の山の幸、海の幸を使った料理も評判。
TEL:0957-74-2261
周囲に高い温度の源泉がたくさんあるっていうのに、ここだけはなぜか冷泉が湧くという不思議な場所。小浜の地下はいったいどうなっているのかな? 小さな路地の奥にある、小さな広場に敷かれた石を伝っていくと、ひょうたん型の小さな水溜まりがあり、ぶくぶくと泡音を立てて冷泉が湧き出しています。泉温は25~27℃。炭酸ガスと硫化水素をたくさん含んだ含硫化水素炭酸泉で、サイダーに似てるってことで、昭和初期まで飲まれていたそうです。
TEL:0957-74-2672(小浜温泉観光協会)
小浜の歴史に触れるならココ! 「湯太夫(ゆだゆう)展示館」は本多湯太夫の築160年の屋敷跡を歴史遺産として保存しながら、その歴史と功績を紹介。1614年に三河から小浜に来たのが本多家初代親能(ちかよし)。三男親次(ちかつぐ)は島原藩主松平忠房公(ただふさこう)から温泉の取り締まりと管理の役を担う湯太夫の称号を与えられます。その後本多家は代々湯太夫を引き継ぎ、小浜温泉発展の礎を築いてきたということなのです。
TEL:0957-75-0858(小浜歴史資料館)
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